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輝煌快男児キトラ守護参り  作者: ウドン9191
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キトラ守護参りに行くぜ!


 深夜大きなキラク融合形態<スチーム木人>が複数グラウンドに来る・・・


 夜尚明るい・・・・

普段は勿論暗い・・・・・・


 人を安心させるためにと・・・・

月明かり増幅させ白夜の様に明るくしている・・・・


 グラウンドの機能を使い・・・・・


 キラク衆が腹がカゴの様に成り人を乗せている・・・

グラウンドの中央にキラク衆が・・・・


 帝都より難を逃れてきた人々を迎い入れ指示している・・・

「いやーキラク衆が複合形態<スチームロケット>で」

「集まってくれたおかげ様だねー」


 俺ジョー・カナが喋る・・・・


 残り二国にも伝えてくれているハズ・・・・

とはいえ正式に伝えないとなー・・・・


 めんどくさい・・・・・


 グラウンド凄まじき化け物達が作り上げた・・・・

要塞都市・・・・・・


 彼らは役目を終えた時点で・・・・

良いように世界から追い出された・・・・


 「さて帝都は諦めだ」

俺は其れを見守る一団に声をかける・・・・


「了解」

キトラは振り向き敬礼・・・・


 クルミ・・・・紅桃と名乗るキラクの美少女・・・

本来キラクは種で増えるが・・・・・


 「キトラ良いの」

キトラを見上げる瞳は明るい茶色の瞳は宝石のように・・・


 キトラを思いやり戸惑いを表し・・・・


 「逆らった所で良い事がない!」

キトラは俺を見つめたまま笑い伝える・・・・


 ふふん長い時をかけて絆を深めたのだ!

心ではぁーはっはっと笑い・・・・


 「君達は村々を巡り」

「グラウンドに避難させるんだ!」


 砂漠であった場所は元の緑溢れる楽園へと戻っている・・・


 グラウンドを作り上げた者達の尽力により・・・・


 「君達を守護職に命ずる」

「此の俺グラウンド都市長が緊急事態につき」


 「帝王も兼任する」

「キトラはファウル形態を」


 「クルミはラヴィーサ形態を」

「残りのキラク衆は適当に!」


 ハーイと看板をあげる胸の位置に守護と札を着けているキラク衆たち!


 素晴らしい判断力頼りになりそうだ・・・・

「それと虫を」



 皆に虫を甲虫を配る・・・・

「へー此れいいや」

「・・・・外道」


 キトラはにやりと・・・・・

クルミは素早くソレが何なのかを理解し聞こえないよう小声で・・・・


 「頭の固いヤツに使ってくれ」

「素直になるお呪いの虫で」


 「疲れ時にも良く効く」


 キトラ了解と・・・・

クルミは無表情に了解と・・・・


 キラク衆は複合のロケットに・・・・ 


 キラク衆に指示を送る・・・・

キトラとクルミはロケットに捕まり乗る・・・・


 「キトラ守護参りに行くぜ!」


 快男児は笑い天を見つめる!

素晴らしい見事な男前!


 俺は手を振り・・・・・・

クルミは頷く・・・・

 

 可愛いらしいデザインのロケットが空に飛んでいく・・・


 「あ守護職頭決めてない・・・・」

「まぁいいか!」


 蒸気で瞬間で見えなくなるロケット群を見つつ呟く・・・



お読み頂き有難う御座います。

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