性の目醒め
【疑問:ラノベ読者の中でロリコンなのは果てして子持ちだけなのか】
ラノベのトレンドを作っている中心的読者層は、実際には20代〜30代の未婚の青年と推測できる。
(この検証もかなり適当に行ったが、蛇足になりそうなのでカットした)
この未婚の男子層が「ロリ? なにそれ美味しいの?」状態であるとすれば、今のラノベ業界の作風はもっと違っていなければおかしい。
ヒロインがこんなにロリだらけになるハズはないのだ。
だから、子供が生まれるよりもっと若い時点で、ロリが覚醒するタイミングがあるはずなのだ。
私はまた別の角度からアプローチすることにした。
キーワードは、『性の初期衝動』である。
皆様が性の初期衝動を感じたのはいつだろうか?
私の場合は小学校4〜5年生頃であったと記憶している。
当時、『I”s<アイズ>』という漫画が少年ジャンプで一世を風靡していた。
高校生男子を主人公にした、ハーレム系純愛漫画である。
この作品の中で、伊織や泉といったヒロインの肌色描写があり、私は否応なしに興奮させられた。
これが、私が初めて”性”というものを強く意識した瞬間である。
しかし、当時小学生の私からしてみれば高校生とは年齢も遥か上、まさに雲の上の存在であり、とてもロリ要素など感じることはできなかった。
だが、こうしたちょいエロ漫画やアニメにインスパイアされ、性的な衝動に目覚めた男子諸君も多いと私は推測する。
きっとその作品群には、ロリ要素を感じさせるものもあるはずだ。
次回では、この仮説を検証するために、いくつかの参考作品を取り上げてみようと思う。