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ARCADIA ver.openβ≪Playing by Elz≫  作者: Wiz Craft
〆 第二章 『星々の輝き』
29/242

 S5 装備Lv制限

 青いアーケードの下、そこには繁華街をぶらつく四人の姿があった。

 先程のPvPの興奮がまだ冷め止まぬ一同。


「それにしてもさっきのすごかったね」とスウィフト。

「爆発から始まって、皆すごい動きしてたね。剣士の人とか弓打つ前に軌道読んでかわしてたし。それをさらに読んで弓使いの人、二発目打ち込んで。その後が凄かったな。剣士の人が盾で防ごうとしたら、あの槍技」とエルツが続ける。

「中でもあの全身鎧の人凄くなかった? あんだけ集中砲火喰らってもビクともしてなかったし。ほとんど一撃で皆倒してたよ」


 そんな会話をしながら、繁華街を見て回る四人。


「男の子はいいね。夢があって」


 リンスのそんな呟きを他所に、チョッパーは笑顔でお菓子屋のショーケースを見つめていた。


「ほんとに色々あるんだな。どこから行けば迷うな」とエルツ。

「とりあえず、どっか入ってみようか。あの武器屋入ってみる?」


 そう言ってスウィフトが指差したのは、Forcted Barok[フォルクテッド・バロック]という看板の出された武器防具屋だった。

 武器防具屋にしてはお洒落な看板を横目に、四人は店内へ。


「失礼しまーす。お、中も綺麗だな」


 清掃の行き届いた店内。店内にはエルムと同様に、特殊なショーケースに入れられた武器防具が綺麗に並べられていた。


「バロック装備か」


 パーソナルブックを取り出し、武器防具の情報を眺める一同。


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


 購入品-買値(検出品種:10)


▼武器


□×1 バロックナイフ 120 ELK

□×1 バロックソード 150 ELK

□×1 バロックランス 216 ELK

□×1 バロックアクス 256 ELK

□×1 バロックボウ 180 ELK


▼防具


□×1 バロックヘルム 132 ELK

□×1 バロックメイル 188 ELK

□×1 バロッククウィス 144 ELK

□×1 バロックレギンス 128 ELK

□×1 バロックシールド 136 ELK



 ●購入する

 ●設定クリア


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


 現れたリストの中から、エルツはバロックソードをクリックした。


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


〆カード名

バロックソード


〆分類

武器-片手剣


〆装備Lv制限

Lv5〜


〆説明

Forcted(フォルクテッド Barokバロック製の赤銅の長剣。


〆装備効果

物理攻撃力+10


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


 エルツは詳細情報を見ていて一部の文字に注意を引かれた。


「装備Lv制限……ってこれ」


 エルツの言葉にスウィフトが「どうした?」と顔を覗かせる。


「なんか剣にLv制限がついてる。Lv5〜だって」とエルツ。

「あ、本当だ。剣だけじゃない。槍にもついてるよ」


 スウィフトの言葉に一同は片っ端から武器防具をチェックしていく。

 すると、店の武器防具には全てLv5という制限が設けられていた。


「Lv制限があるんだ。でも確かに、それがなきゃゲームを進めてる熟練者の人から初心者が強い装備貰う事が可能になっちゃうもんな」


 そう考えればこれはごく適正な処置だった。


「Lv5までここの武器防具はお預けか」とスウィフト。

「やっと麻装備から抜けられると思ったんだけどな」


 そう苦笑いするエルツにリンスがふと言葉を漏らす。


「女の子もこの装備しかないのかな」


 確かに、ここに飾ってあるのは鎧。鎧を着た女の子というのはシチュエーションによっては男心をくすぐるものがあるが、それを着る女子にとっては抵抗があってもおかしくない。


「多分、皮装備とかもあるんじゃないかな。他にもほら法衣とか着てた人も居たじゃない。多分、ここから色々人によって装備のバリエーションが増えてくるんじゃないかな」


 スウィフトの言葉に安心したような笑顔をリンスは見せた。

 と、その時、クゥ〜という音がどこからともなく店内に鳴り響いた。

 隣ではお腹を押さえて落ち着かない様子のチョッパー。


「そっか、もうそんな時間か」


 パーソナルブックを開き時刻を確認すると、時計は11:53を示していた。


「ちょっと早いけど、先にお昼にして、それからまた見て回ろうか」


 スウィフトの言葉にチョッパーの顔がぱぁっと輝く。


「確か、ユミルがDIFORE[ディフォーレ]って店がいいって言ってたよね」

「そこ行ってみよう」


 新大陸でのウィンドウショッピング。

 通りにはランチタイムに心躍らせる四人の姿が並んでいた。


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