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白い皿のような三日月  永遠

作者: 川野謙一郎

  白い皿のような三日月


寒空の中

皿のように薄っぺらい

白い三日月が浮かんでいた


神さまは

この白い皿のような三日月に

何を盛りつけるのだろう


たぶん 塩だ

たぶん

ほんの少しだけ


だって

三日月は

たてになって

空に浮かんでますから


こぼれないように

しんちょうに

ひとつまみの塩を




  永遠


永遠なんて

そんなものないのだろうか


一瞬一瞬があって

その繰り返しで

その時々に 様々に変化して


私は永遠を信じている

普遍的なものを


勿論 変化は避けられないし

それを楽しんでさえいる


しかし 私の心の底には

寄せては返す 海の波のような

変わることのない

永遠が流れているのだ




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