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奇談散歩【9】 縁切榎
悪縁を断ち、良縁を結ぶ板橋宿の「縁切榎」
仲宿商店街の一画に立つ「縁切榎」
江戸時代、旗本・近藤登之助の抱屋敷にあった榎が「縁切り」に結びつき、男女の悪縁切り、酒断ち、難病治癒といった願い事の際に、榎の樹皮を削ぎ取り煎じて飲ませると「悪縁が切れる」という民間信仰が流行ったとか、
文久元年に皇女和宮が14代将軍徳川家茂に嫁ぐ際、縁起が悪いとして、木にコモを巻いて隠し、この場所を迂回したという逸話が残っていますが、4年後には夫と死別 ……
今では「悪縁を切って、良縁を結んでくれる縁切榎」として崇敬を集めており、板橋宿の名所となっています。
敷地内に設置されている自動販売機で絵馬を販売
(販売時間は6時から21時まで)
初代は明治の大火で焼失、二代目は昭和40年代に伐採、現在の縁切榎は三代目。




