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奇談散歩【33】 川越街道の「五本けやき」
江戸時代に、中山道の平尾追分(現在の板橋一丁目)で分岐し、江戸と川越を結ぶ往還として整備された川越街道は、関東大震災後の震災復興計画で、東京から周辺部へ放射状に延びる幹線放射道路の一つとして再整備が計画され用地取得が必要となりました。
この「五本けやき」がある場所は、旧上板橋村村長・東京府会議員を務めた飯島弥十郎氏の屋敷林でしたが、道路用地となり、この「五本けやき」も伐採される予定でした。しかし、この木を切り倒そうとすると不幸が起こるとの噂もあり、伐採されずに道路中央部に残ることとなりました。
新川越街道の中でも特徴的な景観となった、この木立は地域の住民に「五本けやき」と親しまれ、今では保存会も立ち上げられ、板橋区景観計画における「景観重要樹木」に指定されています。
「五本けやき」:板橋区上板橋1-19
・東武東上線から上板橋駅 南口より徒歩5分
・都営三田線から板橋本町駅(「大和町」バス停)から
国際興業バス「王54系統 上板橋駅行」にて「上板橋駅」バス停下車 徒歩6分
・志村三丁目駅から国際興業バス「常01系統 ときわ台駅行」にて
「常盤台四丁目」バス停下車 徒歩11分




