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ラグナロク~堕天使たちの終末~  作者: なんとかかんとかさん
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日記の変化~予兆~

え~と、よく分からないかもね。読んでいけば分るようになるから気にしないでください。

~Side M~

「お願いです、あなたを救ってください。」

誰すか?

「え~と・・・・あなたの知り合いです。」

で、その俺の知らない知り合いさんが俺に何の御用件で。

「違う世界に存在しているあなたを、救ってほしいんです。」

ほぅ、それはどのようにして。

「異世界に行ってもらいます。」

なるほど・・・って異世界?

「大丈夫です、あのひとにやってもらいますから。」

誰?

そこで真朋雅也の意識は途絶えた。

~Side M~

「急げ急げ。」

真朋(まとも)雅也(まさや)は急いでいた。

「いきなり異世界に来て海に溺れるとかwwww」

そういや、俺は堕天使なんだっけ?うん、そんなこと聞いた覚えがある

「よし、飛ぶか。」

真朋雅也の背中から汚い翼が出現する。

「ひ~、高い。お、あそこに見えるのは町。だな。」


雅也が空に浮かぶ姿を見た海賊たちが、雅也を死神だと思い、のちに「この地に訪れた船はみんな沈む」

という迷信を作り上げたことを、雅也は知らない。


港では、女と男が雅也のことを待っていた。

何故か雅也はそいつらの名前を知っていた。

男はアングッシュ、女は(あおい)という名前のはず。


「よし、雅也も来たことだし、城下町行くか。」

葵は元気よく腕を突き上げる。


しばらく雅也が二人についていくと。


「雅也!!」

葵が雅也に囁く。

「分かってる。」

雅也は囁き返すと背に背負っている刀『レーヴァテイン』を引き抜いた。

すると

「なんだ、バレてたのか。つまらねえ。」

雅也たちをつけていた盗賊のような奴が笑いながら雅也の肩をたたいた。

「まあ、仲良く。な。金さえ、置いてったら、別に何にもしねぇよ。」

「払わなかったら?」

アングッシュは目を閉じながら静かに訊く。

「ん?まあ、奴隷商人にでも売るかな?」

その言葉にイラッときたのか葵の体から青色の霧がゆっくりと出てくる。

雅也は知らないはずなのにその霧の正体を知っていた。葵の神抗能力、神が定めた人が背負う重み。重力に抗う力。

しかし、雅也は右手をあげて葵を制止して

「できるものなら。」

と言った。

「ほぉ~。結構、すげぇ奴だったんだな、大抵の奴は金を置いて逃げるんだけどな。じゃあ、言ったとおり、奴隷商に売らせてもらおうか。」

盗賊か不良なのか分からない奴には手下がいるらしくその数およそ数十。

「・・・・・達人でも勝てんな、数が多すぎる、狭い道で一対一で戦ったならこの数もどうにかできよう。だが、こんなに広いとなると、相手ができる人数が限られる。」

男は、アングッシュは何故か冷静に言う。

「ほぉ~、やっぱ、ただものじゃなかったぜ。」

盗賊(仮)は感心している。そして不敵に笑うと

「そのとうりだぜ、どんな達人も大人数を一度に相手をすることはできねぇ、魔法使いなら別だが、武術の達人を、俺らは何人も殺してきて名声をてに入れてきた。」

どうやらかなり強い奴らの集まりらしい。通りに誰もいなかったのはこいつらが出るからなのかもしれない。

「だが。」

アングッシュは再び

「ん?」

訊き返す盗賊

「俺らは達人ではなく。堕天使だ。」

「ざっつらいと。だな。」

雅也の体から黒い霧が噴き出る。

「来いよ!!」

雅也は刀を構えると適当に間合いを作る。

(なんでこうなってるんだ。俺を異世界に連れてきたあの子は、『あなたを救って!!』とか言ってきてたよな。)

アングッシュたちはというと、いつの間にか近くの民家の屋根に立っていた。おそらく重力操作で飛んだんだろう。

そして、俺は何故か刀の使い方も知っていた。

「レーヴァテイン」

刀の名前を雅也が呼ぶと刀は返事をしたように赤く光り出す。剣の周りに幾つもの何語か分からない言葉が飛び交い剣が唸りを上げる。

「おい!!いいから。倒せ、強かったら逃げりゃいいだろ!!。」

という頭の命令で手下たちは一斉に各々の武器を取り出し一気に間合いを詰めてきた。

しかし、10秒たっても雅也の体に武器が刺さる音は聞こえない。

手下たちが慌てて顔を上げると槍や剣といった武器はすべて雅也の体の前で溶けて先がなくなっていた。

「なっ、お頭、こいつは勝ち目はねえぜぇ。とっととずらかるのが利巧って奴っすよ。」

言うと手下たちは頭の命令を待たずに逃げ出す。足が渦巻き状にくるくる回っているようにも見えない足の速さで町を出て行った。

しかし、出口でバテたらしく、みんなで仲良く休んでいた。

雅也は微笑むと、レーヴァテインを手下たちの方へ向けて。

「とりあえず、迷惑なごみは、焼却。だな。」

レーヴァテインから炎の奔流が噴き出てきて雅也の前で球の形を築く。街灯もない暗い街がいっきに明るくなったと思ったら、炎の球は町の出口に向かって駆け出した。そこまで障害物はない、あるのはごみだけだ。

そして

「ドーン、だってよ。」

雅也は頭に向かって笑いかける。

「な、てめぇ、なにもんだ?」

「いや、アングッシュが説明してくれただろ?あの世でちゃんと思い出せよ?」

雅也は頭を焼却すべくレーヴァテインから炎球を造り出した。

今度は一個だけではなく幾つもの炎球が夜の街に星のように輝いていた。

「燃えろ!!」

雅也は叫ぶ。

「燃えるどころじゃすまねぇだろ!!。」

というのが頭の最後の言葉に

なる

はずだった。

頭はおびえながら地面に寝っ転がって頭を抱えている。

そして、その前には一度だけ見たことがあるような奴がいた。

「よぉ、久しぶりだな。」

灰色の髪。他に特徴があげられるような奴じゃないが。目は細く、獣のようともいえる。

「前に一度会ったっか?」

と雅也は言う。

「ああ、あの時は、後輩がお前に殺させそうだったから割って入っただけだぜ?まぁ、今回は別の用事だけどな。」

灰色の髪の男は指を細かく動かしながら大儀そうに言う。

「誰だって聞いたんだ。」

「フェン。」

「名字は?」

「ない。」

雅也は何か思い出したかのように目を細め

「お前、ルールブレイカ―、なのか?」

すると男はうんうんと頷きながら

「まぁな、俺らの目的は知ってるだろ?」

「魔精霊アトンの、回収だっけか。」

「そう、で、俺としては出世するにはボスが邪魔だ、だったらボスが集めようとしている

魔精霊をはやくとっちまえばいいんだよ。お前は、一部を持ってるみたいだから。悪いけどさ。」

フェンは言葉を区切り

「消滅してくれよ。俺のためにも。」

雅也はレーヴァテインを握りなおす。

「そうか、それがお前の意志か、悪いが、その意志。俺の意志で曲げさせてもらうぜ!!。」

戦いが、始まろうとしている。



久しぶりに2000文字こしたよ・・・・なんてこったい。


毎回1話づつ挿絵の紹介で

今回は●●さんが誰誰を書いてくれました。

って前書きで書くのが夢。

の鼠です。いや~ほとんどの作者の夢なんじゃないのかなって思ってます。

めっちゃ読みづらいですが、頑張って完結めざしていきます。

うへへへ↑気分も↑て行きましょう。

こんな小説に目を通していただいてありがとうございます。

あ、まさかじゃないけど

「ちっ、時間の無駄だった」

とか言ってませんよね、言ってたら・・・・・、とりあえず感想でお願いします。

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