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異世界に《俺は転生》《姪は転移》した。  作者: ブルーアワー
第一章 新たな旅立ち 第三幕 思いがけない出会いセタ王国第二王女 《ヒナ》
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第二話 初デート

お待たせしました。

次の話も、出来るだけ急ぎます。

現在のステータスの日付を直しました。

あと、評価者数:5人に少し前になってました。評価して頂き、有難う御座います!

少しアクセサリー工房の会話を変えました。

 ヒナと出会った日からもう一週間が経ち、今日はヒナとまた会う約束の日。


 あれから街にいる日は、訓練場でロアとルリンの訓練に付き合い。森に出かける日は、魔物や動物を狩ってお金を稼いでいた。もうロアの誕生日まで一ヶ月を切ったのに、二人を迎えに行くためのお金がまだ足りていないからだ。


 今、時計の魔法で時間を確認した。

 すると九時になる少し前の時間だったので、ギルド本部の外に出た。そして入り口付近で、ヒナを待ち始めた。

 数分も経たずに、出会った時と同じように外套のフードを目深くかぶってヒナが歩いて来た。


「おはよう、ヒナ」

「お、お早う御座います。ユニサス様」

「じゃあ、ギルドの中で今日の予定を皆で決めようか?」

「え!?…はい」


 ヒナと共に、ロアとルリンがいるテーブルに行き、ロアとルリンに声をかけた。


「お待たせ」

「…うん」

「ふん!ボクは、待ってないよ!」

「…お、お待たせしました」

「じゃあ、今日はどこに行こうか?…皆は、行きたい所はある?」

「…ユニサスと一緒なら。…どこでもいい」

「ボクはロア姉と一緒で、お前がいない所がいい!」

「…ワ、ワタクシは」


 話していると、背後からフレアさんが話に入ってきた。


「ロアとルリンには悪いけど、今日は今までの訓練の成果を試験すると決めたんだよ!」

「「「え!?」」」

「フレアさん、明日とかじゃダメなんですか?」

「出来るだけ早い方がいいんだよ、訓練内容の見直しになるからねぇ!」

「…分かりました。少し残念だけど、今後のためなら仕方ないね。ロアとルリンは、また今度一緒に行こうね」


 ロアは、フレアさんを少し見つめてから。


「……うん。…必ずね」

「ふん!」


 ロアとルリンも、いちようは納得してくれたようだ。


「ごめん、ヒナ。そんなわけで、俺と二人っきりになっちゃうけど大丈夫?」

「は、はい!大丈夫です♪」

「よかった。じゃあ、ヒナはどこか行きたい所はある?」

「…はい。…ユニサス様が宜しければ、湖を二人で観たいです」

「湖って、城の後ろにあるあの大きな湖?」

「は、はい!そうです」

「俺はいいけど、ヒナはこの街で生まれ育ったんだよね。湖でいいの?」

「はい。ユニサス様に助けていただいた時から、ユニサス様と一緒に見たかったのです」

「分かったよ。じゃ、行こうか」

「はい♪」

「じゃあ、ロアもルリンも頑張ってね。今度は、三人で出かけようね」

「…うん♪」

「ふん!お前となんか、出かけたくないよ!」

「フレアさん、行って来ますね」

「ああ!…楽しんで来るんだよ!」


 フレアさんが、最後にヒナの方を向いていた。


「はい!フレアさん、有難う御座います!」


 ヒナがフレアさんに感謝していた。


 (なんだ?なんでヒナが、お礼を言ったんだ?何かあったか?)


 ちょっと不思議だったが、ギルド本部を出てヒナと湖の畔に向かった。


「そういえば俺、家族以外の女の子と二人っきりで出かけるの初めてだな」

「そ、そうなんですか!?…ワタクシは、同年代の男性の方はユニサス様が初めてです♪」

「じゃあ、お互い初デートだね」

「は、初デート!?……はい♪」


 そんな他愛もない話をしている間に、湖の畔に着いた。


「着いたけど、この後はどうするんだ?」

「ユニサス様と一緒に、観たい光景があるのです。その光景は、太陽が湖の真上の辺りになくては見られないのです。なので少しの時間、この水鏡の湖・レベータについて話をさせて下さい」

「この湖、水鏡の湖・レベータって呼ばれてるのか。初めて知ったよ。じゃあヒナの話、聞かせてもらおうかな」

「はい。この湖は、セタ王国建国前から存在するそうです。そして《七大勇者》が、召喚者・サナによって召喚された場所でもあります」

「…そうだったんだ」


 この湖が、勇者が召喚された場所だったそうだ。


 (ここが、スタート地点か。ここに七人の日本人が召喚されて、この世界で生き抜いたのか)


 それから、少しの時間。ヒナの話を聞いていたら、急に湖が光り輝き始めた。

 そして湖に映った太陽と空にある太陽を繋ぐように、光の柱が生まれた。

 するとヒナが話を止めて、この光景に言葉を失った俺を見た。


「…」

「…森で助けて下さったユニサス様は、ワタクシにとってまさに勇者様でした。なのでこの光景を、ユニサス様と観たかったのです」

「そうだったのか、ありがとうヒナ。こんな神秘的な光景がヒナと観れて、俺もとても嬉しいよ!」

「!?…ワタクシもそう言って貰えて、とても嬉しいです♪…あと、昔の言い伝えらしいのですが。この光の柱の中に入ると、空に向かって体が浮き上がったそうです」

「そうなんだ」


 ヒナの話を聞き、上を見上げると。


 (…あれ?光の柱の上の方に、オーロラのような虹のような変な色の所が見えるな。あれはいったい何だろう?)


 ちょっと神秘的な光景を目にして、ヒナに聞いてみた。


「ヒナ、上の方に見えるのって何かな?」

「え!?…どこですか?」


 なんと、ヒナには見えていないようだった。


 (え!?もしかして、俺にしか見えてない!?)


 なので、無理やり誤魔化す事にした。


「…あ、ごめん。俺の見間違いだったみたい」

「そ、そうですか」


 その後、光の柱が見えなくなるまでヒナと二人で観ていた。


「本当に、この時間だけしか見えないんだね」

「はい。ワタクシはこの光景が好きで、毎日お昼には湖を観てるんです♪」

「そうなんだ。ヒナにはいいもの見せてもらったから、お昼ご飯は俺の好きな店を紹介するよ」

「それは、楽しみです♪」


 ヒナにも知ってもらいたくて、いつもの焼きおにぎり店に行く事にした。


「店主、いつものお願いします!」

「はいよ!」


 そして、醤油と味噌の焼きおにぎりが運ばれてきた。


「おまちどう!」

「さぁヒナ、食べてみて!」

「頂きます。……美味しいです!」


 ヒナは焼きおにぎりを、箸で一口サイズに切り分けてから食べて美味しいと言ってからは、一定のペースで食べ始めた。


 (ヒナって、お姫様みたいな食べ方するなぁ。…名前のせいで、色々気にしてるのかもな。食べ方には、触れないでおくか)


 ヒナは名前を気にして、外套のフードを目深くかぶったり色々あるのだろう。


「ヒナにも気に入ってもらえて、俺も嬉しいよ!」


 その後食事を終えた俺達は、次にどこに行くかを話し合っていた。


「この後、どうしようか。ヒナは、どこか行きたい所ある?」

「…ワタクシは、特にありません。ユニサス様は、どうですか?」

「…あ、そうだ!ヒナ、アクセサリー工房とか知らないかな?」

「アクセサリー工房ですか。それなら、いつもワタクシがお世話になっている工房に案内します」

「ありがとう」


 そして、ヒナの案内でアクセサリー工房に着いた。


「ユニサス様、ここです」

「ありがとうヒナ。…お邪魔します」


 アクセサリー工房に入ると、エルフの女性が出て来た。


「なんの用ですか?」

「すみません。アクセサリーを作っているところを、少し見学させてほしいんです。…いいでしょうか?」

「…そちらの方は?」

「ここを紹介してくれた、ヒナです」

「!?…そうですか、分かりました。好きに見ていって下さい」

「ありがとうございます!」


 それからアクセサリーを作っているところや、出来上がっている品を見て一時間程経ち帰る事にした。


「今日は、見学させて頂いてありがとうございました。いい勉強になりました」

「もういいのですか?」

「はい。…でも再来週、また来ていいですか?」

「…ええ、いいですよ」

「ありがとうございます」


 店主と約束をして、アクセサリー工房を出た。もう午後三時頃なので、ギルド本部に向かった。


「ヒナ、ちょっといい?…ロアとルリンに、今日一緒に出かけられなかったから服を買って帰ろうと思うんだけど。どうかな?」

「ユニサス様は優しいですね、…いいと思います」

「じゃあ、ヒナも選ぶの手伝ってね」

「…はい」


 冒険者ギルドに行く前に、服と防具屋に寄り道をする事にした。


「ロアとルリンは、動きやすい服が似合うと思うんだけど。ヒナは、どう思う?」

「まだ、ロアさんとルリンさんの事は知りませんが。ワタクシも、ユニサス様と同じ考えです」

「やっぱり、そうだよね!」


 なのでロアとルリンの事を知っている店員に、二人の体型に合った服を選んでもらい、その中から俺とヒナで決めた。


「じゃあ、ヒナは外で待ってて」

「はい」


 ヒナが店を出るのを見届けてから。


「すみません、紺色のリボンとさっきの娘に合う、ワンピースも売って下さい」

「畏まりました」


 会計を済ませて、ヒナの待つ外に出た。


「お待たせ。これは、今日付き合ってくれたヒナに」

「!?…ワ、ワタクシにですか?」

「うん、ヒナ可愛いから。出来たら今度、着てるとこを見せてくれたら嬉しいな」

「ワ、ワタクシが!?…か、可愛い!?」

「うん!…じゃあ用も済んだし、ギルド本部に行こうか」


 ちょっと恥ずかしそうにしているヒナを連れて、ギルド本部に戻って来た。

 すると朝いたテーブルに、ロアとルリンとフレアさんがいた。


「ただいま」

「…おかえり♪」

「ふん!」


 ロアがすぐに近くに来て、ルリンがロアに付いて来た。

 そしてフレアさんは、ヒナに近づいた。


「おかえり、今日は楽しめたかい?」

「はい♪」

「そうかい、よかったね」


 フレアさんとヒナが話しているので、ロアとルリンに服を渡す事にした。


「今日は、一緒に行けなかったから。ロアとルリンに、服を買って来たんだ。今度着てくれたら、嬉しいな」

「!?…ありがとう、嬉しい♪」

「ふん!今のよりは、ましだから。着てやるよ!」

「それは、よかった!」


 服をロアとルリンが受け取ってくれると、俺にヒナが話しかけてきた。


「ユニサス様、今日はとても楽しかったです。また来週も、今日と同じ時間に合えますか?」

「先週に言ったと思うけど、来週は森に行くつもりだけど、それでヒナがいいなら来週もまた会おうか」

「はい!ではユニサス様、また来週お会いしましょう♪」

「じゃあ、また来週会おうなヒナ」


 ヒナが、ギルド本部を出て行った。


「…また、…会うの?」

「…?それは、今約束したしね」

「ふん!ロア姉、こいつに言っても分からないって!」

「なんの話?」


 結局何の話かは、誰も教えてくれなかった。

 こうして、この世界での初デートは終わった。

誤字脱字、変な表現などありましたらご指摘ください。


2017/12/21 改稿しました。

現在のステータス 【6/14】

 ❖ ❖ ❖ ❖ ❖

ステータス

《ユニサス》

Lv.5  【ランクG】【¥139,800】

ジョブ:狩人

HP:118/118

MP:89/89

スキル: 短刀剣:Lv.4 弓:Lv.4 投擲:Lv.4 全力全開:Lv.2 鷹の目:Lv.3 心眼:Lv.3 解体:Lv.3 気配感知:Lv.4 隠密:Lv.4 暗視:Lv.3(UP) 仮眠:Lv.3(UP) 鑑定:Lv.3 早成

魔法:自然魔法:Lv.2 【基礎】 【植物】 【土】

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