箱庭、少女の涙
詩:箱庭
箱の中のぼく
なんで箱の中にいるんだろう?
箱の外には自由があるのに
箱の中のぼく
なんで箱から出られないんだろう?
箱の外には鍵があるのに
箱の中のぼく
なんで箱から逃れられないんだろう?
箱の上には空があるのに
箱の中のぼく
年輪のような箱の中にいるぼく
どうせ箱から出ても大きな箱の中
じゃあ、箱の中を探索したい
箱庭に咲く野草を眺めたい
ほら、あそこにあるよ
たんぽぽの綿毛だ
雪のような綿毛だ
子どもみたいに息を吹きかけようよ
フ~~~ってね
そしたら気球のように飛んでくよ
箱庭の空をね
そしたら箱庭の中も楽しくない?
ぼくはそう思いたい
箱庭を満喫したい
箱庭でキャンプしたい
詩:少女の涙
森林の中にいると心が落ち着く
ヒュッ
風が味方をしてくれるから
でも、君が泣くと心がざわつく
ボーーッ
風も暴れ出すから
何で今日は泣いているの?
森林の空気は、透き通っているのに
ぼくが悲しい思いをさせたから?
樹々の葉っぱは、なびいているのに
悲しい思いをさせてごめんね
余計な思いをさせてごめんね
やはり、ぼくの心は未熟だから
ほら、樹々の間から日が差してきた
君は、ぼくを木洩れ日のようだと言ったね
ぼくは木洩れ日になれているのだろうか?
君の涙が落ちる度にそう思うよ
森林で泣く君を見るとね
でも、木洩れ日になれたらいいなと思ってるよ
君の涙が上がる度にそう思うよ
森林で笑う君を見るとね




