072【はみだし8】ホントに終わり【ホントに最終回】
はみ出しも8つ書けば満足です。
ソロモン王も72鬼神を従えていたというし、72も切りのいい数字です。
さてはみ出しの最終回にふさわしい話題は何だろうと考えました。
正直本編が二十二話で、挿話で六話まで書いて、それでいてネタバレ編で七十二話までってネタバレしすぎだと思うんです。
色々考えたのですが、最後に書き手として一番の弱点を曝すことにしました。
それがラインメタル発射時のエネルギー量です。
しかしこれ、計算式ばかりで文章じゃなくなるんです。
まあもう答えからいいます。
私の計算結果では二百六十七メガニュートンでした。
……メガニュートンってなんだよ、ハイスペック厨かよ。
侵徹体を五・五kgで計算したので、装弾筒の重量を加えるともっと大きくなると思います。
で、最後なのでぶっちゃけますが、ラインメタルは四十四口径五百二十八センチの長さですが、一トンの重量があります。
八尺砲はハーフバレル砲ということで、四十四口径のラインメタルの約半分の二・四メートルの長さですが、ラインメタルが一トンするので、約五百キロの重量としています。
南洋解放の時は一八式の七生や道照もこれを四本懸架していたので二トンの重量を背負っていたわけです。
これに装甲服の重量が五百キロも無いとしても大きく見て二・五トンの重量物が高度一万メートルから放り出される訳です。
空気抵抗がないと秒速五百一メートルで地上に激突します。
実際には空気抵抗や音速の壁があるので音速を超えず秒速三百メートル程度での激突となるわけですが、これも大きく見て、秒速五百メートルで地上に激突すると百二十五メガニュートンのエネルギー量に達します。
繰り返しますがラインメタルの発射エネルギー量が控えめに見積もって二百六十七メガニュートンで、高度一万メートルからの飛び降りが盛って見積もって百二十五メガニュートン。
……耐えられちゃうんですよね。
この計算結果にたどりついた時には、ほっとすると同時に「まじかよ、ラインメタルの衝撃すげーな」と思いました。
秒速〇メートルから秒速千七百五十メートルの到達速度に達する加速度や、その所要時間、所要距離でそこまでの速度に達するエネルギー量を計算したのでSFとしてあり得ない設定でないと思い込んでいます、思い込ませてください。
力学の計算とか自信がないんですよ。
だから合ってることにしておいてください。
まあ、それを緩和するのがCH由来の「反重力」というあり得ない設定な訳ですが、根拠のある反重力にはなったと愚考する次第です。
……これ、違う計算結果になってもほんとに大目に見てくださいね。
そういう優しい目を期待してぶっちゃけるんですから。
そういう目で「南洋解放」を再読してもらえたら有りがたいです。
これでホントのホントに終わりにしたいです、終わりにします。
この続きは、次回作でお会いしましょう。
ココまでのネタばらし編におつきあいいただき本当にありがとうございました。




