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③明日は学校です

「ただいま戻りました、光莉様」

目の前には満面の笑みのルイさん。

今はルイさんがお城に戻ってきたところ。

「お、お帰り」

「そういえば明日、学校ですが準備はなさいましたか？されてないのならわたくしでよければお手伝いさせていただきますが」

学校？準備？そんなもの一切知りませんけど。

「多分、まだしてません」

そう言うとルイさんが一回首を傾げてから手をパンと合わせる。

「なら、共に準備しましょう！光莉様、失礼いたします」

部屋に入ったルイさんは、机の上に置いてあったカバンを手にとる。

そして、教科書やノート、タブレットなどを次々と入れていく。

「これで準備が整いましたね！明日、わたくしがきますので、それまで待っておいてくださいね」

その後ルイさんは「失礼いたしました」と一礼して部屋から出ていく。

私、明日学校って、どうしよう！？

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