現在お電話に出ることは出来ません。
(あらすじ)
電話をかけたときの現在お電話に出ることは出来ませんは、
死を表す合図かも!?
「もしもし・・・」
(プープープー。現在お電話に出ることは出来ません)
「繋がらないのか?」
俺は、近藤洋介ゾニーの会社員だ。
知り合いと待ち合わせしていたが、一時間
待ってもいっこうに来る気配がない。
「帰るか・・・」
約束を忘れているのだと思い
帰ることにした。
プルルルルル
「!?」
携帯に電話がかかってきた。
カチャッ
「もしもし・・・」
(現在・・・・お電話に出ることは出来ません)
と、携帯の奥で聞こえた。
「い、いたずらか?」
不審に思いとっさに電話を切った。
家のドアを開き
リビングのソファーに座った。
そして、何気に上を向き寝転び
携帯を開いた。
「メールだ・・・」
見覚えのない人から
見覚えのないメアドからメールが来ている。
そのメールは、短く
(現在あ・・・お電話に出ることは出来ません)
と、書いてあった。
「・・・はぁ?何だコレ!?あってなんだよ!?」
よく見ると、あと3つもメールが来ている。
二つ、三つ、とドンドンメールを開いていく。
(現在あな・・お電話に出ることは出来ません)
(現在あなた・お電話に出ることは出来ません)
(現在あなたはお電話に出ることは出来ません)
ー次の日のニュースー
ゾニーの会社員近藤洋介さんが
自宅で死亡しているのが見つかりました。