キトラ守護参りに行くぜ!
深夜大きなキラク融合形態<スチーム木人>が複数グラウンドに来る・・・
夜尚明るい・・・・
普段は勿論暗い・・・・・・
人を安心させるためにと・・・・
月明かり増幅させ白夜の様に明るくしている・・・・
グラウンドの機能を使い・・・・・
キラク衆が腹がカゴの様に成り人を乗せている・・・
グラウンドの中央にキラク衆が・・・・
帝都より難を逃れてきた人々を迎い入れ指示している・・・
「いやーキラク衆が複合形態<スチームロケット>で」
「集まってくれたおかげ様だねー」
俺ジョー・カナが喋る・・・・
残り二国にも伝えてくれているハズ・・・・
とはいえ正式に伝えないとなー・・・・
めんどくさい・・・・・
グラウンド凄まじき化け物達が作り上げた・・・・
要塞都市・・・・・・
彼らは役目を終えた時点で・・・・
良いように世界から追い出された・・・・
「さて帝都は諦めだ」
俺は其れを見守る一団に声をかける・・・・
「了解」
キトラは振り向き敬礼・・・・
クルミ・・・・紅桃と名乗るキラクの美少女・・・
本来キラクは種で増えるが・・・・・
「キトラ良いの」
キトラを見上げる瞳は明るい茶色の瞳は宝石のように・・・
キトラを思いやり戸惑いを表し・・・・
「逆らった所で良い事がない!」
キトラは俺を見つめたまま笑い伝える・・・・
ふふん長い時をかけて絆を深めたのだ!
心ではぁーはっはっと笑い・・・・
「君達は村々を巡り」
「グラウンドに避難させるんだ!」
砂漠であった場所は元の緑溢れる楽園へと戻っている・・・
グラウンドを作り上げた者達の尽力により・・・・
「君達を守護職に命ずる」
「此の俺グラウンド都市長が緊急事態につき」
「帝王も兼任する」
「キトラはファウル形態を」
「クルミはラヴィーサ形態を」
「残りのキラク衆は適当に!」
ハーイと看板をあげる胸の位置に守護と札を着けているキラク衆たち!
素晴らしい判断力頼りになりそうだ・・・・
「それと虫を」
皆に虫を甲虫を配る・・・・
「へー此れいいや」
「・・・・外道」
キトラはにやりと・・・・・
クルミは素早くソレが何なのかを理解し聞こえないよう小声で・・・・
「頭の固いヤツに使ってくれ」
「素直になるお呪いの虫で」
「疲れ時にも良く効く」
キトラ了解と・・・・
クルミは無表情に了解と・・・・
キラク衆は複合のロケットに・・・・
キラク衆に指示を送る・・・・
キトラとクルミはロケットに捕まり乗る・・・・
「キトラ守護参りに行くぜ!」
快男児は笑い天を見つめる!
素晴らしい見事な男前!
俺は手を振り・・・・・・
クルミは頷く・・・・
可愛いらしいデザインのロケットが空に飛んでいく・・・
「あ守護職頭決めてない・・・・」
「まぁいいか!」
蒸気で瞬間で見えなくなるロケット群を見つつ呟く・・・
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