第九話 当事者より周りが大騒ぎ! ってなんで!?
今回は、少し短めにしてみました。
あまりにも短いと、思うかもしれませんけど、大体こんな感じでした。
では、また! しゅばっ!
そんな会話を私達が、渡り廊下でしていると
「┄なぁおい! アレ見ろよ」
「ん? どうした?」
「!! もしかして?」
「ああ、きっとな!」
「え、なになに? どうかした?」
「なぁ、アレって┄┄」
「うわぁお! なにあの可愛い娘ちゃん⁉」
「うわっ! 気持ち悪‼ その言い方やめろ!!」
「ヘエ? あんな娘が?」
等などが、これみよがしに、しかも私に聞こえるように喋っている。
「うわ! なにアレ? 面倒くさすぎるんだけど!?」
と正直な感想を述べたら、私の隣にいた友人のミズナが目茶苦茶に笑い転げていました。
「アハハハハ! う、うん、アハハは! やっ、やっぱり┄┄」
「ゲホッ! あはは、私┄あんたといて良かったわ!」
「うん。最高に‼ あんたは面白い!」と彼女に笑いながら言われ
ただ一言。私はなんで? だった┄
◈☆◈☆◆★
私達は、ううん。私がミズナに此処にいつまでも、いるわけにはいかないんじゃない? 面倒だけど、ここ渡り廊下だし┄┄?
早く教室に入ったほうが、いいのではないだろうか⁉
もうすぐ予鈴が、鳴るのではないだろうか!
そう私が言えば、納得されてから、逆に私に質問を投げ掛けられてしまいました。
「ん~? じゃ質問ね? あの魔窟には、どうやっていく?」
「┄┄┄ぇ┄┄?」
「うん? だから、どうやっていくかって聞いてるんだけど?」
「┄どう、やって? いく?」
私は教室前の入り口付近に群がっている群生に、自ら突っ込むことに、今更ながらに気づいた。
「┄┄┄┄┄うん┄┄┄┄ムリ!」
「諦めんのはやっ!?」
いやだって、無茶苦茶に好奇な眼差しだし、あそこに自ら突っ込む気ないんだけど?
「┄┄はあ~~~面倒!」
「まあ。そう言わない! これも、君がいた友人が原因なんだし? ね?」
だから私に諦めろと、彼女は私に笑顔でいう。
私に平穏無事という言葉の意味を考えてしまう、今日この頃┄┄
なんで当事者よりも、周りの人たちが大騒ぎするの? 面倒で迷惑だ!
ああ、でもあの人がこれだけ人気だからだろうけどさ!
私に興味を持つこと自体に、私自身が不思議すぎて疑問を浮かべるよ。
いや別にいいけどね? 友人になれたって、私が思ってるだけだけども?