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コン コン
「お嬢様、失礼します。なんか、変な音と奇声が聞こえたのですが大丈夫ですか?」
ヤバイ・・・心の中で止めていたつもりが、どうやら出てたらしい。
「お嬢様?入室してもよろしいでしょうか?」
「ゴホン・・・えぇ、大丈夫よ!入って頂戴。」
何もなかった風を装い、平然たる態度で挑んだ。
「失礼します・・・・」
「どうかしたの?ミレー?」
「・・・・・お嬢様、お聞きしてもよろしいでしょうか?」
「何かしら?」
「お嬢様の前にあるソレは・・・・まさか・・・・」
うん?目の前?って色々、突っ込み過ぎてもといありすぎて直すの忘れてた~!
意を決して、出しっぱなしだったステータス画面を素早く消す。
「な~に~?何もないわよ。」
「何って、先ほどのはステータスが・・・・」
「何言ってるの?何もないわよ。本当!何も!や~ね~、ミレーったら・・・オホホホ」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・はぁ、わかりました。何もなかったって事ですね」
「・・・・・・・・アハハ」
ジトーッ と呆れたような目で私を見つめるミレーから痛たまれず目を逸らす
「ふぅ・・・これは、私の独り言なのでお気に為されませんように・・・・ステータスを確認する際、鑑定魔法使用または神殿に行き手続きをしないと視れません。貴族及び平民に関わらず、10歳の洗礼式で初めて自分のステータスがわかります。よって、10歳に満たない者が鑑定魔法を使わずステータスを視る事はできません。魔法も10歳に満たない者が使用、行使は難しいでしょう。魔力があってもコントロールが難しいので・・・・出来ても、蝋燭の火やそよ風程度です。洗礼式を迎え自分の属性を知り研鑽を積むのが、一般的です。もし、洗礼式前のしかも10歳に満たない者が現れたら・・・聖女又は聖人、神童と言われ神殿に囲われるでしょう・・・・・」
マジか・・・・聖女?神童?イヤイヤ ナイナイ・・・ヤバくない?そうなったら、崇められたり傅かれたりされる・・・・無理無理無理!無双出来ないじゃん!私TUEEEEE出来ないじゃん!私、清廉潔白じゃないし出来ないしする気もない!
神殿に囲われるって絶対嫌!自由ないじゃん!息詰まるよ!ストレス半端ないし発散出来ないじゃん!禿げるわ!!
「・・・・・・ウン、気を付ける ボソッ」
「それが宜しいかと・・・」
若干8歳にして神殿に囲われ一生とか嫌だ!自由と無双・私TUEEEEEの為に難としても阻止する!
神殿の奴等が来ても返り討ち ゲフン ゲフン 追い返してやる!!
その為にも、魔法やスキルのLv上げないといけないわね・・・・ソレもだけど、洗礼式があるって言ってなかったけ?10歳に・・・・
サーッと血の気が引いた
後2年したら、洗礼式と言うことは私のステータスがバレる!属性なんか一杯あったし(チートぽいけど)スキルも耐性も・・・・あの恥ずかしい称号も視られる~!!
か、隠さねば・・・・死ぬ・・・主に称号辺りで精神が!
まずは、隠蔽か阻害魔法辺りを極めなくては!心の平穏の為に!!