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2 魔法

【翌日】

『それじゃあみんな行ってきまーす!』

『行ってらっしゃい!』


私たちは時の町をあとにした。私は生まれてはじめての外だ。どんなんになってるんだろ。とてもワクワクしているが不安もある。それに、オロンジュと初めてのお出かけ…。


「シエル、大丈夫か?すごく落ち着きが無さそうだか?」

「だ、大丈夫だよお兄様。初めてでドキドキしてるだけ。」

「おっ、シエルは初めてですか!それは心配だろう、でも大丈夫ですよ。僕たち色々知っているので!」

「そうね、ブリヨント様とテレスさんは昔タッグを組んでましたもんね。高火力のリヨンと回復のバロンスで相性抜群てすものね。」

「それに俺はよく次期当主として城に呼ばれることが多かったからな。色々知ってるぞ!」

「お兄様そんなに自慢気で無くてもいいんですよ、調子に乗るとウザいだけですから。」

「なんかひどくね?なぁ、テレサ?」

「それはお前が悪いだろ。」

「それはそうですね。」

「なんかみんなひどくね?」

『自業自得です。』


お兄様は調子に乗ると注意力鈍くてウザく、私たちにとって得が全くない、マジで。


「みんな止まれ、来るぞ。」

『了解!』

『グワァァァァァァァァ!』


あれはアリュシカメレオン、それも2体か。まあ余裕だな。


「片方はルビュルーズ、もう片方はエトワール兄妹に任せる。」

「了解!」

「じゃあ、まずは幻覚からかな?ヴィエルジュ・アリュシナシオン!」

「グワァァァァァァァァァ!イヤダ、コンナノミタク…。」

「お兄様、私は遠くで援護します。気にせず戦ってください!」

「了解!リヨン・コントラ!」

「サジテール・アルク!そして糸をくくりつけて…えい!」

「グワァァァ、ナンダコレハ!?ウマクウゴケナイ!」

「ナイス、シエル!たぁぁ!」

「グワァァァァァァァァァ!ヤラレタ…。」

「よし撃退完了ですね。怪我皆さんしてませんか?」

「はい、大丈夫です。」

「あぁ大丈夫だ!」

「では進みましょ、このままだと間に合わない可能性が出てきてしまうわ。そうしたら色々な人に迷惑を変えてしまいます。」

「はい、ルビュルーズさんの言う通りです。早く行きましょう。」

(どうしよう、僕何も今回役に立てなかったな。自慢なのが時の魔法と防御しかないから…)


 一方その頃…

「ほう、極上の闇の種を抱えてるやつがいるな!これは狙い目だ。どんどんあいつらに困難を振りかけてらろうではないか。」

「そうですね、ボス!」


なんだか嫌な予感がする。今まで感じたこともないような闇が近づいてきてる気がする、それも身内で…。


《続く》




どうも、花見丘あんです!今回の隠れ設定はシエルについてです!シエルは実はお兄様だけ少し苦手らしいです。元気過ぎてついていけないだそうです。あと力強いだけの役立たずだからもあるらしいです!ではまた次回で!

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