第十八話 魔女の負の遺産への対策 ①
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私達は、いまとてつもなく、戸惑っています。
何でこんなことに、なっているのだろう? と┄┄
私はそんな事を大混乱の中で、考えて現実逃避するべく、どうしてこうなったかを思い出すことにした
◈ 回想 ◈
それは、遡ること数日前
ミズナを悪意ある魔女によって、解放したことから、この後の私の日常という歯車は崩れるだろうことは、わかりきっている
この私の不可思議で不思議な力が、私を┄┄┄┄いいえ。私という存在が、どういう存在かを見極めなければなりませんから。
私自身も、この先のことをとても不安を感じており、私はいったい何者なのだろう?
などとそんな不安を抱えて無意識のうちに私は拳を強く握り締めており、誰かが私の手を包み込むように、そっと握り締めてくれる
私は、ハッとなり、その手を包み込む手を見つめてから、顔を上げるとその人物は大丈夫? と言いたげに首を傾げてから
「顔色が悪い。この後のことは私達でやっておくから、今日はもう帰ったほうがいい」
「大丈夫。君の大事なものは俺が、守るから安心してくれたら、俺が嬉しい」
などと言われ、どういう反応をすればいいのか、私は困りながらも、何処か嬉しく思っていることに、自分自身に驚き
そして同時に、心の中がポカポカとドキドキがすることに気付く
それが、恋を予感させる前兆だと、このときの私は知る由もなかった
そして、あれから数週間が過ぎた
あくる日のこと
それは前ぶりもなく突然に訪れた
「あー、ここにファイディ嬢はいらっしゃるだろうか?」
「で、殿下! そんないきなり、ここに押し掛けても迷惑でしょうが‼」
「そうですよ! まったく。だから俺が連れて来ると」
「「いや、いまのお前は信用ならんし、絶対に口説き文句だけ言い残して連れて来なさそう、だから却下だ⁉」」
そうゼクシュバル殿下とカリエナは、同時にいいながら軽く溜め息を吐きそうになるのを飲み込む
すると、殿下達の日常会話を聞いてその傍らの彼等は呆気に取られて
つい先日のことが頭に過るが、明らかに殿下で遊んでいることがわかる
隣国の騎士見習いで、殿下の友人関係まで発展できる人物達に、自分達もそうなれたらいい。
と側近候補達は、常日頃から思ってしまう
あの二人は側近候補達の憧れであり、自分達の目指すべき目標である
さて、それはさておくとして、このままでは埒があかないため、自分達にしか出来ない仕事をしようと
側近候補達は顔を見合わせて、殿下に進言することにした
「殿下方。いまはそのような言い合いは控えるべきかと」
「滅茶苦茶に注目を浴びているので、皆様方はびっくりされて呆然としていらっしゃっております」
「ですから、お早めに用件と呼び出しをされることを進言させて頂きます」
三人の側近達は、一糸乱れずの早口で殿下達に進言という名の苦言を言っていたことに、三人は気付いていなかった。
そう言われた殿下とカリエナは、互いを見つめてから、明らかに苦笑いへとシフトチェンジできるくらいには
多少のダメージは食らっていた
「┄┄ゴホン! そ、そうだな。私達はそのために来たんだから」
「そ、そうっすね? は、早く用件すましちまいましょう‼ 気まずいんで」
「なら最初から、じゃれあわないで下さい」
このとき、二人はお前には言われたくないと心の中で罵倒して、二人の心は一つになっていた
そして最初の冒頭へと繋がる
◈ 回想 終了 ◈
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