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ティータイム

 真昼の鐘と同時に定例会が終わり、ルテールの執務室へと戻れば、待っていたとばかりにルテールの側近たちが定例会の報告を聞くために各所から集まりだす。定例会は、各部署の役員と、官僚、皇族のみの限られた者たちだけで行われる厳重なものであり、連れて入れる護衛の数も限られているほどなので、側近は入ることはできないのだ。


 人付き合いをあまりしないルテールだが、能力のあるものを側近として引き抜くことは得意で、ルテールの元には変人奇人と呼ばれがちな、天才肌の者たちが集まっていた。常識も何もない彼らを、貴族の出身である文官が叱りながらも、定例会の報告会と次の定例会に向けた対策会が始まれば、キースは一度下がることとなる。


 あくまで近衛騎士であるキースの仕事は護衛であり、執務に口を出すのは側近の仕事と割り切っているのだ。執務室には他にも護衛騎士がいるので、この間に食事を軽く済ませてしまう。


「お疲れ様です、キースさん」


 新人である第一皇子付きの護衛騎士が、キースと代わるように執務室についている側近たちが休むための小部屋へと入ってくる。彼は若いがとても優秀であり、第一皇子付き護衛騎士のあまりの少なさに限界を感じたキースが直接スカウトした騎士団護衛騎士部隊所属の魔剣騎士である。


 このまま第一皇子付きの護衛騎士として経験を重ね、実戦を何度かすれば、確実に近衛騎士団へと移籍することができるだろうとキースは踏んでいた。近衛騎士と護衛騎士は同じようで、全く違う仕事をしている。大きな差で言えば、近衛騎士は皇族の居住区へ入ることが許され、護衛騎士は許されていない。今現在、ルテールとルイーゼが認めている近衛騎士はキースを含めて三人しかいなかった。普通は一人の皇族につき五人は近衛騎士がいるので、二人合わせて三人しかいないというのは異常である。


「今日は変わったことはあったか?」


「特には・・・ああ、そう言えばルイーゼ姫が体調を崩して自室に戻られたそうです」


 女性騎士が報告に来ました、と簡単にとても重大なことを話す彼、アスティンにキースは食後に飲んでいた茶を味わうこともせずにごくりと飲み干してしまった。それに気が付きもせず、アスティンは用意されていたサンドイッチのランチを一つ取って、キースの目の前に座った。


「・・・戻った、だと?」


「はい、顔色が真っ青になっていたから心配だと言ってましたよ。

 ケンダルさんが居住区まで護衛したそうです」


 三人しかいない双子付きの近衛騎士の一人であるケンダルの名に、少し安心するもののキースは嫌な予感がぬぐえずにいた。今朝のルイーゼはどこからどうみても健康そのものだった。長年近くにいるキースの判断が間違うことはほとんどない。となれば、他の理由で体調が悪くなったことは明らかである。


「あいつ、逃げたか」


「はい?

 すみません、聞こえなかったです」


 舌打ちをしそうな勢いでぼそりと呟いたキースに、アスティンが首をかしげるも、キースはにこりと笑みを浮かべてアスティンの頭をぽんぽんと二回撫でてから小部屋を後にした。


 ルイーゼが確実に体調が悪くなる理由は、この後にある第二妃のお茶会以外になかった。


 護衛騎士に声をかけてから、ルテールの執務室を出ると、足早に少し離れたところにあるルイーゼの執務室を訪れる。主がいなくても動くように組織されているルイーゼの執務室は、以外にも整然としている。


「ああ、キース」


「ケンダル、あのじゃじゃ・・・あの活発でいつもお元気なお姫様はどちらへ?」


 入ってすぐにこちらに気が付いたケンダルに詰めよるキースに、先輩近衛騎士であるケンダルは苦笑を浮かべながら、まあまあとキースを宥めるようにその肩に手を置いた。ケンダルは三人いる双子付きの近衛騎士の中でも一番歴が長く、双子やキースが幼いころから近衛騎士をしていたある意味、兄的な立ち位置の人物だ。


 歴史のある伯爵家の次男ということから、その後ろ盾もしっかりとしており、一時は双子の教育係を兼任していたこともある。厳しいところもあるのはあるが、基本的に双子に甘いケンダルに、ルイーゼの我儘を止めることは無理である。


「姫様はしっかりと部屋に送り届けたから安心しなさい。

 お茶会が始まる少し前にまた迎えに行く」


「だが、部屋に籠られたらどうする?

 執務室にも休憩室はあるでしょう。

 頼みますから、お茶会の日はこちら側に引き止めてください」


「お前は心配しすぎだ。

 流石に今日は姫様もわかっているよ、陛下がいらっしゃるなら、姫様は参加なさる。

 それまでは心を休ませて差し上げればいい」


 全くの正論である。正論ではあるが、あまり納得はできなかった。陛下というのはあまりルイーゼにとって大事な要素ではないことを知っているキースとしては、その正論は安心感を得ることは出来ない。だが、ケンダルのルイーゼに対する理解もかなりのものだとはわかっているため、ケンダルがそう判断したのなら参加する可能性は高い。


「・・・たのみます」


「ああ、お前はしっかりとルテール様の護衛に集中してくれ」


「はい」


 少しばかり冷静になった頭でルテールの執務室に戻ると、お茶会への準備が始まっていた。これが側近たちのいない自室であれば、ルテールは準備に何時間もかける。ルイーゼとともに遊びながら準備をするからだ。だが今日は側近たちがいる執務室での準備であり、キースが声をかける間もなくさっさと済んでしまう。


 優秀な従者がぴっしりと整えたルテールは、浮世じみた美しさを醸し出し、女性を一気に虜にしてしまうような妖しさがそこはかとなく漂う。それを眺め、いい仕事をするものだとキースがしみじみ感じていると、すぐに部屋を出る時間となった。


「キース、ルーはどうしたか知ってる?」


 ルイーゼの執務室へと向かったことはお見通しであるルテールが、何となしを装いつつも問いかけてくる。体調を崩して戻ったことは知っているだろうから、ルテールが知りたいのはお茶会に来るかどうかということだ。


「ケンダルがお迎えにあがると言っておりました」


「そ、ならルイーゼは来るだろう。

 今日は面倒臭い公爵家の子女とやらも来ないし、皇族だけの茶会だから」


 キースがケンダルの言うことに信頼を置いているように、ルテールもケンダルにはかなりの信を預けている。基本的に根拠がない事を信じないルテールが、誰かがそう言うなら、とその話を信じるのは珍しいことだ。


「楽しみだねぇ、お茶会」


 くすくすっと上機嫌に笑うルテールの表情から、はらりと第一皇子としてのものが落ちたのを見つけて、キースは思わず足を止めそうになる。この顔は良く知っていた。楽しそうに無垢をかぶった笑みを浮かべるときは、何かを企んでいるときの顔であった。


 陛下がいるところで何かを仕掛けるわけはないと思い込んでいたキースの胃が、きりきりと痛みだした。この皇子は、時にとんでもないことを仕出かすことはもう経験済みだ。それを止める役を無理やり押し付けられているのも、よくわかってはいるが、止められたことは一度もなかった。


「何をするつもりですか?」


 絶対に口を割らないことはわかっていながらも、一応は聞いてみたキースに、ルテールは振り返るとふわりと天使のような微笑みを浮かべた。


「なにもしないよ」


「・・・あなたがそういう時は碌なことが起こらない」


 何もしないわけはない、あんな上機嫌な笑みを浮かべているのだから、もう種は仕込み済みとみて間違えないだろう。これにルイーゼが関わっているのかどうかは微妙なところではある。今朝の時点で、ルイーゼはあまりこの茶会を意識していなかったからだ。


 考え込みだしたキースに、ルテールは再び軽やかな笑みをこぼすと、居住区の手前にあるティーサロンのベルを鳴らした。





 王宮にはいくつかのティーサロンがあるが、その中でも皇族御用達の‘光溢れる部屋’はとても豪奢なつくりとなっている。温室になっており、どの時期に来ても美しい花々が咲き誇り、香りを温室一杯にわきたたせている。


「いらっしゃいませ、ルテール殿下」


「お久しぶりです、ディオンヌ妃」


 主催であるディオンヌにまず挨拶をするルーテルに、ディオンヌはさっと目を通して頷いた。この国に一番多いだろう明るい茶髪をふんわりと巻き、強気に見えがちなつり目の持ち主である彼女は、レイナード公爵家と並ぶ権力を持つ、ホールデン公爵家の出自である。


 第二皇子エデンの母親であり、エデンの他にも一人の皇子と二人の皇女を産んでいる、女性皇族を取りまとめ、社交界で一大勢力を持っている敏腕の社交家でもある。


「少々遅かったな、ルテール」


 他の皇子皇女たちから挨拶を受け、それを返して席につこうとしたルーテルを、すでに着席して紅茶を飲みだしていた陛下が呼び止めた。ルテールは微かに頬を動かした後、張り付けていた弟妹調略用の笑みを消した。


「どなたかのせいで計画が全て練り直しになったものですから、少々時間がかかったのです」


 今朝の定例会で、ルテールが半年かけて進めていた事業を、ホールデン公を後見に持っている官僚たちに因縁をつけられてやり直しとなったことを告げれば、陛下は微かに苦笑を浮かべて頷いた。


「もう少し歩み寄って事を進めてはくれぬか」


「・・・誰の口からそのようなことが出るのだか。

 一番歩み寄りが必要だったのはどなただったか忘れたわけではないでしょう」


 そっけなくルテールが返せば、ひんやりとした空気がサロンを覆いつくしていく。


 陛下とルテールは壊滅的と言っていいほどに仲が悪かった。キースが助け船を出した方がいいかを計っていると、サロンのベルが鳴り、扉が開かれた。


「あら・・・私が最後だったのね。

 お招きいただきありがとうございます、ディオンヌ様」


 淡い水色のドレスに身を包み、さらりとした白金の髪を揺らしながら優雅に入ってきたのは、体調不良で自室に戻っていたというルイーゼだった。その後ろにいるケンダルが、ほらね、という様にキースに笑いかけていた。


「ルイーゼ姫、いらっしゃいませ」


「今日は皆さまおそろいなのですね。

 テール、何をしてらっしゃるの?

 そちらに座りましょう、立っていては疲れてしまうわよ」


 まるでその場を見ていたかのようなタイミングで入り込み、立ったままだったルテールの腕を取って、開いていたソファに二人が座れば空気が元に戻る。


 緊張していた皇子皇女たちや、第三妃、第四妃がほっとしたような表情を見せて、お茶会が始まった。


 皇族しかいないこの茶会は、家族団欒のような場であり、無礼講のような状態となる。いつもは忙しい父に、小さな皇子皇女たちが一生懸命話し続け、それを妃や兄姉たちが見守る。たまに陛下から話を振られ、年上の皇子皇女たちが嬉々として答えて、という繰り返しだ。


 そんな団欒が繰り広げられている片隅で、ルテールとルイーゼは二人だけのお茶会をする。双子は家族団欒の方に口を挟むことはしないので、陛下が話しかけない限りはわざわざ会話に参加することをしないのだ。


「ルー、このお菓子、今城下町で人気だって言ってたやつだ」


「霜月堂のケーキは美味しいから、こうして新作が出ると嬉しいわ。

 あ、このクッキーはテールの好みよ、ほら」


 あーん、と食べさせあっている双子は、はたから見れば恋人にしか見えない。それか違う動きをしている鏡か、どちらかだ。二人とも同じ髪色と、瞳の色をしており、顔立ちも少し異国風の中性的なものだ。この国は女性も男性もはっきりとした顔立ちが多いので、彼らは少し浮いて見える。


「・・・キース、キースも食べる?」


「護衛中です」


 二人だけのやり取りに飽きたらしいルイーゼが、ルテールの好みだというクッキーを、キースに向かって差し出して来た。これが普通のお茶会であり、キースも公爵令息として参加していれば問題のない行為であるが、皇族の茶会で護衛中のキースにそれをするのは御法度というものである。


「わかってるわ。

 聞いてみたかったの」


 わかってながら聞いてみたルイーゼは、悲しそうに目を伏せてみせる。キースとて、食べたいのはやまやまだ。ルテールの好みとキースの好みは似ているので、ルテールが好きな味ということは、キースが気に入る可能性も高い。けれど、近衛騎士として職務中に主に惑わされてはいけない。


「・・・後で買ってきますから、一緒に食べましょう」


 どこのメーカーの菓子を出したのかぐらい、侍女に聞けばすぐにわかるだろう。城下町でそれを買い付け、双子の部屋で一緒に食べればいいと提案すれば、わかりやすくルイーゼの顔がぱぁっと煌めいた。


「ありがとう、キース」


 微かに頬を紅潮させ、見上げてくるルイーゼに、キースは一瞬気が遠くなるのを感じた。このお姫様は、たまにこうしてとてつもなく強力な攻撃をキースに仕掛けてくるのだ。うるうるとした上目遣いに、紅潮した頬、嬉しそうな笑みを浮かべ、大好きと男に言う意味を分かっているのか、と問い詰めたくなる。


「ルイーゼ、なにを言ってるの。

 君が今見るべきなのは僕で、キースじゃないだろ。

 ったく、キースは職務中なの、わかってる?」


「わかってる」


「わかってるさ」


 ぷにっと人差し指をルイーゼの頬に埋め、つつきながら聞いてくるルテールに、思わずルイーゼとキースが同時に返事すれば、ルテールはつまらなさそうな顔を浮かべて微かに唇を尖らせた。


「わかってないだろ、絶対。

 ・・・僕は最後まで反対する、絶対」


「何を反対するの、テール?」


「ルーが自覚しない限りは反対しないから大丈夫だよ。

 紅茶が無くなっただろ、新しいの頼もう・・・か・・・」


 不意にルイーゼを軽く抱き寄せていたルテールの声が小さくなり、その姿がふぅっと陽炎のように揺らぐ。ルイーゼが瞬きをして、あ、と声を上げた途端に、ルテールの姿は消え、小さな仔猫がそこに座っていた。


「ふみゃぁん」


「何だ、それは・・・ルテールは何をしている?

 毒かなにかか!?」


 ばっちりと現場を見ていた陛下が声を上げれば、他の皇族たちも気が付き、小さな仔猫へと視線が集まった。真っ白な毛並みと紫水晶の瞳を持つ仔猫は、呑気に毛づくろいをしている。


「思ったより早く戻っちゃったわね、ティジー。

 おいで」


 驚きの欠片も見せないルイーゼが、仔猫に話しかければ、その膝にぴょこんと仔猫が乗っかった。


「・・・ルイーゼ姫、それは何が起こったのですか?」


「新作の魔術の一種です。

 この子はルテールの魔力で作られた、仔猫で仕込まれた魔術陣を発動することによって、貯蓄された魔力が一定のラインを切るまで、ルテールの姿を保つことができる。

 意識を紐づけすることができるから、ルテールのように振る舞うことができるのです」


 つまり、本体のルテールはどこか他の場所にいるということに他ならない。皇族の茶会という場で、このような真似をするのは、他の皇族を舐めてかかっていると取られる可能性が高い中、ルイーゼはおっとりとした笑みを浮かべて仔猫を撫でている。


「姫、それで殿下はどちらに?」


 敬語の心配をしたケンダルが問うと、ルイーゼは微かに首をかしげて、すっと宙に手を伸ばした。すると開かれた天窓から一羽の青い小鳥が舞い込み、その手にちょこんと止まった。


『ルー、こっちのルイーゼ分身が消えたんだけど、そっちも消えた?』


 小鳥が囀るのは、ルテールの声である。


「消えたわ、三日と半日ちょっとは持つのね。

 そちらはどうかしら?」


『用意は済んでる、後はルー待ちだ。

 転移の用意が出来てるなら、奴らがルーが消えたことに気が付かないうちに叩くぞ』


「今すぐにでも。

 私は南で間違えないわね?」


『ああ、もうすでにジンたちが待機している。

 着いたらすぐにぶちまけてくれれば、こっちもすぐ動く手筈になってる。

 ・・・くれぐれも、殺さないように』


「りょーかい。

 じゃあ、またあとで」


 物騒な言葉が並ぶ中、小鳥が掻き消えれば、上機嫌に笑うルイーゼがさぁっと指を動かして魔法陣を描き出す。


「何をするつもりだ、ルイーゼ!?

 どこへ行く!!」


 陛下が問いかけても、ルイーゼは楽しそうに笑うだけで答えることはなく、誰かが止める間もなく魔法陣は完成してしまう。


「姫、どこかへ行くならキースも連れて行ってください!」


 ケンダルがキースを差し出すようにその背を押せば、ルイーゼはくすくすと笑うと首を振ってにぃっとルテールにそっくりの笑みを浮かべた。


「危ないからダメ!」


「危っ・・・なら尚更だ!」


 無理やり魔法陣を強制停止させようとキースも魔術を展開し始めるが、ルイーゼに敵うはずはなく。


「後でね、キース」


 ぱちっとウインクをして光と共に消えていくルイーゼに、キースは頬をひきつらせた。


「っの、近衛の意味を理解しろ、ルー、テール!!」


 くそ、と床を蹴りつけて、キースは踵を返し、扉へと向かっていく。最早皇族のお茶会のことなどキースの頭の中にはなかった。


「おい、キース、どこかわかってるのか?」


「知らん!

 けど、あいつらの思考は単純だ、簡単に見つかる!」


「どうするつもりだ?」


「上空から派手に事が起こっているところを探す!

 あの暴走馬鹿たちが、隠密にことを起こす可能性は零だ!」


 勝手に事件を起こす天才たちに、酷い頭痛を感じながら、キースは使役魔獣を呼び出して上空へと舞い上がった。






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