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輝煌快男児キトラ守護参り  作者: ウドン9191
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キトラ成人


 さて立派に成人し・・・・・


 鍛錬により・・・・

磨き抜かれた肉体は素晴らしい美しさであり・・・・


 故に嫉妬や妬みを買い・・・・・


 今では孤独に生きるキトラ・・・・

キラク達とももう長くあって居ない・・・・・


 さりとて鍛錬を止めず・・・・


 早朝から外で草むらの中・・・・

ただじーと立ち・・・・


 負荷をかける・・・・・


 全身から汗が滴り・・・・・

朝日の中輝くキトラ・・・・


 戦闘体の強度高め念術の技量をより高めるトレーニング・・・


 「其れより」

「知覚系の方が良いと思うけど」


 「ジョー何処でも現れるな」


 キトラは嬉しそうにニパッと笑う・・・・

「ほれぼれする笑顔♪」

「ありがと!」



 生身も同様に笑うのだろう・・・

戦闘体と生身が同じが此の世界理・・・・・


 「やれやれ」

「とはいえ」

「ジョーとだけとはわびしいもんさ」


 汗を輝かせつつトレーニングを終了させ・・・


 「食い物は」

「草」


 指をさし下でキトラはにぱっと・・・・

 

 「住処は」

「木」


 そこそこに大きい木を指さし・・・・


 「毎度思うが酷過ぎるーーー」


 送り込んだの俺だけどさ!

酷くね・・・・酷すぎるよな!


 「ヒロイン候補の一人とも会えてないしな」

「ジョーじゃねえの?」


 「・・・・・・・・」

「いいのか?」


 腕を組み考えるキトラ・・・・

「わかんね」


 きらりとニパッと笑う快男児♪


 「でだ親はどうだ」

「ヴァイスとオカンか?」


 俺の問いに晴れやかに・・・・

「どっかで宜しくしてるらー」

「そうだろジョー」


 「・・・・・そうだ♪」

「いやーうらやまだー♪」


 現在の皇帝と妻を親と見ていないと・・・・・


 「最後に」

「今が良いか?」


 はっと笑い・・・

「ねえなぁー」


 キトラは目がすわり・・・・

「今じゃ救えねえよ」

「ダチが居ねえような奴に世が救えるかっての」


 パーンと手を叩き・・・・

「どうするかなと思ってんだけだけどな」


 力なく笑う・・・・

「けどなー監視がうざくて」


 誰かに近寄れば危害が及ぶ可能性が有る・・・・

故に一人遠くを見渡せる木で暮らしているか・・・


 体を衣服をズボンと靴のみだが洗浄し・・・

「んじゃ飯にと」


 草をむしろうとキトラは身を・・・・

「まてまて」

「お!今日もご馳走してくれんのか?」


 良い笑顔を浮かべるキトラ・・・・


 しょうがないと・・・・・

そろそろ独り占めは止そうとジョーコトジョー・カナーは想うのでした!


お読み頂き有難う御座います。

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