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砂海とピンクと狩猟の女神

作者:白笹 那智
「平和の味を知るがいい」
 父親の遺言を胸に戦場へと赴いた〈サミュエル・ウッド〉は、冷たく乾いた冬の砂漠で戦車兵として戦いを重ねていた。

 とある作戦で敗北を喫し、戦車小隊長の任を解かれてしまうサミュエル。新たな任務も与えられずに酒に溺れていた彼の元に、一通の命令書が届けられる。

 役割の不透明な〝機甲砲科特務隊〟という、聞き覚えの無い部隊名に眉を顰めつつも、戦えないよりはマシと出頭したサミュエルであったが、直後に自分がとんでもない色物部隊に放り込まれた事を思い知る。機甲砲科特務隊は、その七割以上が特殊な能力開発を受けた、年端も行かぬ少女たちで構成されていたのだった。

 サミュエルと少女たち機甲砲科特務隊に言い渡された任務は、大火力ながら精度に難がある試作段階の10インチ野戦重砲を搭載する特殊車両を用いて敵陣後方へ侵入。そして試作新型砲弾を用い、後方拠点攻撃を行う事であった。
 未来予知による弾道計算。千里眼による砲撃観測。念動力による重砲弾の装填。敵意を感知する共感覚を用いた索敵。
 様々な特殊能力を持つ少女たちを率い、その幼い指に銃火を乗せ、サミュエルは砂の海へ漕ぎだす。

 その行為が、いつか平和に繋がるのだと信じて。


【私たちの世界とよく似た、別世界が舞台のお話です。私たちの良く知っている、あの戦争とは関係がありません】

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平和の味を知るがいい
2017/02/21 01:12
北アリウム戦線
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目隠し、耳栓、猿轡
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2017/02/28 04:14
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2017/03/04 03:48
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機甲砲科特務隊 ③
2017/03/15 13:02
神の指先
2017/03/23 05:53
狩猟の女神
2017/03/30 13:11
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グルース航空基地遭遇戦①
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グルース航空基地遭遇戦②
2017/07/21 02:14
決断の責任
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火種
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