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1 美少女と家族になりました!

なんか、久しぶりにいつもの病気が……ユリを書きたいんです( ´・ω・`)何故か変態でアホな主人公は気にしないでくださいm(_ _)m

冬美雪菜ふゆみゆきな、高校一年生。

私と同じクラスのクラスメイトで、隣の席の女の子。

友達かと聞かれると難しい。

入学して一週間くらい過ぎたくらいけど、まだまだ距離は遠そうだ。


「冬美さん!一緒にお弁当食べよ!」

「……また?たまには他の子とも食べたら?」

「えー!冬美さんとがいいの!だって、冬美さんとお昼楽しいもん!」

「はぁ……まあ、いいけど」


嫌々ながらも、お昼を一緒に食べてくれる。

ツンデレなの?と聞くと睨まれる。

その視線にゾクゾクしそうになるけど……女王様になって、冬美さんがM堕ちした姿を見たいという私の性癖は間違ってるかな?

プライドの高い娘って、なんかこう……愛おしくもあり、屈服させたり、服従させたくなるよね。


「……なんか、変なこと考えてるわね」

「えー、そんな事ないよー」

「あなた、嘘つくとき露骨に目が泳ぐわよね」

「……てへっ」

「全く……」


傍から見ると、友達っぽく見えてるかもしれない。

私は少なくとも友達になりたいとは思っている。

でも、冬美さんは中々隙を見せてくれない。

心を開くにはまだまだ時間が掛かりそうだなぁ……なんて、思っていた時にそれは起こった。


陽菜ひな、お父さん再婚するから」


夕食時、珍しく真剣な表情のお父さんからそんなことを言われる。

少し考えてから首を傾げる。


「二次元の人と?ダメだよお父さん!いくらモテないからって、画面の向こうの世界に行っちゃ!」

「違う!というか、父さんは陽菜にそんな風に思われてたのか!?」


控えめに言って、モブっぽいお父さん。

お母さんが亡くなってからかれこれ10年くらい。

その手の話がてんでなく、女の私から見ても友達で終わりそうなお父さん曰く、本当に再婚するらしい。


「それでな、その人には陽菜と同い年の女の子が居るらしい。それでだ……会ってくれるか?」


恐る恐るといった様子で尋ねてくるお父さん。

私がお母さんが大好きだったから、再婚の話にどう反応するか怖いのだろう。

やれやれ、そこはもう少し信じて欲しいかな。


「勿論だよ。私ももう高校生だし、お父さんが好きな人を見つけて家族になりたいなら、反対しないよ。お父さんが頑張って私を育ててくれたことも知ってるし、私もお父さんには幸せになって欲しいもん!」

「陽菜……」

「まあ、その再婚相手の人と娘さんが私を疎ましく思うようなら一人暮らしするからお金出して貰うけど」

「陽菜……最後のが本心じゃないよね?」


ははは、まさかまさか。

そんな訳で、数日後。

早速新しいお母さんとお姉ちゃんか妹になる人と会うことになった。

気合十分といった様子のお父さんと、雰囲気のいい喫茶店でその人達を待つ。


「お姉さーん!このストロベリーパフェくださいな!」

「陽菜、来るまで待とうという気はないの……?」


だって、ここのパフェ美味しいって友達が言ってたし……それに、変に飾らないで素直な私を相手に見せないとね。

そんな風に待つことしばらく。


「お、きたきた」


2杯目のパフェに満足していると、店内に何とも凛とした女性と……何故か見知った顔が続いて入ってくる。

というか……あれって、冬美さん?


「おーい、ここだよー」

「ごめんなさい、お待たせして」

「気にしなくて大丈夫」


出会うなり、甘い雰囲気を醸し出す2人。

この分だと弟か妹が出来ても不思議はないかな。

なんて思っていると、冬美さんと視線があう。

母親とお父さんと、私を見て驚愕の表情を浮かべているけど……うん、気持ちは分かる。


「お父さん、その人が?」

「え?あ、ああ、ごめんごめん。紹介するよ」

「初めまして、貴女が陽菜さんね?」

「はい、冬美さん……であってますか?」

「あら?そうだけど……そうね、苗字は近いうちに貴女とお父さんと同じになるから、お義母さんって呼んでくれると嬉しいわね」


明るくそんな風に笑う女性。

どことなく、冬美さんの面影を感じつつも私は頷く。


「分かりました。お父さんのことよろしくお願いします、お義母さん。あと、冬美さん……というか、雪菜ちゃんとも家族になるんだね」


後ろで時が止まっていた、冬美さんに声をかけると、思い出したように表情が渋くなる。

え?そんなに嫌なの?

なんかショック……


「あら?陽菜ちゃんと知り合いだったの?雪菜?」

「……クラスメイト」

「あらあら、お友達だったのね」

「ええ!親友です!」

「いや……本当にクラスメイト」

「あら?」


私と冬美さんの温度差に首を傾げるお義母さん。

むぅ……やはり、まだ信頼を勝ち得るには足りないか……


「……というか、本当に?」

「ええ、この人が私の再婚相手で、その娘さん」

「どうも、連れ子です」

「……チェンジで」

「厳しい!厳しいよ雪菜ちゃん!」

「なんで名前呼びになってるのよ……」


そんな、露骨に嫌な顔しなくても……


「だって、私達家族になるよ?姉妹だよ?苗字呼びは変でしょ?」

「それはまあ……」

「だから、私のことも陽菜って呼んで!もしくは、陽菜様か陽菜ちゃまで!」

「……後半のそれは何なの?」


半眼が絵になる美少女。

うんうん、いいね、その表情……物凄くへし折りたくなる!

と、そんなことより……


「ねえ、雪菜ちゃんは誕生日いつだっけ?」

「12月だけど……」

「くっ……じゃあ、私が妹か……よし!」


お姉ちゃんの地位は残念だけど、今は諦める。

それは、未来の弟か妹にとっておいて……


「よろしくね!お姉ちゃん!」

「……ごめん、名前呼びでお願い」


人生初めてのお姉ちゃん呼びは、物凄く引いた表情で拒否られた。

ぐすん……めげそう……


「はぁ……はいはい、よろしく。でも、学校で家族なのは内緒だからね」

「それ、無理あるような……雪菜ちゃん苗字変わるし」

「……じゃあ、その手の面倒事全部任せる」

「任されました!」

「全く……」


ビシッと敬礼すると、くすりと微笑む雪菜ちゃん。

あ……なんか、その笑みは狡いなぁ……

クール美少女の初めて(笑み)を貰っちゃった……これは責任とらねば!


「よし!結婚しよ!雪菜ちゃん!」

「いやよ」


即答は酷くない?

そんな私と雪菜ちゃんを優しく見守るお父さんとお義母さん。

本当に家族になれそうで良かった〜。


そうして、その日、私はクラスメイトの美少女と姉妹になるのだった。


姉妹って……なんか、百合百合しくていいね!


























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