表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍・漫画化】転生薬師は迷宮都市育ち  作者: かず@神戸トア
王都生活
218/854

出店の検討

隣近所などへの挨拶まわりを終えて新居に戻った6人。

「ふぅ、みんなお疲れ様!」

「でもやっぱり聞かれちゃったね。どんなお店を出すの?って」

「まだ決めていないと言うと怪訝な顔になったけど、楽しみにしているって愛想を返されたね」

「まぁ店舗兼住居を借りるなら普通は目的がはっきりしているだろうしね」


店舗運営に興味が強いカミラとゾフィが、自分達で早く店を開きたいという。

ヨルクは親戚が王都にいてそこで鍛冶をさせて貰えるし、ジーモントは宿屋の長男であり料理には興味があるが商品を並べる店舗への興味はそれほどなく、シミリートは武器屋の三男だから後継ぎのつもりもなく衛兵になったぐらいである。

ユリアンネは薬師になりたくてその店舗を持ちたい夢は捨てていないが、下手に目をつけられて誘拐される可能性を踏まえると、こっそりどこかに納品するだけでも良いと思い始めている。また今はオトマンの書店の見習いという立場でも、その分野の仕事はクロリス商会や斜め向かいのライマール書店に納品するだけで良いと言えば良い。逆にこの距離で新規に書店を開いて勝てると思えない。


結局はカミラとゾフィの2人が強い想いとなるが、カミラは工芸屋の長女でありトリアンに戻れば後を継ぐ予定の店がある。ゾフィは皮革屋の娘であるが次女であり後継でないのと、本人はお洒落な衣服を作って販売を希望している。


もしもこの場所でずっと店舗運営をするならば、隣などに競業の居ない衣服屋に工芸品も並べる店にして、周りと同様に少し高級な価格帯の商品にするのが望ましいのであろう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ