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はじまり
「チンゼエ・ハイ」
「・・・・・てめー」
黒い空間どこまでも・・・・
名を呼ばれ・・・・
黒髪ロングの後ろ縛りの男は・・・・
「しかも外見違うは」
「セイカイ居ねえは」
引き締まった体で眼光鋭く・・・・
イケメン武術家・・・・・
「セイカイは？」
「居ないの」
「ならでたくないんでしょ」
「そも君が欲したから登場したんだし」
「崩壊してたしな」
「どうあれオヤジがオカンが大切に」
「どうなった？」
「？」
「世界だ？」
「混乱の極み」
「終末待ったなし」
「皇帝の息子と成り」
「世を救うんだ」
「死んでんだろ？」
「別の」
「もう全然別物」
「何故息子をやらないといけねーんだ？」
「なんとなーく」
「俺は俺でなくなるのか？」
「君が決めたまえ」
「蘇りか記憶保持かはたまた」
「・・・・・・」
「ま！暴れられんなら乗るしかねえなぁー」
「いい顔で」
「よっこの色男」
「じゃ送るぞ」
「ああ！」
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