ドスれみりゃ
俺設定バリバリあります。※捕食種優遇です。とくにれみりゃとゆゆこ。
「結局全部食ったんかいな。流石若いのぅ」
老れみりゃはカッカッカッと笑う。
「なんでみょんにこれを渡してくれたんだみょん?これが無かったらみょんは死んでたみょん。そっちのほうがお前にとってはいいみょん」
みょんは老れみりゃに問う。
「あぁ?わしの気まぐれよ」
れみりゃはそっけなく答えた。
「それと、お前は何でそんなでっかいんだみょん?」
「なんか生きてたらでかくなったとしかいえんな」
「なんて曖昧なゆっくりだみょん…」
みょんは半ば呆れ顏をする。
「うー…なんかお前さんが若い頃のわしにそっくりだったからじゃ」
「みょん?どーゆーことだみょん?」
「どうせお前さんなんかやらかして群れから追い出されたたちじゃろ?」
「なん…だと…?だみょん」
「うー、図星か。年寄りの戯言も聞いてみるもんじゃ」
「どこまで知ってるんだみょん?」
「うくく、わしはぱちゅりーみたいに賢くないわい。ほぼヤマカンじゃ、ヤマカン」
「どうせお前さん居場所ないんだろ?ならここにおいといてやるよ」
みょんは驚いた。食料までくれたのになんとここに滞在しても良いとまで言ってくれたのだ。
いつか自分を食うつもりだろうか。だとしても自分はれみりゃやふらん相手にも三体までなら余裕で倒せる実力だ。いくら大きいとはいえこんな老いたれみりゃなど恐るるに足らない。みょんはそう結論づけた。
「みょん…ありがたいみょん。遠慮なく滞在させてもらうみょん」
「うー、ただ条件がある」
「みょん?なんだみょん?」
「食べ物とってきてくれやせんか」
「みょん!?」
つまり、それは仲間のゆっくりを殺せと言うことか。
「…何か勘違いしとらんか?草とか木の実とかでいいんじゃぞ?別に捕食種とはいえゆっくりだけ喰ってるわけじゃないわい」
「わ、わかってるみょん!いきなりでびっくりしただけだみょん!」
「うー、交渉成立じゃの」
…思い出した。前にぱちゅりーに教えられた気がする。こいつはおそらく「ドスれみりゃ」だ。れみりゃ種は80年以上生きるとドスに進化するらしい。力はドスまりさをしのぎ知能はぱちゅりーをこえるという化け物。
ただゆっくり自体10年生きてたら長生きなので滅多ドスになれるれみりゃはいない。それにれみりゃ種は捕食種の中では間抜けな方なのでみょんのような強いゆっくりに返り討ちにあうかふらんやゆゆこのような更に強い捕食種に食べられるかにんげんさんに永遠にゆっくりさせられるかだ。
そんなれみりゃがここまで生き残れた。おそらくこのドスれみりゃのゆん生は地獄のようなイバラ道だったに違いない。