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【書籍・漫画化】転生薬師は迷宮都市育ち  作者: かず@神戸トア
旅立ち
134/850

オーク襲来

野営時にオークに襲われていた商隊。何とか全員が起きて対応に当たっている。


「ディッキーさん達はこちらへ!」

「御者の皆さんもこっちだ!」

シミリートとアディーレが中心に、かまど付近に商人や御者達の護衛対象を集めてきて、その周りを冒険者が守るように並ぶ。

「荷馬車の食料が!」

「ベンヤミンさん!大丈夫です、荷馬車の入口はこちら側です。まずは落ち着いて!」


「ヘドとイルヤはどこだ!?」

「あっちに突っ走って行ったよ」

「何!あのバカ!……迷惑をかけているようだな。すまない……」

アディーレがヨルクに言われて状況を把握したようである。


「まずは護衛を優先!どうもオークたちは数が多いようだ。馬車の隙間に分かれる。引き続きそことそっちはシミリートたち6人、こっち側はウチだ。シャドウたち2人はあっちを頼む」

「了解!」

「分かった」


アディーレに割り振られた方向の馬車の隙間2つから入り込むオークたちに対して、いつもの6人の連携を指揮するシミリート。

「俺とジモが隙間2つに分かれる。ヨルクとカミラはそれぞれに分かれて攻撃。ゾフィとユリは遠くを攻撃。所詮はオーク。ハイオーク相手でも勝てる俺たちの敵ではないぞ!」

「ハイオークのお肉の方が良かったんだがな」

「ヨルク、この数がいればオークでもそれなりの希少部位が食べられるぞ。後で料理してやろう」

「あんた達、依頼者の前よ。軽口ばかりでなく、後ろに漏らさないようにしなさいよ」


余裕を持って対応している“選ばれた盟友”とは別の隙間1つを受け持ったシャドウ達も、シャドウが前に出て山刀でオークを刻む後ろからフェザーが矢を放ち、鷹のフィアもその奥のオークに嫌がらせをしている。馬のホーは邪魔になるからか他の馬達と待機している。


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