閑話 質問の続きそしてイービス達のその後
閑話なので、短いです。あと閑話は、一話か二話の予定でしたが。色々考えていて、全部で四話にする事にしました。時間列の早い順に、投稿していきます。
そして、次話から。最初の二~三日に一話くらいのペースで、執筆していくつもりです。
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ユニサスが、この場を離れて行く。
「…よし!質問の続きだ、武器は何を使いたい!」
「ウチは、素手でいい」
「ワ、ワタシは剣がいいです!」
「ボクも、剣がいいかな」
(なるほど、コハクなら武器要らずか!)
「分かった!じゃあ、次の質問だ!、お前達は、何種のワービーストだ!」
「虎」
「獅子です!」
「…狼だよ」
「全員強そうだな!そして、最後の質問だ!お前達は、いつから奴隷になった!」
「二ヶ月前」
「ワ、ワタシもです!」
「ボクは、四ヶ月前だよ」
「…確か一年以内なら、奴隷は一つ条件を出せるんだったな!」
「はい、そうで御座います。イービス様」
「なら、お前達の願いは何だ!」
「…ウチは、毎日お肉が食べたい」
「ワ、ワタシは同じ村の生き残りのコハクちゃんと、ずっと一緒にいたいです!」
「ボクは、ここに呼ばれなかったロア姉と一緒にいたいから、アンタにはどうしようもないよ」
「なるほど!オレ様が主人になれないと言ったのは、その条件だったからか!」
「そうだよ!ボクは、ロア姉と一緒にいたいんだよ!」
「分かった!セインさん、決めたぞ!コハクとレオナを、連れて行く!」
「畏まりました。コハクとレオナは、身の回りの物を片付けておきなさい」
「うん」
「はい!」
「じゃあボクは、ロア姉がさっきのアイツと会ってないか心配だから、もう行くよ!」
「付いて行く」
「ワ、ワタシも行くです!」
三人は、急いでこの場を離れて行った。
「では、イービス様。生活費の支払いと契約の儀式は、イービス様がギルドIDを受け取って来てからになります」
「ああ!分かっている!じゃあオレ様も、ユニサスを探しに行くか!」
そしてオレ様は、ユニサスを探しに行った。
階段の方に行くと、ルリンと一緒に行ったはずのコハクとレオナがいた。
「どうしたんだ、コハクにレオナ!ルリンと、一緒じゃないのか?」
「…秘密」
「な、内緒です!」
「…そうか、分かった!」
すると階段の裏側から、ルリンの怒鳴り声と聞いた事のない女の子の声、そしてユニサスの声が聞こえてきた。
なので、オレ様は階段の裏側に向かった。
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ユニサスに連れて来てもらった焼きおにぎり店でユニサス達と別れて、オレ様とコハクとレオナで街の中に繰り出した。
「お!美味そうな串焼きだな、一本いくらだ!」
「はい!200マドカになります!」
「よし!五本くれ!」
「五本で、1,000マドカになります!…毎度あり!」
代金を払い串焼きを五本受け取り、一本ずつコハクとレオナに渡した。
「ほら、コハクもレオナも食べるだろ!」
「うん!」
「ワ、ワタシは今はお腹一杯で食べられません!でも、有難う御座います!」
「そんなに畏まらなくていい!もう、仲間なんだから!」
「は、はい!」
「よし!今、お金がいくらあるか調べとくか!ステータス!」
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ステータス
《イービス》
Lv.4 【ランクG】【¥16,000】
ジョブ:商王
HP:34/34
MP:32/32
スキル: 物品鑑定:Lv.3 交渉:Lv.3 商運:Lv.3
魔法: 土魔法:Lv.2
従者: コハク・レオナ
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「まだ、お金には余裕があるな!そのままの恰好では、見た目が悪いから!これからの商売のために、服を買ってやる!」
「…うん」
「はい!」
服を買うために、服屋に向かった。
店に着き。店員にコハクとレオナに似合っていて、丈夫な服を一式見繕ってもらった。その代金が、14,000マドカ掛かった。
「その服は、大事にするように!」
「うん」
「はい!」
「明日から、森で旅に必要な経験を積む!そして、旅をしても大丈夫だとオレ様が判断したら!次の街に向かう、分かったか!」
「うん」
「はい!」
そして、宿舎に向かった。宿舎に入ると、ユニサスの聞いてはいけないような話をしていたが。聞かなかった事にしてその場を離れようとしたが、ユニサスが引き止めるので一部屋と三人分の食事代の1,800マドカを払って一緒に夕飯を食べた。
その日から、毎日森で魔物と戦い。少しずつ戦闘経験と、野営の経験を積んでいった。
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今日は、ミルキーウェイを旅立ち。次の街、ガイアンに向かう日だ。
ユニサス達に見送られて、オレ様達はミルキーウェイを離れて行った。
「もう、見えない距離だ!…泣いて、いいんだぞ!」
「…グス!」
「ふ、ふぇ~ん!」
「また、すぐ会えるさ!なんたって、オレ様達は!運命の固い絆で、繋がっているんだからな!」
「うん!」「はい!」
その後オレ様達は、次の街を目指して歩いて行った。
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それからミルキーウェイとガイアンを繋ぐ街道を、数日かけて歩き。次の街、ガイアンに到着する。
オレ様の体力不足以外、特に問題のない旅だった。
「…やっと、着いたな!この街では、足となる馬車を購入する!そして品質の良い金属製の道具を買い付けて、次の街で売るぞ!」
「イービス様、次の街って中央の街のミコドアルですよね!」
「そうだ!そして、オレ様の生まれ育った街でもある!」
「そうなんだ」
「イービス様の、生まれ育った街ですか!?早く行って、イービス様にいろいろ聞いてみたいです!」
「そうか!じゃあ、街中を早く見て回ろう!」
「うん!」「はい!」
それから、その日のうちに街中の道具を見て回り。その日は、冒険者ギルドの宿舎に泊まった。
次の日、目を付けた道具の製造者であるシノさんのもとに行った。
「いらっしゃい!お客さんは、何の用だい?」
「オレ様は、イービス!商人だ!シノさんの道具を仕入れたくて、交渉に来た!」
「そうかい、嬉しい事を言ってくれるじゃないか!」
「なら、買い付けたいんだが!」
「すまないねぇ!誰か一人に、大量に売る気はないんだよ!」
「そこを、なんとかならないか!」
「…う~ん」
シノさんが、考え込んだ瞬間。店の奥から、シノさんに声が掛かった。
「母ちゃん。アタイ、また工房に籠るから」
「分かったよ、モカ!」
「…モカとは、あの刃が研がれていないブロンズナイフの製造者か?」
「…なんだい、アタイに文句があるのかい!」
「いや!オレ様の親友に、お前のブロンズナイフを気に入って使っている奴がいるんだ!」
「ふ、ふん!そうかい!とんだ物好きも、いたもんだ!……名、名前はなんて言うんだい!」
「オレ様か?オレ様は、イービスだ!」
「ア、アンタじゃないよ!アタイの武器を、気に入って使ってる奴だよ!」
「む!」「む~!」
「ああ、すまない!コハクもレオナも、落ち着け!…オレ様の親友の名は、ユニサスだ!」
「ふ、ふん!…ユニサスね!いちよう、覚えておいてやるかな!」
そう言って、モカは奥に戻って行った。
「ふふ!あの子のあんな顔、久しぶりに見たね!…アンタ達には、感謝しなくちゃね!よし、売ってあげるよ!」
「本当か!」
「ああ!アンタの親友さんのおかげで、モカが元気になったからね!」
「それは、ユニサスに感謝だな!アイツは、モカに会って礼を言いたいと言っていたから!そのうち、ここに来るはずだ!」
「それは、ありがたい情報だね!で、イービスはどのくらい買って行くんだい!」
「この後、馬車を購入してくるから!馬車に乗るだけ、仕入れたい!」
「あいよ!じゃあ、待ってるよ!」
「イービス様、売ってもらえてよかったですね!」
「よかった」
「ああ!人の縁は、いろんなところで役に立つ!オレ様の商人としての、第一歩だ!」
その後、馬車を購入してシノさんの店で仕入れられるだけ仕入れて、次の街を目指してまた旅立った。
そして何度も何度も、ガイアンとミコドアルを往復してお金を稼いでいく。
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誤字脱字、変な表現などありましたらご指摘ください。
2017/11/14 改稿しました。




