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6話「お妃様の陰謀 78」

「夜の食事まで手が空いたから、作りかけの排煙装置の続きをやるか」

 クッロウエルはそのまま移動工房へと籠もる事にする。

「わたしは皆さんを手伝ってきます」

 モモエルは広間でみんなに加わって手伝う事にした。

「おっとそうだ、タマンサにステージの端に排煙装置を置くからそのスペースを空けておくように言ってくれ」

「はい、いいですよ。それで、どのくらいの広さが必要ですか?」

「そうだな・・・これくらいか」

 クッロウエルは手振りで大体の大きさを作る。

「これくらいの広さですね」

 モモエルが復唱するように自分でも手振りで大きさを作った。

「そんなもんだ」

 クッロウエルは頷く。

「はい、それではタマンサさんに伝えておきます」

「頼んだぞ」

 そのまま移動工房の方へと姿を消すクッロウエル。

 モモエルも広間へと向かう。

 広間ではみんなステージの飾り付けをしていた。

 タマンサ以外は。

「タマンサさん、クッロウエル様が排煙装置を取り付けるからステージの端をこれくらい空けて欲しいそうです」

 お膳の上に布を広げて衣装を作っているタマンサを見つけて、クッロウエルからの伝言を伝えた。

「ステージの端にね・・・判ったわ」

 タマンサは針仕事の手を止めてステージまで行くと、指示を出して排煙装置を置く為の場所を作る。

「衣装作りの方はどうですか?」

 戻ってきたタマンサにモモエルは聞いた。

「うふふふふ、見て見て可愛いでしょう?」

 タマンサは嬉しそうに白とピンクの衣装をお膳の下から取り出して、手で吊り下げて見せた。

 大きさから見てミケラとサクラーノの衣装だろう。

「どっちがどっちのだ」

 タマンサが悪戯っいたずらっこのように笑う。

「どちらも可愛い衣装ですね・・・・・・」

 散々迷ったモモエルは、

「こっちがミケラ様のですか?」

 意を決して白い衣装を指した。

「ピンポ~~ン、大当たり。当てたモモエルには特別にご褒美としてこの衣装を着たミケラ達を見せて上げるわ」

「こ、この衣装を着たミケラ様を・・・」

 想像してモモエルの顔がニヘラとなる。

「ミケラ、サクラーノこっちへいらっしゃい」

「は~~い」

 チャトーミ達と遊んでいたミケラとサクラーノが呼ばれてやって来た。

後書きです


クーラー買いました。

昨年の夏に壊れて死にかけたので早めに買って正解でした。

土曜日、クーラーかけているのに室温37度超え、クーラなかったらまじで死んでいる温度。

クーラーの前以外ほとんど涼しくない安物ですけど、とりあえず今年の夏はなんとか乗り切れそうです。


ではまた来週(^_^)/~


                     (Copyright2023-© 入沙界南兎(いさかなんと))

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