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零の刃  作者: 風鳥院
第三章 王都陰謀
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第四十四話

土日は次回以降の投稿を考えるので更新できそうにありません。ご了承願います。

 質問され、それはなんなのかとエレンは悩む。だが生半可に答えるつもりもない。今まで誰かに話す時は平和や救済としてきた。勇者だという証拠もなかったからだ。だが明確にそれが証明された今、自分ができる事は増えた。ここは今まで温めてきた考えを披露する時だ。そしてエレンは答える。


「この国を豊かにして、悪を倒し平和へと導くことです。そのためにはもっと戦力が必要です。それができるのは王の下ですし、戦って統一してこの国を豊かにしたい。魔物だけじゃないと思うんです、きっと他の何かとも戦ったり色々な事のために私はいるのだと、そう思います」


つまり、とまとめに入るエレン。ゼロがなんとも言えない表情を浮かべているのには気づかない。


「私の目標は平和のために何でもしたい、救いたいそういうことです」

「そうか。ありがとう教えてくれて。協力できることはする。今日は早く寝るといい。明日はもしかしたら王に会うかもしれないからな」

「はい!おやすみなさいゼロさん」


嬉しそうに寝床へと行くエレン。その後ろ姿を見送っていると


「現実が見えておらんの。悪を倒すか、理想だけではの。必要悪もあるというのに。勇者の宿命、いや呪いじゃろうか」

「アサギ…」


申し訳なさそうに黙るアサギ。だが言っていることはあながち間違ってもいない。

力を持っているエレンだからこそできる目標を掲げてきた。それは悪くはないのだが……。ゼロはどこかで話していれば変わっていたかもしれないと思うと、なんとはなしに後悔の念に駆られる。


「主様が悩むことではない。あやつが決めたこと。間違っていればそれを正していけばよい」

「それが今は最適だと思うか?」

「我はそう思う。決め込んでいる節があるのに今更考えを改めさせるのは難しいじゃろう」


己が何かをしたいという事もないゼロにとって頭ごなしにエレンを否定するのはどうなのかという思いがあった。多少過激なところは自分が補えばいいし、これから仲間を増やして支えていけばいい。そう楽観視するしかなかった。




しかしここからゼロとエレンは道を違える運命となってしまった。それが良かったのか悪かったのか、神のみぞ知る。






城門の前には入城を待つ人が並んでいる。確認に多少時間がいるからである。レーベルクは低めながらも城壁に囲まれた王が直接治めている都市である。他にこの都市を守る騎士や兵士もおり、彼らの中には過去に勇者と共に戦った者の子孫らもいる。


無事に王都へと入った一行。商人や冒険者たちとわかれたゼロたちは城へと向かっていた。


「にぎわってますね」


エレンの言うように盛況な城下。もちろんそうでなければ示しがつかないだろう。

初めての場所なため多少迷子になりながらも、城を目指して歩き続けた。ようやく目的の場所に着いた。

兵士が門を守っている。どことなく話しかけづらいが臆することのないエレンは話しかける。するとすぐに対応が始まり、三人は無事に入城が許可された。

しかし、これは問題の始まりでもあった。

やっと王都。ゼロの強さが描けておらず作者としてもなかなか苦しいところです。

活躍にはもう少しかかります。申し訳ありません。

次回もよろしくお願いします。

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