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02.神様になっちゃいました


「次期神様に選ばれました!!」


か、神様!!?


落ち着こう。


とりあえず、一つずつツッコんでいこう。

まず「(仮)」ってなんだよ。

次に「死んだ人が来る世界と同じ階層」?

死んだ人が来る世界ではあるけど、普通は死んだ人が来ない場所ってこと?


「そうです!」


いやいや、思考にツッコんでくるなや。まあ、さしずめ選ばれたからってところだろうな。

神様とやらに……


「そうです!」


もういいや……


「一つずつお答えしていきますね!」


「まず、私には固有の名称はありません!なので佐藤勇太様の苗字をお借りしました。」

「わかりやすく言いますと、私は神様の秘書なのです!雑務をこなしますです!が、神様とお会いする機会はほとんどないのです。なので、固有の名称はないのです!」


なるほど。


「次に、この世界についてです!この世界は生きている者の世界と死んだ者の世界の二つに分けられます。そして、ここは死んだ者の世界です。しかしここはちょっと特別ですね。私と佐藤勇太様とお話しするために一時的に創造した場所です!」


なるほど。特になるほど以外の感想がない。


「最後に、神様についてです!」


これだよ、一番重要なこと。


「神様とは」


ゴクリ……


「生きている者、死んでいる者、二つの世界を統べる存在であるのです!すべて、すべてを掌握し、すべての頂点に立ち、すべてを司る、それはもうすべてなのです!」


すべてなのか……とりあえずそれはわかったけどよくわかんねーな。


「簡単に言うとルールは俺!ってことです。特に何もしなくてもいいんですけどなんでもできます!ただ、すべてのルールなので存在はしていないといけないんですよね!神様に不在は許されないのです。しかし現神様はそろそろ寿命なのです……。」


「そこで、佐藤勇太様が次期神様に選ばれたのです!」


「わざと現実をハードモードにして、自殺させました!神様が!」


!??


ちょっと待ってくれ??どういうこと??そういうこと??


「それってつまりさ、俺は神様に」

「あ、死んだ」


「え?」


「神様がお亡くなりになりました!ご臨終!崩御!Pass Away!」

「ということで、今から佐藤勇太様、あなたが神様です!」


え、えええええーーーっ!!?


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