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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

妄想

作者の思いつき、妄想です。

「ねぇ…花ちゃん。私のこと好き…?」


突然の質問に私は戸惑う彼女の言う好きとは友達としてのことなのかそれとも…


「あゆ、それってどういうこと?」


「私のことが好きなのかどうか聞いてるの…」


顔を赤くしながら上目遣いでこちらを見てくる。

そんな仕草にドキッとしながら返事をする


「そっ、そりゃ好きだよ」


「…友達として?」


えっ?と声を漏らし、あゆを見ているとぐいっと顔を寄せてきた。


「あっ、あゆ? 顔近いよ…///」


恥ずかしくなった私は顔を逸らす、しかし逃がさないと言わんばかりに両手で正面に向かせられる


「花ちゃんのこと…私は…その…一人の女性として好き…です…。だっだから、私の恋人になって欲しいの!」


………えっ


「こい…びと?」


突然過ぎて頭が回らない、恋人と言う言葉が脳を駆け巡る。

前々から妙に手を繋いできたり、甘えてきたり、スキンシップが増えてきたと思ったら…そっか あゆ 私の事す、好きだったのか


「やっぱり私じゃ…ダメ…だよね。ごめん私帰るね…」


私から手を離し、スっと立ち上がる あゆ そのままカバンを持ち上げ部屋を出ようとする


「まっ待ってあゆ!」


咄嗟に あゆ の腕を掴み引き止める


「わ、私も…あゆの事好き!友達としてじゃなくて一人の女の子として 」


「それなら…キ、キスして欲しい…恋人になる証として」


あゆは更に顔を赤くして求めてくる

そんな表情に私もドキドキしながらあゆに近づく


「キス…するよ…」


「うん…来て花ちゃん…」


あゆの肩にそっと手を置き距離を少しずつ縮めていく。近づく度心臓の鼓動が高まる あゆ にも聞こえてしまいそうなくらいドキドキが止まらない


そして唇に触れる。


軽くほんの数秒間のキスだが、永遠にも感じられるくらい幸福感と激しい鼓動で気持ちが昂る。


「っん、ちゅ…しちゃったね…キス」


「うん…凄くドキドキした…ねぇ花ちゃんもう1回…して欲しい…」


「しょうがないなぁ…目、瞑って」


その後も何度も何度もおねだりされその度してしまう。

気がつけば数十分が経っていた。


「ねぇ、あゆ?あの…今日このまま泊まっていかない?明日は学校休みだし…その…親帰り遅いし…」


あゆが目を見開く。

私の誘いにコクコクと頷き抱き締め耳に囁く。


「…いっぱい…続きシようね♡」

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