人って怖いんだよ!
気ままに投稿しています。
お付き合いよろしくお願いします。
「姫、姫すきすき大好き、姫」
って言いながら投稿を続けます。
※
『人って怖いんだよ』
和木が強調‘した言葉を、僕は忘れない。
互いの考えだけで傷つけあうのは、
所詮学生のうちだけなんだってさ。
学校って枠に守られて、
法律っていう未成年の枠に守られているから、
残忍だけれど、残酷でなはない。
わかるかな?
僕はこの意味、わかんなっかった、
背少年として、オタクでも引きこもりでも守られていたから。
でも法律って、大人主導のとこじゃ、
子供も巻き込んで暴れていたようだ、
極道上がりの和木は、目が据わっている。
目つき悪いだけならいいんだけどな。
あいつは大切にしているハチのことを、真剣に心配しているようだった。
村の皆は、男女問わず平たい顔の一族で、親近感持てたんだけどな。
和木にとっては、容姿は二の次、三の次だ。
魂がきれいかどうかが問題だって、彼の嗜好を主張した。
そしてこの、せっかく人が居る村は、和木にとって大切ではない。
僕が今信じるのは、チームメイト。
バスケではじまったけれど、命の糧を分け合ったチームメイトだ。
それは和木、樫木、僕と1匹、ハチ公がチームなんだ。
異世界なんだろうか?
わからない世界で和木が警戒するなら、僕はちらりと彼を見て従う。
スーシェフを舐めるなよ。
ハチ公は食材じゃないって、シェフが決めんたんだよ、
ハチ公はもう、食材じゃないんだよ。
僕は酔っ払った勢いも借りて、トイレと称して、村の中を散策した。
わぁ。
そしてその村のヤバさを見てしまった。
『人間ほど、怖いものはない』
それを思い出させてくれた。
この村は、人を人の食糧にする。
やばいって。
人肉をさばいて、血を抜いている現場を見た。
ゲロは出たけど、目立たないように草むらに、ゲロ放出した。
俺たちって、体の中から酒入れた、ワインビネガー??
いや、ワインビネガーの意味知らないから、
簡単にいうと酒漬けされた梅酒って感じ?
明日の朝、送り出されている場合じゃない。
今晩中に逃げないと、僕達の未来は食糧だった。
「オタクの青春は異世界転生」:2020年10月13日