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この連載作品は未完結のまま約4ヶ月以上の間、更新されていません。

みどりの道しるべ

作者:葛城ログ
高校三年生の春川蒼真は、毎月一度、一人で山に登る。
喧騒から離れ、静かな自然の中に身を置くその時間が、彼にとっては“自分に還るための場所”だった。

ある五月の連休、いつものように登った山で、一人の少女と出会う。
百瀬香菜。高校二年生。明るく可愛らしい容姿の裏で、周囲との微妙な距離感に悩みを抱えていた。
偶然の出会いは、やがて小さな再会へとつながり、ふたりの心の距離は少しずつ縮まっていく。

しかし、蒼真には迫る卒業と進路の選択、香菜には自分の居場所と向き合う日々が待っていた。
気持ちは通じているはずなのに、素直に言葉にできない。
何度もすれ違い、迷い、それでもまた、ふたりは山へ向かう。

同じ道を歩いてきたからこそ、見える風景がある。
心の中の“みどりの道しるべ”をたどりながら、ふたりはそれぞれの未来に向けて、ゆっくりと足を進めていく。

これは、風の音と木々の揺れる音が導いた、小さな恋と、少しだけ早く始まった大人への物語。
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