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姫達の反抗


ピヨピヨ・・・


あの家出騒動から、数ヶ月たった。

桃花と柚子は、部屋から出ることは出来るようになったが・・・


「離せ~!!」

「駄目です!いい加減、おとなしくなさってください(怒)」

「嫌だ!離せって!」


柚子は、城の外に出ては龍鬼に連れ戻される毎日を送り


「桃花様(怒)」

「・・・本、返して(泣)」

「駄目です。少し、休憩をおとりになってください(怒)」


桃花は“緑虎の制限時間付”読書タイムを過ごしていた。



その日の晩



「ぁあああああ~~!!ムカつくムカつくムカつく!!」

「・・・本棚・・・開かない(泣)」

「ドアも開かねぇ~し~(怒)」



龍鬼と緑虎は、姫達を部屋に閉じ込めた。

もちろん魔王からの許可を取って。

日ごろの姫達の行動に執事たちが罰としてこういう対策をとることに・・・



「やっぱり・・・緑虎嫌い。」

「俺も。自由なんてないのかよ、俺たちには(怒)」

「・・・うん(泣)」



その晩、桃花と柚子は執事たちに反抗する。


差し入れた御飯に一切、手をつけない。

寝ない。


この2つを・・・



翌朝


コンコン


「失礼します。」


龍鬼は、机の上に置かれた手のつけられていない食事に驚きを隠せなかった。回収する際、姫達の顔をチラッと見ると、眼の下にくまが・・・



「桃花様、柚子様・・・お休みになられていないのですか?」



龍鬼のその言葉に、姫達は答えない。龍鬼は、不安になりながらも食事を取り替え、部屋を後にした。



緑虎が、部屋に入ると机の上には手付かずの食事・・・

龍鬼から聞いていただけに、心配でならなかった緑虎。姫達のいる方向に目線を合わせると、そこには目の下に黒いくまを作り、ただじっと窓を見ている桃花とベットに座ったままの柚子が・・・。



「失礼しました。」



緑虎はそういって部屋を出て行った。



龍鬼は、この件を魔王と妃に報告した。妃はすぐに姫達のいる部屋に向おうとしたが、魔王が静かに止める。


「申し訳ございません。やりすぎたのかもしれません。」


龍鬼のその言葉に魔王はこう返す。



「いい・・・反抗期なのかな・・・。」



魔王は、頭を抱えながらソファーに腰掛ける。妃も、不安そうな顔で魔王の横に座る。



「パパ・・・」

「どうしたらいいんだ・・・。」


その時だった



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