表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍・漫画化】転生薬師は迷宮都市育ち  作者: かず@神戸トア
王国防衛
420/855

ドレイク集団、再び2

「エック、そんなに先に行かないの!」

「えー、俺たちは自由に魔物を相手すれば良いって約束だったじゃないか」

「そうだけど、護衛をしないまでもある程度は皆さんの近くにいないと」

「わかったよ。でも、こいつらはつまらないんだよな。昨夜の吸血鬼とかなら良かったのに」

 隕鉄でできた穂先の“流星槍”を操る“流星”という二つ名の金級冒険者エックハルト。戦馬(バトルホース)にまたがりその実力をいかんなく発揮して、ウィドマンシュテッテン模様の穂先を地龍(ドレイク)に突き刺して倒していく。

 しかし単独で突出しがちであり、そのことに釘を刺しているシグラン。彼女も戦馬に乗りながら精霊魔法を使ってドレイクの相手をしているが、こちらは銀級冒険者でありエックハルトほど簡単には倒せず、どちらかというとエックハルトが好き勝手に倒した死体を魔法の収納袋にしまっていく役割を果たしている。


 一方、他の冒険者たちは予定通り数人が1体のドレイクにあたるように、ドレイクの集団の端の方から順番に対応しており、ブレスを吐かれたり尻尾を振り回されたりするのに対処するためにも横に広がっている。

 魔術師団員たちは元々前線に向くわけではないので、冒険者たちが接近戦をしているドレイクより少し奥にいるドレイクに対して遠隔攻撃を行っている。こちらも数人で1体にあたり確実に死体を増やしていっている。


 ユリアンネやシミリートたちは、その全体の縮小版のような感じである。味方に隙間ができかけたところに戦馬の脚力を使って入っていきドレイクに槍を突き刺すシミリート。そしてその補助として魔法を発動するユリアンネ。

 ジーモント、ヨルク、カミラは1体のドレイクと接近戦を行うが、ドロテアが≪水球≫で注意をそらさせたりゾフィが隙間を狙って矢を射ったりしている。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ