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第1章】第3話 強くなる糸口は…剣士

【第1章】第3話 強くなる糸口は…剣士


拾われてから約8か月が過ぎた。

毎日、食べては出し、食べては出しの繰り返しで異世界っぽいこと何にもしてないな。

はじめは何かミルクっぽいものを飲んでいたが、少し前から砕いたお米っぽいものやら芋っぽいものも食べ、泣き声の大きさには自信がでてきた。

とりあえず、情報としてはここはカナタ村でクロガネ国という剣士の国の領土の村らしい。

他にも

  盗賊の国 ボロス

  闘士の国 イルマリ

  魔法の国 ギデオン

  治療の国 クロエ

の5大国家が人族の領土であるが、10年前までクロエ国は接しているエルフ族に、ギデオン国は接している獣人族に占領されていたのを、現在の人族の英雄、人神ラーティルが取り返したとのこと。

現在、彗星のごとく現れたラーティル以外は、未だ対抗できる人間は少なく、それが逆に出世のチャンスと、酔ったライアが言っていた。


よし、そろそろ歩けるかな…

実は俺は絶賛つかまり立ちの真っ最中だが、そろそろ歩ける予感がしており、父と母に見守られながら…

おぉー!歩けたぞ!やったー♪

すごいわーライフちゃん

よくやったぞライフ!

そのまま、1、2、3、4、やった!歩けた。

うわ、こける

ウィンドボール!

母が転倒地点に風のクッションをつくってくれた。

うわぁ、ふわふわしてる。

大丈夫か?ライフ

ああうぅー

そうか、よく頑張ったな

すごい!ここに来てはじめて魔法をみたな。母は魔法使いだったのか。ウィンドボール、風系統の使い手ね。

ああうぅー

え、何?ライフちゃん?今のが気に入ったの?

いいわよー、ウィンドボール、ふわふわ〜

ウィンドボール、ふわふわ〜

ああうぅーあー

え、ん?何?他の魔法がみたいのかしら

うん?魔法に興味があるのか?

わからないけど、何かそんな気がして

ちょっとあなた、抱っこして連れてきて。


家の庭にでると、フュームが

ウォーターボール

水の球が庭の木に衝突し、割れて水が落ちている。

続いて、ファイアーボール!

火の玉が上空に打ち上がった

どうあなた?喜んでる?

俺は突然のことにびっくりしてしまったが、とりあえず

きゃきゃきゃきゃ

と愛想笑いをしておく。サービスサービス。

ライアは、

よーし、俺に変われ。

フュームに俺を渡し、

いいかライフ、よく見ておけよ

ファイアービット!

火の玉が3つ回転をしながら上空に打ち上がる

きゃきゃきゃきゃ

俺は愛想笑を忘れないでしておく。

その後、2人から火、水、土、風の属性魔法を見せられたが、どうやら魔法は基本誰でも使えるらしい。

それぞれ、弱い順にアロー、ボール、ランス、ビットみたいでただ出力の違いみたいだ。

その他、ライアが剣士のスキルのスラッシュ、ムーンスラッシュ、フレイムスラッシュを見せてくれた。

回復魔法も、ヒールだけだが使えるらしい。

そう言えば、転生前に神様の説明でも、基本の技なんかは誰でもレベルが上がると使えるって言ってたっけ。なるほど。

なら、父が狩りで魔法を使わないのは、INTよりSTRが高くて強さが違うからなのかもしれない。と、思っていたところどうやら魔法にはないがスキルにはさらにそのスキルの熟練度であるスキルレベルがあるらしい。また、魔法は消費魔力は変わらないが、イメージで速さや形、大きさや威力がある程度操作できるらしい。

全部この世界の常識らしかった。とりあえず、明日ウィンドアロー辺りから、試してみよっと。


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