夏の1ページ
玄関から一歩外に出る
朝まいた打ち水もすでに乾いている
青い空が目にしみる
入道雲が
夏の暑さを感じさせ
太陽が容赦なく照りつけ
ジリジリと肌にささる
鳩も日陰で休んでる
蝉の鳴き声が響いている
その中を
砂ぼこりがまうグランドで
白いボールを蹴っている
少年たち
真っ黒に日焼けした肌に
汗が流れ落ちている
ピー!
笛が鳴った
一目散に水道にかけて行く
頭から水をかぶり
ゴクゴクと水を飲んでいる
楽しそうに
水をかけっこしている
あー!
夏だ!