目次 PR 1/1 おめでとうのない誕生日 別に特別になりたい訳じゃない。 ただこのアリ地獄でアリのように流されて生きたくないだけ。 我儘なんかじゃない。また希望や失望でもない。 この感情のいく末は二人の人間を生み出すことになった。 whiteな男の子、blackな女の子。 二人の未来は二人が決めた。 誰も邪魔してはいけない。 なぜなら、彼らの自由は彼らのものなのだから。 私の名前はN。性別はどちらでもない。 ひとつだけ言えるのは、彼らにいちばん近い存在であったことだ。