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【書籍・漫画化】転生薬師は迷宮都市育ち  作者: かず@神戸トア
旅立ち
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メイユへの護衛再開3

街道の北に見えたオークの集団にこちらから攻撃を仕掛けに行った冒険者達。

棍棒だけでなく、誰か犠牲者から奪ったのか剣なども持っていたが、こちらの冒険者達と同数程度のオークでは脅威ではなく、時間と共にオークの方が加速度的に1体1体減ることになった。


「死体は馬に乗せて馬車のところに戻るぞ」

大怪我した者は居なかったようなので、いったんは留守番組の馬車のところにまで戻り、それからポーションによる傷回復を行った。

馬車に馬を繋ぎ直すのと、魔石を取り出した後は、邪魔になる太い骨などを解体して取り出して街道の外に捨てる作業とも並行実施である。


そしてその夕方。

合流して来た商隊が昨夜襲われた野営地に到着する。既にオーク達は去っていて、残して行った馬車3台の荷台にあった食材は空っぽであった。馬車そのものもそれぞれ壊されてもいたが、一番マシだった1台に対して残り2台から無事な車輪などを入れ替えることで、1台だけは馬をつないで走ることができるところまで復旧ができた。

人が乗るところも圧迫してオークの死体を載せていたので、それをこちらに載せ替える。



その後は、その夜も含めてそれ以降は魔物の襲来も無く無事にメイユに到着するのであった。

すれ違う商隊達も何事も無かったような発言ばかりではあったが、一応それぞれに注意喚起だけは伝えてある。


メイユの街に入ると、ディッキー、ベンヤミンからは護衛完了のサインだけでなく、オーク素材の引き取り費用や料理関係の追加報酬を貰い解散となる。合流していた別の商隊の方も、結局は出発点に戻って来てしまったようだが、何らかのやり取りはしているようである。


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