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コン コン


「はい、どうぞ」


「失礼します。お嬢様、時間です。」


「わかったわ。お母様とお父様は?」


「既に、玄関でお待ちです」


「ありがとう。わかったわ、行きましょう」


私は、両親の待つ玄関へ向かった。


「リタ、今日もかわいいね。ドレスもとても似合っているよ」


「リタちゃんは、何着ても似合うわ!もう、ちょっと着飾ってもいいわね」


「コラ コラ、洗礼式は白と決まっている。これ以上着飾っては洗礼式ではなく結婚式になってしまうな。リタには、まだまだ私達のかわいい娘でいて欲しいし寂しいからね。」


「そうねぇ~、でも結婚しても私達のかわいい娘は変わらないわ!」


「結婚なんてまだまだ先の話ですお父様、お母様。それより、洗礼式が始まってしまいますわ!神殿に向かいましょう」


「心配しなくっても、リタちゃんならいい結果に決まっているわ」


「リタなら間違いなくいい結果だろう」


ハハハハっと和やかに楽観的な両親と一緒に馬車へ乗る。


洗礼式の服は男女問わず白と決まっている。そこからナゼ結婚まで行き着くのかわからん。

この世界の成人は、15歳。前世の世界では、20歳だったから変な感じだ。


貴族なので結婚も早い。適齢期は15~19歳、遅く結婚したとしてもお父様とお母様と過ごす事が出来る時間は、9年と言うことになる。

前世では、結婚どころか恋人すらいたことがなかった私が果たして出来るでしょうか?想像できん。アレでしょ、彼氏とか旦那とイチャイチャ ウフフでしょ?

イヤイヤ ナイナイ 変な汗出てきた。この件は一端忘れよう。


しかしお父様、お母様・・・洗礼式はまだしてないのにナゼいい結果と思うのだろう?まさか!?ミレーと同じで今までの事がバレているとか!

・・・・・・・・・・・・・

ないな。見ている限りうちの両親は、アハハ ウフフとお気楽だ。とするとアレだ身内の欲目ってヤツだ。


馬車に乗る私を呆れたような目で視ていたミレーに気付いてなかった。


リタは、バレてない隠せていると疑いもせず思っているが、候爵家の屋敷に仕える使用人全員及び両親には思いっきりバレている。

隠してるつもりが隠せてなく度々やらかしているのだ。

リタの両親は『皆で見守りましょう』『のびのびと成長して欲しいもの』の発言もあり、やらかしても追求もされず、暖かい目で見守られたのだ。

それをリタが知るのはまだ先である。

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