第一話 出会い
待ってくれていた皆様、遅くなってすみませんでした。
私は、何度も書いている通り。打たれ弱いので、ダメで元々の目標でも。やっぱりダメだった事もあり。気落ちして、執筆活動が進みませんでした。
ですが感想をくれた方に、返信で10月中には更新すると書いたので頑張りましたが。その方の感想が消え。また一人ブックマークが消えたので、その方も待つのに疲れたのだと思います。
これからも不定期ですが、こんな私の作品を読んで下さる皆様。本当に有難う御座います!
ちなみに、評価してくれた人も一人だけ少し前に消えてました。
「キャー――!!」
仮眠スキルによって寝ていた俺は、甲高い女性の悲鳴によって目を覚ました。
「…今の悲鳴は!?声がしたのは、あっちか!」
木から飛び降りて、悲鳴の聞こえた方向に走って向かった。
そして少し走ると、気配感知で四つの気配を感知した。
一つの小さな気配を囲むように、三つの気配が正三角形のように存在している。
この三つの気配は、おそらく魔物だろう。そして小さな気配が、さっきの悲鳴の主だろう。
なので、中心に居る人がいつ襲われてもおかしくない。だから俺は、目視出来る距離まで急いで近づいた。
そこにはフード付きの外套で頭まで覆った人が、ビックラビットに囲まれて動けないでいた。
俺は、その人に向かって声を出した。
「しゃがんで!」
「え!?」
するとその人はこちらを振り返り、そして俺と目が合うとすぐにしゃがんでくれた。
しゃがむ勢いで、外套の帽子が一瞬浮き。彼女の瞳と髪が、綺麗なピンク色なのが見えた。
「そのままじっとしてて!」
そう言いながら、弓で彼女の奥にいるビックラビットを最初に射殺し、そのまま左側のビックラビットも射殺して最後の一匹はブロンズナイフで止めを刺した。
そして気配感知に彼女以外の気配が無い事を確認してから、彼女に声をかけた。
「…ふぅ、もう立っても大丈夫だよ。怪我とかしてない?」
「は、はい」
「それはよかった。…まず俺の名前はユニサス、…それで君の名は?」
「………」
「…もしかして、魔物に襲われてまだ落ち着いてない?」
「い、いえ。…ワタクシの名前は、……ヒナと言います」
「…ヒナ?どっかで聞いた事ある名前だな。…そうだ、第二王女の名前と一緒だ!だから少し口籠ったのか、でも気にする事ないよ」
「え!?」
「第二王女と同じ名前でも、ヒナはヒナなんだから」
「!?」
「それで、ヒナは冒険者なの?」
「い、いえ。ワタクシは、冒険者ではありません」
「そうだよね、武器も持ってなさそうだし。じゃあ、ミルキーウェイに住んでるの?」
「…はい」
「俺はこのまま街に戻るつもりだけど、ヒナはどうする?」
「…とても怖い思いをしたので、ワタクシも一度戻ろうかと思います」
「じゃあ、一緒に行こうか」
「はい」
そして二人で、城壁の門を目指して歩き始めた。
「…あの、ユニサス様は森で何をなさっていたのですか?」
「俺は、この前ビックボアが破壊した森を見て回ってたんだ。まあ昨日には終わったんだけど、門が閉まる時間を過ぎちゃったから、森の木の上で一晩野宿してたんだ」
「そうだったのですか。それならワタクシも、何かしたかったです」
「どうして?」
なぜヒナがそんな事を言うのか、気になって聞いてみた。
「そのビックボアのお肉のおかげで、お父様がお元気になられたからです」
「へぇ~、ビックボアの肉を食べに来てたの?」
「いえ、ワタクシは行ってません。知り合いの方が、行って貰って来てくれたのです」
「でも、役に立てたのなら嬉しいよ!」
「…もしかして!?ユニサス様が、ビックボアを倒したのですか?」
「ああ。俺が倒して、皆で食べたんだ」
「ユニサス様、ビックボアのお肉を分けて貰い有難う御座いました。それから遅れてしまいましたが、助けていただいた事も感謝しています。本当に有難う御座います」
「いいっていいって、それよりも様付けで呼ばれるのはちょっと恥ずかしいな」
「い、嫌でしたか!?すみません!」
「い、嫌って事じゃなくて慣れてないだけだから、そんなに気にしないでいいよ。それにヒナが、その呼び方が楽ならそのままでいいから」
「そう言ってもらえて嬉しいです」
話が一区切りつくと門が見えてきた。
「…ユニサス様、先に行ってて下さいませんか?」
「…なんで?」
「いえ、大した理由ではないのですが。少し事情がありまして、門を通る時は一人で通りたいのです」
「じゃあヒナが先に行って、また魔物が出たら危ないから。俺が後に行くから」
「…分かりました。先に行きます」
そう言って、ヒナは門に向かった。
門でクーリさんとヒナが向かい合い、少ししてヒナが門の中に行くのを確認してから。俺も門に向かった。
「あ!ユニサス君、ビックボアに荒らされた森はどうなった?」
「完全とは到底言えませんが、俺に出来る事は全てやりました。あとは、時間が解決してくれますよ」
「そうだね。じゃあ今日は、もうゆっくりしてね」
「はい」
門を通り少し歩いた先に、ヒナが待っていてくれた。
「ヒナ。俺の事、待っててくれたんだ。ありがとう」
「い、いえ。なにも言わずに帰ったら、ユニサス様に失礼だと思いましたので、待つ事にしました」
「それでも嬉しいよ。この後俺は、ギルド本部によって報告するけど、ヒナはどうするの?」
「…ワタクシは、その…。少し冒険者に興味が湧いたので、ユニサス様に少し同行させてくれますか?」
「ああ、いいよ」
ギルド本部に向かって、歩き始めた。
「そういえば、ヒナの事を他の人がいる場合。なんて呼べばいいかな?」
「…ユニサス様には今まで通り、ヒナと呼んでもらいたいです」
「いいの?」
「はい」
「じゃあ誰がいても俺は、ヒナって呼ぶからね」
「はい♪」
ギルドに着いて、いつも通りフレアさんのいる受付に向かった。
「フレアさん」
「ああ、ユニサスかい。昨日は、どうしたんだい?」
「少し遠くまで行き過ぎたみたいで、門が閉まる前に帰って来れなかったんです。でも被害を受けた場所は、全部見て来れました」
「そうかい、お疲れさま。…それで、そっちの子は誰だい?」
「ああ、森で魔物に襲われていたのを助けたんです。名前はヒナで、冒険者に興味があるそうなので連れて来ました」
「ヒナ?…ちょっとこっちに来てくれるかい?」
「…はい」
「!?ひ、ひm!?」
「どうした、ヒナ!?」
突然ヒナが、何か言いかけたフレアさんの口を瞬間的に両手で塞いだ。
「い、いえ。なんでもありません」
「でも、どう見てもフレアさんの口をヒナが塞いでるよ」
「なんでもありませんよ。ね、フレアさん」
コクコク。と、首を上下するフレアさん。
俺には分からない何かが、ヒナとフレアさんの間にあったようだ。
それから少し、冒険者についてフレアさんが説明してくれた。だが、いつもより少し丁寧な気がした。
(ヒナが女の子だからだろうか?)
そして話していると、俺の声を聞きつけたのか、それとも俺の臭いがしたのか。ロアとルリンが、訓練場の方からこっちに向かって来た。
「…ユニサス、…お帰りなさい」
「ただいま、昨日はごめん。門が閉まる時間に戻って来れなくて、野宿してたんだ」
「ふん!ロア姉を、心配させるな!」
「ごめん、ごめん。でも、ルリンがいるから大丈夫だったでしょ」
「そりゃあ、ボクがいるから!ロア姉は、泣かなかったよ!」
「…ルリン!?」
「それはよかった」
そこに、ヒナが声をかけてきた。
「…ユニサス様、それではワタクシはそろそろ帰ります。……来週か再来週、またお会い出来ますか?」
「来週は街にいる予定だし、再来週は森に行くつもりだけど。ヒナさえよければ、いつでも会えるよ」
「…では来週にこの冒険者ギルドの本部で、今日会った朝の九時頃にお会い出来ますか?」
「ああ、分かった。じゃあ、また来週なヒナ」
「はい♪」
そしてヒナは、嬉しそうにギルドを出て行った。
「…ユニサス。……さっきの娘、誰?」
「…うん?ああ!?ヒナとロアとルリンの事、それぞれに紹介するの忘れてた!?…ロアとルリンの顔が見れて、嬉しかったから♪」
「!?…それは、…嬉しい♪」
「!?は、恥ずかしい事言うなぁ~!」
「…で、…結局。…あの娘は誰?」
「ヒナは、森で魔物に襲われてたのを助けただけだよ」
「…ふ~ん。…そういう事にしとく」
「じゃあ、俺も換金したら宿舎に帰るわ。ロアもルリンも、訓練ではくれぐれも無理だけはしないでね」
「…うん♪」
「ボクは、ロア姉の為以外に無理なんかしないよ!」
そして宿舎に行き、いつも通りピンさんにお金を払い。ご飯を食べながら話をして、食べ終わった後に部屋に行き、まだ昼頃だが眠りについた。
誤字脱字、変な表現などありましたらご指摘ください。
2017/12/14 改稿しました。
現在のステータス 【6/7】
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ステータス
《ユニサス》
Lv.5 【ランクG】【¥124,200】
ジョブ:狩人
HP:118/118
MP:89/89
スキル: 短刀剣:Lv.4 弓:Lv.4 投擲:Lv.4 全力全開:Lv.2 鷹の目:Lv.3 心眼:Lv.3 解体:Lv.3 気配感知:Lv.4 隠密:Lv.4 暗視:Lv.3(UP) 仮眠:Lv.3(UP) 鑑定:Lv.3 早成
魔法:自然魔法:Lv.2 【基礎】 【植物】 【土】
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