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腐った悪役令嬢のエンドロール

作者: 狛井菜緒

リハビリの短編です。

 わたくしこと、マリアローズ・フィ・ノートンは最大のピンチを迎えていました。


今日はハーディオ王立学院の精霊契約の授業なのです。



「無理ゲーな気がしますわ。」


 そう、まさに無理ゲーなのです。


わたくしには、前世の記憶がありまして、ぶっちゃけますと、異世界の貴腐人でござましたの。


貴婦人じゃないのかですって


ふふ、書いた字の如く腐って降りましたわ。今も腐ってはおりますが、妄想どまりで、BL本は書くことも読むこともできません。


 一応、伯爵家の令嬢と生まれた以上、ヤオイ系の趣味を持つと外聞に響きますし、家にも多大な迷惑をかけます。


噂とは怖いもので幼女趣味のレッテルを貼られた某伯爵様のご令嬢が辛酸をなめているところを見てから、わたくしの脳内だけで我慢している状態ですの。



でも、ついつい見目麗しい男子に眼がいってしまうもの…

 

 貿易商のチャラ男風御曹司(攻)×貧乏苦学生の童顔少年(受)とか、ホスト系で肉体美が素晴らしい武術科の先生(攻)×中性的美形なツンデレな数学教師(受)とか、カップリング要素多すぎて、本当にこの学院に入学して良かったですわ。


 特に赤髪が素敵な俺様で、享楽的な第3王子(受)と、黒髪と眼鏡が似合うミステリアス系な侍従(攻)のコンビはたまりません。


そんな風に視線を向けたのが悪いのか、何故かわたくし、学院では男好きな悪女と思われているようで、第3王子様からは煙たがれ、侍従殿からは警戒されております…微笑ましいなと眺めてただけなのに解せぬ。


 しかも、ワケわからない事に乙女ゲーヒロインぽい女の子からは、「殿下を解放して!付きまとわれる殿下の身にもなって!」と言われました。


はて?わたくし殿下を解放するもなにも、婚約者でもありませんし、たまたま廊下でお見かけしたときに御容姿を眺めるだけで、この3年間お話したこともありませんのよ?


 だって、わたくし既に他の方との結婚が決まっている地方の伯爵の娘ですのよ?おいそれと殿下に声をかければ、わたくしの父の首が飛びますわ。


あれ?鑑賞するのも不敬と言えば不敬ね。気を付けましょう。



あ、話がそれましたわね。何が無理ゲーかと申しますと、我が国では、満16歳以上になりますと、精霊契約をいたします。まあ、成人の儀式みたいなものですわ。


精霊契約とは、精霊を使役する契約─…と、思われがちですが、違います。


精霊を喚び出すのは一緒ですが、精霊自身に命令することは人間は基本できません。


古くから、祝福の使者として顕れるのが精霊で、彼らは成人した人間で、気に入った人間が居れば、力を貸します。



力を貸すというのは、例えばですが火の精霊と契約します。すると、その契約者は同じく火が使えるようになります。要は精霊は自分の使えるスキルを人間と共有する契約ですの。


スキルを多くもった精霊を上位精霊、さらに、そのスキルの威力がもっとも高い精霊が精霊王と呼ばれる存在です。彼らは危険なスキルが多いので、人間と契約することはあまりしませんの。大体下位から中位の精霊が契約対象となります。


本校では、高2の春の授業の一コマに行われます。一斉に儀式をするほうが、先生と神殿が楽なんだそうです。わかります、個人ひとりひとりで成人式なんてやってられませんものね?


所謂、大人の事情と言うものでしょう。



 でも、受けるほうの生徒にはそう楽な儀式ではありませんの。


精霊は、基本、魂の清らかな人間としか契約いたしません。魂の清らかさがはっきり際立つのは18歳まで、故に、精霊契約が成されると、一人前になったと見なされ成人式が行われるのです


どうしましょう、男と男のくんずほぐれつした、いかがわしくも麗しい薄い本にCDに、アニメ、ゲームを愛したわたくしの前世と、ノーマル男子に倒錯的な愛を妄想する今世の魂ともに穢れてますわ。精霊契約なんて、無理ゲーじゃね?と思ってしまうのは当然のこと。


じゃれあう男子に涎をたらして妄想し、世の中の男子全般ももちろん、自分の父親や婚約者でさえ「受け」か「攻め」で区別してしまうようなはしたない娘が、精霊様と契約なんてできっこないですわ。


 田舎で待ってる年上の婚約者との結婚にも響いたらどうしましょうと、むしろ破棄されたらどうしましょう。悩みはつきません。


「では、精霊契約の儀式をはじめます。ではフルーレ・アプリコットさんから。」


「は、はい!」


あ、最初はあのヒロインぽい女の子ですわね。


 乙女ゲーぽいヒロインもとい、フルーレ・アプリコット子爵令嬢。


 名は体を現すともうしますが、杏の花のように可憐な美少女ですわ。わたくしの容姿は白鳥のようだと言われますが、間近でみると白鳥って怖い気がしません?


おっと、精霊がおでましですわ。


あら、下位の花精霊ですわね。花精霊は花を咲かせるしか能力がありませんから、貴族の子女には持ってこいな精霊ですのよ。


なんで?


花精霊は美容の能力や、香水の能力がありますの。花精霊と契約すれば、契約主の体からは花精霊の香りが香水なしでふんわりと薫るんですの。それに、花精霊は見栄えも大変よろしいので、貴族の子女には良い契約相手ですわ。


あ、でも、アプリコット嬢は不満そうですわ。


「逆ハーなら、中位なのに…よりによって…」


なにかぶつぶつ何か仰っているけど、気にしません。


ちなみに、第三王子殿下(受)は火の中位精霊、侍従(攻)は闇の中位精霊と契約が無事に終了いたしています。


精霊って髪の毛の色で契約するのかしら。侍従(攻め)は黒だし…はっ、まさか


ヤンデレ侍従×享楽誘い受け王子



……い、いい、良いですわ(鼻血)




「つぎ、マリアローズ・フィ・ノートンさん、どうぞ前へ」


「は、!はいっ」


名前を呼ばれてハッとして立ち上がると、みなさまの視線が痛とうごさいました。召喚陣の中にはいります。



(ああ、神様、阿部様(青いツナギを着た某)、精霊様、すいません、すいません、どうかどなたか、こんなわたくしと契約してください、おねげぇしますだ!)





内心びくびく震えて、祈りを捧げるとふわりとバラの薫りに私はそっと目をあけると、




赤薔薇の花を胸と髪に飾った男装の麗人が宙に浮いていました。




艶やかな深紅の髪に、ギリシャ神話のアドニスを彷彿とさせる彫刻美の顔だち、頬にかかる長い睫毛に、黄金の瞳。凛々しいながらもすらりとした長身だが、女性の曲線美も加わり、もう宝塚ジェンヌもかくやの中性美


炎の様な第三王子(受)の髪とは全く違う紅。


紅薔薇の女騎士…一瞬オスカル様!!と叫びたくなりました。恐るべし


服も深紅騎士服と徹底っぷり…正しく薔薇の騎士の登場に、わたくし思わずアホな顔をしてしまいましたわ。


花精霊ですけど、これ、明らかに等身大の精霊ですわよね…、まさか。


「上位精霊様…ですの?」


「いかにも、私は薔薇の花精霊。花精王の近衛騎士だ。君の魂の光に応じてやってきた。」


突然の上位精霊の召喚にクラス中が騒然となった。

「男好きなあのノートンさんが!?」的な…何だろう…ビッチさんだと思ってたら処女でした的な反応は…さすがのわたくしも、泣きますわよ。


精霊の格 =純心な人間というルールですから…こちらの人間からしたら驚き2倍といった感じでしょう。



「そ、その、いらして頂けて光栄なのですが…わたくしごときが、薔薇の騎士たる貴方様と契約しても良いのでしょうか?」



「何を卑下するか。誇るがいい、君の魂は美しい。見事な程に純粋で、まるで白露を纏った、朝摘みの白薔薇だ。我が主たる花精王も、君の魂の輝きを感嘆しておられたぞ。」



 朝摘みの白薔薇ってなんやねん。

 


そんな爽やかな薔薇では断じて有り得ませんわ。


薔薇は薔薇でも薔薇(ボーイズラブ)違いでわ!?とツッコミを何とか飲み込みましたわ。


 まあ、その、この方も見目麗しいので、気恥ずかしいと申しますか…イケメンにテンパる腐女子の(さが)と申しますか。だって、まともにしゃべるのは、婚約者のカール様か、父上か、使用人たちぐらいで、慣れておりませんの。だから、何と返せばいいやら…


……クラスの反応が恐い隠れ腐女子の心境ですわ…



「契約を始めるが?。」


「ひ、ひゃい!よ、宜しくお願いします!」


「さて、まず君の名前は?」


「マリアローズ・フィ・ノートンですわ」


「認識した。私の名前は…」


と、精霊様がそう言いかけた時でした。


「待ってください!!」


割り込んできたアプリコットさんに、精霊様は不快そうに眉をしかめる。


「アプリコットさん!精霊契約の邪魔をするとは何事です!!」


儀式の進行役の神官さんが、真っ青な顔で止めにはいりますが、ヒロイン様なアプリコットさんは、涙をハラハラと溢してます。


少女漫画伝統のヒロイン泣きってやつです。守って挙げたくなっちゃいそうなアレです。




「だって、納得できません…彼女はこの学園の幾人かの男子生徒に言い寄って…あまつさえ王子殿下に不快思いをさせている元凶なんです、精霊様は騙されて……」



「…マリアローズ、私の名前はシャルラハロート・ローゼンリヒター。紅の薔薇の精だ。末長くよろしく頼む。君が天寿を全うするまで、私は君を敬愛し、友愛の誠を捧げよう。」




  えぇえシカトしたぁああ!!?



薔薇の騎士様は綺麗に無視しました。そんなの関係ねぇ!!ヒロインなんて、関係ねぇ!!悪役令嬢関係ねぇ!ヴェエエ~(ネタ古)ってことなんでしょうか…


ツッコミしてたら契約成立とか情けなさすぎません?



とりあえず契約終了後、なんかアプリコットさんが凄い形相で睨んできました…何故に!?


薔薇の騎士もといシャルラハロート様は契約を終えると、アプリコットさんの周りをふらふらする下位精霊に視線を向けました。


「杏子の精霊、情け深いのはそなたの欠点だな。このように濁った魂と契約するとは…どの精霊にもそっぽを向けられた娘だというに…。」



哀れむような視線をむけられ、杏子の精霊は居心地悪そうに頬をかいてます。


「いやー、約束で仕方なく…昔は可愛かったんでしゅよ~?こんな男好きに育つなんて…思ってもみなくて」



杏子の精霊が今さらっと問題発言したんですけどぉおおお!精霊のダメだしに流石のアプリコットさんも唖然としてます。


当然、クラスメイト達からも「男好きなんだ」 「幻滅…」「ノートンさんじゃなくて、アプリコットさんのほうが本当は男好きなんじゃん。」とひそひそと聞こえてきます。


王子(受)と侍従(攻)も困惑した様子です。


「ちょ、ちょっと待って下さい!私のどこが穢れているんです!」


「…魂とは想いや、感情の塊だ。魂が穢れるのは即ち、心が汚い証拠…性根が腐った人間を意味する。

お前は、友人や恋人も平気で裏切れる、最もらしいことを言って、地位も名誉も手に入れて優越感に浸りたいだけの人間だ。その点、我が契約者は実に美しい。」



ほう、と吐息を漏らす貴方の方が美しいデスヨ…。て言うか、そんなうっとりした視線をわたくしに向けないでくださいませ。


「…綺麗だ…。」


まだ言うか!!


もうやめてぇ!わたくしのライフはもうゼロよ!!


何よこれ、羞恥で死ねと!?


「失礼、その薔薇の騎士殿…我らは今一、彼女の魂が美しいかどうかわからないのだが…。」



王子(受)の質問に、シャルラハロート様はさもありなんと頷きます。


「人間の魂はな、一途な恋をするほど美しくなる。マリアローズの心には、幼い頃からの初恋が彼女の魂をより美しくさせている」


「シャ、シャルラハロート様!!ちょっとそれ以上は!!」


「今時珍しい…政略結婚の相手なのに…これ程恋したうとは…。」


プライベートをバラされた気分です。薔薇だけに。


恥ずかしくて顔もあげられないのですが…。



ええ、正直に申します。わたくしは婚約者のカール様が大好きです。容姿はちょっと薄味ですけど、のほほんとした柔らかな空気に、頭がいいのに、不器用でどじっ子できっと可愛いお爺ちゃんになるかんじのひとです…婚約も、本当は姉様にきたお話をわたくしが5歳のときに「カール様がお婿さんじゃなきゃいやだ!」と泣きわめいてようやく婚約にこぎ着けたのです。現在進行形で初恋継続中でして…う、これ以上は御勘弁をぉ!


「う、嘘でしょ!?いつも殿下達をガン見してたじゃない!!」


思わず叫ぶアプリコットさんに同調するようなクラスメイトの視線が痛いです。うう…


「も、申し訳ありません。その殿下やオックス卿は物語に出てくるような、大層な美男子でしたから…わたくしの故郷には屈強な殿方が多くて…えっとその珍しくて…すいません、お気を悪くされていたのですね。以後、気をつけます。」



「…その、ノートン嬢。つまり、我らは観賞されてただけだと?」


「…す、すびまぜんんん!!」



思わず、泣きべそかきながら謝ると、殿下(受)と侍従(攻)や、クラスメイトは深いため息をついていた。な、何でしょうこの肩透かし感!ご免なさい!


「そう言えば、ノートン嬢に話しかけられた事はなかったな。」


「殿下、ノートン嬢は婚約している身ですから、おいそれと我等には話しかけられませんよ。地方貴族出身なら尚更です。」


「そうか。ノートン嬢、我等を観賞するのは構わぬが、ほどほどに頼む。我等は慣れているが、視線を不快だと感じる者もおるだろう。それに、淑女として婚約者以外の男子を無闇にみるのはいただけない。」


「考えがいたらず、誠に申し訳ございません。殿下のお言葉、しかと胸に刻みます。」


しかし、どうしましょう。ここは乙女ゲーの世界だったはずなのにグダグダになってしまいましたわね。身を縮ませて羞恥でふるえるわたくしを、よしよしと撫でる薔薇の騎士様に、うっかり涙が出てしまいましたわ。




この召喚以降、わたくしのの学園生活はがらりと変わりました。


わたくしを、見るたび温い視線を向けられてます。いたたまれない、実に遺憾。


まず、腐敗した脳内でわたくしの妄想の糧となっていた殿下(受)や侍従(攻)から話しかけられるようになりました。挨拶から日常会話まで…この繋がりが後にさらなる喧騒を巻き起こすのですが、まあそれはまたの機会にお話を致します。


それと、アプリコットさんですが…今回の騒動で自宅謹慎が決まりまして…山に囲まれた隣国に留学することになりました。男好きのレッテルがはられたいま、この国の社交界では結婚相手を探すのは難しいでしょう。


最後にカール様ですが、なんと研究していた土の成果が認められまして、王立研究室の研究員に正式に任命されました。研究室は学院のとなりの建物なので、これから毎日会えることになりました。嬉しいです!


実はの後に、カール様の契約精霊の地精霊エルウィンクル様とわたくしの契約精霊シャルラハロート様が種族の垣根を越えた大恋愛を巻き起こし、人間界、精霊界を巻き込んだ大騒動を引き起こしますが、わたくしの人生は実に楽しい喧騒と、暖かな日々に彩られ、曾孫までもうけて幸せな老後がまっていたと、ここはご報告致しましょう。実に愉快な人生でございました。



まあ、悪役令嬢の役割を果たす前にヒロインさんの自爆があったおかげだと言うのが少しひっかかりますが…。



こっそり平民向けにBL小説を書いて流行らせて印税ガッポガッポで、カール様の研究を後押しできたので悔いはございません。



すっかりゲームではなくなってしまったこの世界でのわたくしのエンドロールは、これで良かったのでしょう。正直、悪役令嬢とか何すればいいかよくわかりませんでしたし、結果オーライですわ。


え?ヒロインさんのその後ですか?残念ながら留学先の貴族と結婚されたとか…よくはわかりませんがもしかしたら、彼女は彼女で幸せを掴んでるかもしれませんわ。祈っておきましょう。




それでは皆様ごきげんよう。

ご無沙汰をしています。最近、忙しくて更新ができずもうしわけありません。リハビリで書き上げたのですが続くかはビミョーですね。


因みに、彼女は後に殿下の子供の乳母になります。ショタきた~!と自分好みのイケメンに育てちゃう逆源氏計画をやらかします。そして、目論見どおり見事なイケメンに育ちます。



マリアローズのヒーローのカール様。影が薄くてごめんなさい。彼は本当にふつうの人です。草食系で優しく穏やかな眼鏡男子ですが実は無意識のドS。後にマリアローズは受けだと思い込んでいた彼に笑顔と優しい口調で攻められ、認識を改めます。あ、こいつ、某鬼畜な眼鏡の主人公や…と


マリアローズとの間に8人の子をもうけます。後に娘がマリアローズが育てた殿下の子とくっつきます。



薔薇の精霊さんと地の精霊さんですがまあ、男装の麗人が、包容力がある男性にメロメロになるパターンです。


ヒロインさんは留学先の国の伯爵位の青年と結婚して、それなりに幸せになりました。杏子の精霊がすんごいがんばった。設定が膨らみすぎたのでだいぶ削った結果がこれです。


もう少しリハビリをしてから復帰したく思います。


拙作を読んで頂きありがとうございました。


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― 新着の感想 ―
腐敗ではなく発酵したのかもですね… 流石、本場(?)の貴腐人はちがいますね。
貴腐人であることと心の清らかさとは関係ない、なんて大事なことなんだ。 男装の麗人が包容力のある男性にメロメロになる展開について詳しく!!!!!!!!!
[一言] 冒頭の話の伯爵の令嬢ですが、 ロリコン伯爵→という事は→クラ○ス!!ク○リス!!なのか?○ラリスですか? あのル○ンとかという泥棒さんに連れて行かれて、水面に飛び降りて、 主人公「興奮する…
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