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ARCADIA ver.openβ≪Playing by Elz≫  作者: Wiz Craft
〆 第二章 『星々の輝き』
33/242

 S9 WHITE GARDEN 新入歓迎会

 色鮮やかな世界の中で立ち昇る光の粒子を見つめていた。

 雄大な草原の中で、仲間と共に倒れた巨大なモンスターに剣を翳したける。


――淡い光の記憶――


 ふとエルツが身を起こすとそこはベッドの上だった。

 どうやら、いつの間にか眠ってしまったらしい。折角の貴重な自由時間を睡眠時間に費やしてしまうなんて、我ながら不覚だ。そう思ってPBを開いたエルツの動きが止まる。


「やばい……」


 時刻は18:35。約束の時間から三十分以上経過していた。

 よく見ればメールランプが点滅していた。慌ててメールを開くエルツ。


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


 差出人 Swift

 宛先  Elz


 題名  コラー!


 本文  何やってんだよエルツ。もう20分も待ったぞ!

      お前まさか寝てんじゃないだろうな


      悪いけど先行ってるよ。いや悪くないな。お前が悪い:P

      それじゃあ、後で絶対来いよ。折角準備してくれてるんだから。

      言い訳楽しみにしてる:D


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


 メールを読んで冷や汗がエルツの頬を伝う。

 扉が閉まる音。部屋には無造作にしわ寄せられたシーツの形跡だけが残されていた。


 B&Bを飛び出したエルツは風のような速さで、コミュニティセンターへと直行する。

 広場を大きく横切り、目的の建物まで全力疾走をする。道行く人々の好奇な視線も気にせずエルツは走り続けた。

 ニ百メートル程の距離を走り終え、エルツは無事コミュニティセンターの中へ。

 ロビーから二階へと階段を駆け上がり、そのまま奥の廊下へと早足で向う。そのまま奥の扉へと向かい手を掛け、対面前の緊張感など感じる間もなく、そして今扉を開く。


「すみません、遅くなりました!」


 そう言ってエルツが駆け込むと中からパーンッとクラッカーが鳴る音が聞こえた。

 中ではテーブルを囲み羊毛のソファーで寛ぐ十人程のコミュニティメンバーの姿が。


「お前、遅いよ!」とスウィフト。

「何々、皆理由を聞いてやりましょうよ。きっと面白い理由が」


 そうプレッシャーを掛けるのはケヴィンだった。

 差し迫るプレッシャーの中エルツは声を張り上げる。


「エルツです。すみません、寝坊しました! よろしくお願いします!」


 その言葉にスウィフトが飲んでいたカクテルを口から零した。


「お前、本当に寝てたのか。マジあり得ないから!」


 そう言って立ち上がり笑いながら服を拭くスウィフト。


「いや、彼は見込みあるな。歓迎会遅れてきてこれだけ堂々と寝坊ですって自己紹介できる奴はそうは居ないんじゃないか」


 そう言うのは整った顔立ちの、エルツよりは年上と思われる二十代後半に見える茶髪の男。


「いやドナテロ、そういうあんたも十五分遅刻したけど」


 と、隣では可愛らしい顔立ちのこれもまた美形の青年が突っ込みを入れる。

 その向かいでは強面こわもての体つきのしっかりした肩まで髪を伸ばした男が、じっとエルツを見つめていた。

 その視線にエルツが思わず萎縮していると、ユミルがやってきて、後ろから背中を押して席へと招いてくれた。エルツはスウィフトと茶髪のドナテロと呼ばれた男との間に座ると、隣からドナテロがすっとグラスを差し出してきた。


「あ、すいません。ありがとうございます」


 グラスに注がれるカシスの原液とソーダ水を見つめながらエルツは礼を言った。


「いや、見込みあるよ君。名前は?」

「え?あ、エルツです」


 名前を聞くと、ドナテロは声を張り上げる。


「エルツ君のちょっといいとこ見てみたい!」

「え、え、え?」


 突然のコールに当惑するエルツ。

 だが、始まってしまったものはしょうがない注がれたカシスソーダを、そういえば、何故カシスソーダなんだろう、そんな疑問が一瞬過ぎりつつ、集まる視線の中でグラスの酒を飲み干した。


「いいねぇ、この飲みっぷりはかなりいける派じゃない」


 ドナテロの隣にいた青年が呟く。


「そういう童顔のスニーピィさんもグラスが空のようですが」

「誰が童顔だって?」


 ドナテロの言葉に笑いながら胸倉を掴むスニーピィと呼ばれた青年。


「こいつこんな顔して俺の四つ下なんだぜ。信じられないだろ。あ、俺二十八ね」


 ドナテロの言葉に、驚く一同。スニーピィと呼ばれたその人物はどう見ても十代後半にしか見えない顔立ちだった。


「そうなんですか、見えませんよ全然!」


 躊躇いもなくそういい放ったエルツの頭をスウィフトが加減なく突っ込む。

 ショックを受けたのか、グラスに酒を注ぎながら俯くスニーピィを見てドナテロは大笑いする。


「ちなみに僕二十三ですよ」とエルツ。

「僕は二十四なんで同い年です」とスウィフト。


 その言葉にスニーピイは「ほんと!?」と目を輝かせる。


「お前等その大学生みたいなノリなんとかならないのか?」


 そう失笑を漏らしたのは先程からじっとエルツを凝視していた体格のいい向かいの男だった。

 

「いやオルガさん、うちらだって大学生ですもん」


 そう返したドナテロの言葉に頷くスニーピィとケヴィン。彼等も大学生なのだろうか。

 だが、よくよく考えればおかしい事に気づく。


「ドナテロさん二十八歳って言いましたよね?」

「言ったっけ?」


 とぼけるドナテロに言い寄るスウィフト。


「四浪した挙句、二年も留年してるのこの方」とスニーピィ。

「そういうこの子も留年してるの」とドナテロが返す。

「うちは留年じゃない、現役だっつうに」


 そう言ってスニーピィはドナテロの頭をポンと叩いた。酒を煽るドナテロ。


「え、じゃあ何で二十四歳?」

「大学院だって何回言えば理解すんだあんたは」


 笑いながら答えるスニーピィ。恐らくこのやり取りは、幾度と無くこの二人の間で繰り返されてきたのだろう。


「ええ、ちょっと聞きました君達。この子大学院生の癖に、就職もしないでこんなゲームして遊んでるんですよ」


 変な声色を使って喋るドナテロにエルツとスウィフトが思わず吹き出す。


「いや、あんたにだけは言われたくない!」


 そう言って笑いながらスニーピィがドナテロに掴みかかる。


「俺はちゃんと働いてるもんねー」とドナテロ。


 その言葉にスウィフトがすかさず切り込む。


「え、何やってるんですか」

「……秘密」と呟くドナテロに「何ですかそれ」とスウィフトが笑いを返す。


 スニーピィは空いたグラスにドナテロに注がせながら呟く。


「この人、大道芸やってるの」


 大道芸。それはストリートで身体一つで人々を魅了する至高の技術である。


「大道芸? すごいじゃないですか!」とスウィフト。

「そのせいか、この人、手先メチャメチャ器用なんだよね。難しい槍技、とんでもないタイミングで平然とかましてくるし」とスニーピィはドナテロの頬を指差す。

「まあなんていうか、天才って罪だよな」

「天才は四浪なんかしません」


 そんな、楽しい酒の席だった。エルツ達から離れた席では、リンスとユミル、そしてチョッパーの三人が、他のコミュニティメンバーに囲まれて談笑をしていた。

 メンバーの顔を見渡してふとした既視感に襲われるエルツ。


「あれ?」


 空になったエルツのグラスに酒を注ぎながらドナテロは「ん、どうした?」とエルツに言葉を投げる。


「もしかして、皆さん昼に、広場でPvPやってました?」


 そのエルツの言葉にコミュニティの数人のメンバーが顔を上げた。


「おい、見られてたらしいぞ」と離れの席の金髪の青年が呟く。

「恥ずかしい事この上ないな」とスニーピィが笑い声を漏らす。


 その反応からして、ここに居るメンバーがその対戦者だった事は明白だった。


「あれ見られてたのか」と俯く緑髪の青年。


 ドナテロは酒を口に含みながら、エルツの方をぽんぽんと叩いた。


「誰が一番格好良かった?」


 その質問に頭を悩ませるエルツ。


「いや、皆それぞれ格好良かったですけど、剣士の人は弓の軌道完全に読んでたし、弓の人はそれをさらに読んで、二射目、撃ち込んでたし。槍の人は技巧的というか、すごい槍技が印象的で、あとは魔法使ってた人も、ここぞというところで確実に撃ち込んでたし、中でも弓と炎のあの集中砲火は凄かったですね。さらに凄いのはあの重鎧の人は、それに耐えて一撃で二人を場外に弾き飛ばして戦闘不能にしてたし。マジでドキドキしてラストは手に汗握りましたよ。」

「ムチャクチャしっかり見られてるぞ」とドナテロが呟くと、笑いに包まれる。


 エルツの解答に、スニーピィは少し驚いた様子だった。


「ねぇねぇ、よく、一回見ただけでそこまで覚えてるね」

「いや、それだけ印象的だったんですよ」


 エルツの言葉に対戦者は満足したのか、ドナテロが先陣を切って名乗り出た。


「俺、槍使ってた人。改めて、この場で自己紹介しとこうか。名はDonatello(ドナテロ)。Lv18。槍以外に剣も使うぜ。夜露死苦ヨロシク


 ドナテロの自己紹介に次々と名乗り出始める。


「アタッカーが多いこのコミュニティでは貴重な魔法源。Sneepy(スニーピィ)です。Lv20。得意属性は炎。ドナテロだけには負けません。よろしく!」


 続いて立ち上がったのは金髪の青年だった。


Reebeltリーベルトです。Lv15。ええ、メインは弓ですが、短剣も使います。昼は弓使ってた奴ですが、まあ忘れて下さい。でも、あれはオルガさんの強さが反則だ」


 リーベルトの言葉に周囲から「確かに」という相槌と共に、微笑が漏れる。

 続いて、隣に居た緑髪の青年が立ち上がった。


Franc(フランク)です。Lvは15、武器は剣を使ってます。いつもはリーベルトとペア組んでやってます。ええと、あと何話せばいいかな?」

「好きな子の話聞かせてー」とドナテロが茶々入れすると、フランクは顔を赤面させて誤魔化すようにソファーに座り込んだ。


 そして、次に紹介のバトンを引き継いだのはオルガと呼ばれた向かいでエルツをじっと眺めていた人物だった。そして、彼こそが先の対戦でのあの全身鎧の冒険者プレーヤーだった。


Orga(オルガ)だ。Lv23。このゲームは稼動初期からやっている古参だが、このコミュニティも大分人が増えてきたな。人が増えるのはいい事だが、その分連携が取りにくくなるだろう。新しく入ってきた者には皆色々とアドバイスを与えてやってくれ。以上」


 明らかに他のメンバーとは異質な、オルガと名乗ったその人物には風格が漂っていた。

 そうして、続いてケヴィンやユミルが自己紹介に続く。

 宴もたけなわ、エルツも酔いが回り始め、ほろ酔い気分になっていた。


「コミュニティのメンバーってこれで全員ですか?」

「いや、まだ一杯いるよ。Sinシンさん達も居ないしな」とドナテロ。


 『Sin』、それはこのWHITE GARDENへ入団する前に、申請書で見たリーダーの名だった。


「オルガさん、シンさん達って今どこすか?」と向かいのオルガのグラスに酒を注ぐ。

「Sin達なら今地底湖だ。Greedグリード戦に向けて着々と準備を進めてるんだろう」


 オルガは注がれたグラスを口に含みそう語った。


「というわけで、今リーダーのキチガイグループは、現時点での最難関エリアに居るとさ」

「最難関エリア?」


 その言葉にエルツが反応する。


「何でもそこにいるGreed(グリード)ってレアモンスターが居るんらしいんだが、そいつが化けモンみたいに強いらしい。まあ地底湖に到達している時点でそいつらも充分化けモンなんだけどな。まあ。俺らには関係ない話」


 そう語るドナテロ。


「まあ、メンバーはあとそのリーダーグループと、あと常連でいつもちっこいのがもう二人」


 ドナテロとエルツが そんな会話をしていた矢先、ドタドタという足音と共に突然部屋の入口の扉が乱暴に開かれる。


「噂をすればうるせぇ奴が来た」と笑いながらドナテロ。


 扉から現れたのは小さな影が二つ。


「ああー! 疲れたー!!シュラクのバカー!!」

「なんで俺なんだよ」


 二人の少年はずかずかと歩いてくると、空いている席に跳び座り寝転ぶ。


「死ぬ、マジで死ぬよー。ああ、疲れた! ねぇ疲れたー!」

「うるせぇなお前は。どこ行ってきたんだ?」


 笑いながら尋ねるドナテロに、栗色の髪の少年は腰元の剣を床に落として身を起こす。


「いやぁ。草原でバッファロー狩って来たんだけど」

「バッファローってお前等Lv5だろ?バカか」と笑いながらドナテロ。


「シュラクが大リンクさせてさ。ほんとに大変だったよ」

「お前、それ全部ウィルだろ。責任転嫁すんな!」


 少年達は掴み合いながら、ふと隣のユミルの脇に座っているチョッパーの存在に気づく。


「お?」


 ウィルの視線にチョッパーはどうして良いのかわからずユミルの影に隠れる。


「誰!? ねぇ誰! 誰々!?」


 誰を連呼するウィルに、ユミルが耳を抑えながら、弟だと紹介する。


「ウィル、お前と同い年だってさ。十才ちょうど。仲良くしてやれよ」


 ドナテロの言葉にウィルの瞳が輝く。

 じっとチョッパーを見つめるウィル。その視線にチョッパーはどうしていいのかわからない。


「よし、お前子分にしてやるよ」


 堂々とそう発言するウィルに場から笑いが漏れる。


「え?」


 戸惑うチョッパー。


「お前名前なんて言うんだ」


 もはや完全に上から目線のウィル。


「……チョッパー」


 おずおずとそう答えるチョッパーにウィルは「ほぅ」と頷く。


「よし、チョッパー今から狩り行くぞ! お前の腕を見せてみろ!」


 そう叫んだウィルの頭をシュラクがスパンと小気味良い音をたてて引っぱたく。


「お前、たった今狩り行ってきたばかりだろ!」

「シュラク、男が何甘っちょろい事言ってんだ。お前チンチンついてんのか」


 ウィルがシュラクの股間をムズッと握り締め、二人はそのままソファーの外へ掴み合い転がり始める。


「いや、なんていうか賑やかですね」とエルツ。

「大体いつもこうよ」


 スニーピィは空いたグラスに酒を注ぎながらそう笑いを零した。


「ドナテロ、カルーアミルク作って」


 転がっていたウィルが突然、起き上がりソファーの後ろからドナテロの元へやってきた。

 ドナテロはふっと微笑すると慣れた手つきで、ウィルに乳灰色の液体の入ったグラスを手渡す。


「いいんですか、未成年に飲酒なんてさせて」と笑みを浮かべてスウィフト。

「ああ、言っても聞かねぇし、こいつら。それにこの世界じゃ子供の飲酒は認められてるんだよ」とドナテロ。

「え、そうなんですか?」


 思わず、聞き返したスウィフトにスニーピィが続ける。


「この世界で酒を飲むっていう行為はあくまで脳の中の出来事だからね。所詮は脳の中の電気信号のやり取りで、ただ酔った擬似感覚を味わってるだけなんだよ」

「へぇ、そうなんだ」とエルツ。


 今更になってここが脳の中の世界だという事を忘れていた。

 あくまで、僕らは同じ夢を見てるだけなんだ。


「ぷはぁ! たっまんないね。この一杯のために生きてるんだオレ」とウィル。

子供ガキがカルーアミルクで何悟ってんだ」


ドナテロの言葉にウィルはニシシと白い歯を剥き出して笑うと、チョッパーの方へと振り向く。


「よし、チョッパー! 広場行くぞ! ついてこい!」

「お前はまだそんな事言ってんのか」とシュラク。


ドナテロはそんな様子にふと微笑をもって呟く。


「いや、面白いんじゃないか?」

「おいおい、ドナテロまで何言ってんだよ」とスニーピィ。


「新入りの実力はかるには丁度いい機会だろ」

「確かに、それは興味あるな」とリーベルト。

「面白そうじゃないすか。俺はノリますよ」


 そう立ち上がったのはケヴィンだった。酒の勢いも余って乗り気になる一同にスニーピィが冷静な一言をエルツ達に振った。


「まぁ、皆盛り上がる前にルーキーの皆さん方の意見を聞こうよ」


 その言葉に皆の視線がエルツ達に注がれる。


「僕は別に構いませんけど。というかむしろ乗り気ですけど」とエルツ。


 その言葉に歓声が上がる。


「ただ皆さんとじゃ勝負にならないんじゃないですか?」

「そこは当然ハンデつけるさ」とドナテロ。


「スウィフトはどう?」とスニーピィ。

「僕も構いませんよ。酒回ってますけど」と笑って答えるスウィフト。

「いや、皆回ってるから大丈夫」とスニーピィも笑いを返す。


「リンスさんはどう?」とリーベルト。

「私はたぶん全然勝負にならないと思うし……」


「大丈夫、大丈夫! 俺らもいまヘベレケだから。まともに闘える奴一人もいないって」とドナテロ。

「軽い歓迎イベントだと思ってさ」


 スニーピィのその言葉にリンスは成り行きに逆らえず已む無く承諾する。


「よし、じゃ皆、広場行くぞ!」とドナテロ。

「たぶん今の時間帯ならフリーバトルだよね」とスニーピィ。


 それぞれが一斉に立ち上がり動き出す。


「やべぇ、ワクワクしてきた!」

「私も! 片付け後でいいですよね。明日でもいいか」


 そんな言葉を交わすケヴィンとユミル。

 かくして、急遽決定された新歓大乱舞。

 高鳴る鼓動を胸にエルツはその拳を握り締める。

 意気揚々とコミュニティルームを後にしていくメンバーの姿。


 その時は、誰も知る由も無かった。

 躍動の時。今、新たな才気の潮流が生まれようとしている事を。


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