表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍・漫画化】転生薬師は迷宮都市育ち  作者: かず@神戸トア
王都生活

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

272/873

間引き中3

 他パーティーの冒険者の案内でオーク村に向かう途中で、そのパーティーの仲間がオークに追われているところに遭遇して救出する。

「やっぱり、斜め前に助けを求めに行ったのは正解だな。俺たちより強いから先行できているはずだからな」

「そんなことを考えていたのね。まぁ悪くない発想とは思うけれど」

「オーク村を見張って待っている奴らもどうなっているか。急いで向かってくれ」


 オーク村を見張っていた3人は無事だったようで、オークから救出した2人を足した5人のパーティーだったらしい。

「ほら、あそこにオークが固まっているだろう?きっとオーク村があの向こうにあると思うんだ。俺たち5人だけでは無理だから手伝ってくれ」

「分配は、それぞれ倒したものを貰うので良いのか?」

「もちろんだ。俺たちはこっちから向かうから、お前達はあっちの方向から攻め入ってくれるか?」


 他人と一緒の11人で進むよりは、自分たち6人だけで攻め入る方が連携を含めて気が楽であり、内心では助かったと思うシミリート。

「これでユリの魔法も使い放題ね」

「カミラ……まぁそうだけれどな」


 結果として、単なるオークより強いメイジ等は居なく、12体のオークを倒したところで、別方向から7体のオークを倒したという別パーティーと合流する。

「お前達、流石だな。助かったよ。また手強い集団と遭遇したら助けてくれな」

「もちろんだが、死なずに連絡に来てくれたらな」

「そうだな、気をつけるさ」


 魔法使いは居ない5人パーティーからは、先ほど使用したポーションの代金と、オーク村にあったオークの予備武器と思われる錆びた剣などを余分に貰い別れる。

 シミリート達は、元々向かっていた進路である斜め前に向かう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ