表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オタクの青春は異世界転生  作者: 一桃 亜季
48/144

人って怖いんだよ!

気ままに投稿しています。

お付き合いよろしくお願いします。


「姫、姫すきすき大好き、姫」

って言いながら投稿を続けます。

         ※


『人って怖いんだよ』

 和木が強調‘した言葉を、僕は忘れない。


 互いの考えだけで傷つけあうのは、

所詮学生のうちだけなんだってさ。

 学校って枠に守られて、

法律っていう未成年の枠に守られているから、

残忍だけれど、残酷でなはない。


 わかるかな?

 僕はこの意味、わかんなっかった、

 背少年として、オタクでも引きこもりでも守られていたから。


 でも法律って、大人主導のとこじゃ、

子供も巻き込んで暴れていたようだ、

 極道上がりの和木は、目が据わっている。


 目つき悪いだけならいいんだけどな。

 あいつは大切にしているハチのことを、真剣に心配しているようだった。

 村の皆は、男女問わず平たい顔の一族で、親近感持てたんだけどな。

 和木にとっては、容姿は二の次、三の次だ。

 魂がきれいかどうかが問題だって、彼の嗜好を主張した。

 そしてこの、せっかく人が居る村は、和木にとって大切ではない。


 僕が今信じるのは、チームメイト。

 バスケではじまったけれど、命の糧を分け合ったチームメイトだ。

 それは和木、樫木、僕と1匹、ハチ公がチームなんだ。


 異世界なんだろうか?

 わからない世界で和木が警戒するなら、僕はちらりと彼を見て従う。


 スーシェフを舐めるなよ。

 ハチ公は食材じゃないって、シェフが決めんたんだよ、

 ハチ公はもう、食材じゃないんだよ。

 僕は酔っ払った勢いも借りて、トイレと称して、村の中を散策した。


 わぁ。

 そしてその村のヤバさを見てしまった。

『人間ほど、怖いものはない』

 それを思い出させてくれた。

 この村は、人を人の食糧にする。


 やばいって。

 人肉をさばいて、血を抜いている現場を見た。

 ゲロは出たけど、目立たないように草むらに、ゲロ放出した。

 俺たちって、体の中から酒入れた、ワインビネガー??

いや、ワインビネガーの意味知らないから、

簡単にいうと酒漬けされた梅酒って感じ?


 明日の朝、送り出されている場合じゃない。

 今晩中に逃げないと、僕達の未来は食糧だった。

「オタクの青春は異世界転生」:2020年10月13日

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ