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真夜中に少しの話し合い



「・・・だそうだ。」



魔王は、龍鬼と緑虎を部屋に呼んでことの次第を話す。それを聞いた龍鬼も緑虎もへこみ始める・・・。


「ま、桃花も柚子も家出1犯だからな・・・お前らが監視を強めるのもしかないと思ってる。柚子にいたっては、無断外出常習犯だからな(笑)」


「も~、パパ!桃花と柚子のことそんな言い方しないの(怒)」


「ごめんごめん。とにかく、俺達も様子見るわ。しかし・・・まさか、食事拒否と睡眠拒否に出るとは思ってなかった・・・」




「私もです・・・」

「俺もです・・・」




「とにかく、へこむな!今日のところは、部屋に戻って休んどけ。」




そういって、魔王は龍鬼と緑虎を部屋に帰らせた。



龍鬼は、部屋に戻るとスーツを脱ぎ、ラフな服装に着替えると日誌をつけはじめる。日誌をつけ終わると、他の執事やメイドたちの日誌を1冊ずつ確認し、コメントをしていく・・・彼の寝る前の日課だった・・・。


その頃緑虎は、古い日誌を読み返していた。桃花の成長とともに増えていった日誌。緑虎は、不安な気持ちを何とかして打ち消そうとしていた・・・。





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