表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/12

俺と同じ名字

どもカツオです。遂に中学3年生になりました。受験生です。そろそろ修学旅行も近くなってきました。修学旅行は奈良と京都です。奈良の鹿に鹿せんべいをあげてきますので感想はまたのせます。最近、メルマガの宝くじにはまりました。無料で現金が手に入るんですよ。普通の宝くじ売場で2、300円も払って買うよりはマシだと思いますね。ダブル定額にも入ってますからパケ代も気にしないで楽しめます。みんなもどうですか。さて小説についてなんですが、中学生の特権の一つの部活についての話です。ではカツオでした。小説を楽しんでください。


中学生になってからの一つの問題は部活ですね。そうだよね。

俺も悩みました。どこに入ろうかなって。

俺の中学校、マジ面白いの。

科学部あるじゃないですか。

科学部っていえば変な薬品と変な薬品を組み合わせてなんかあってへぇって感じなんだけど、うちはね、パソコンやり放題。もうパソコン部だよな。完璧に。

俺の家、パソコン無いから科学部もいいかな〜って思ったけど、仮入部の時にとてつもなく暗いイメージなので辞退しました。

さあ、残りはサッカー、野球、テニス、卓球です。

俺が小6だった時に流行してたのが“テニスの王子様”というアニメ番組で美少年のテニスプレーヤーがテニスをしてまだまだだねとか言うアニメ番組です。

最後はテニス部の部長と戦ってアメリカのウィンブルドンに行きましたけどね。

そのアニメ番組を見た男子諸君がテニスがこんなに面白い物なのかって感じでテニスが流行りはじめてね。

俺もその流行にのりてぇって感じで買いました。

だからテニス部だなって感じで入ったら、テニスラケットは一年間触らせない。

毎日タオルで素振り。

毎日校舎周り5周、歩いたらやり直し。

これがいきなり仮入部できまして、やってられっかって叫んでやめました。

テニスの仮入部中、卓球部もごった返しでした。

俺はすげーな、卓球って思ってたら、

「まさか、その中に卓球部に入る奴いねーよな?」

って一年生全員にらみました。もうせんぱ〜いって感じですね。

でっていう。

続いて、サッカー。見たらイケメン君ばっか。入ろうとした自分に、

「一時間ぐらい鏡見とけ!!自意識野郎!!」

って説得しました。

でっていう。

野球も休日の練習が多そうなのでなんか嫌や。

でっていう。

残ったのは卓球。卓球にしましたぁ!!

早速千円ぐらいのラケットを買って、練習。

最初はどこでも基本練習ですよね。一、二って言いながら素振りしました。

休日も休まずやりました。

が、全然強くなんないっすよ。なぜでしょうね。それでも必死に練習しました。

ある日、卓球部は体育館で女子と男子の範囲を仕切ってやってるんです。

そこに女子のボールが来て、俺の足下にぶつかりました。

俺はそれを拾ったら、俺の一つ上の先輩が取りに来たんです。

俺は渡そうとしたら、その人、俺の顔をみてポ〜っとしてるんです。

その後、なんか知らんけど帰りました。

翌日、結構仲が良い先輩と会って話していたら、

「〇〇君の事が好きな人がいるんよ」

いきなり先輩は言ってきました。

「えっ、相手は誰ですか?」

俺は焦って問うと、

「〇〇」

と先輩は一番ショートな返答をしました。

俺は年上を惚れさせるなんてすげーなって思いながら、下校途中に思い当たる事を考えてました。そして俺は思い当たりました。

卓球の玉を取った時だ。でも男の趣味が悪いなと思った。

翌日からすごい変わった。

女子の範囲から視線を感じる。ずっと。なんか気味悪くて練習に集中できなかった。

それがしばらく続いた後、女子の範囲から俺を呼ぶ声が聞こえる。

うるさい。練習に集中できない部員のみなさんの視線も怖い。俺はそれを逃れるため、倉庫でサボった。入った時、マンガを読んでる先輩がいたので、その人のマンガを読んでサボった。

ついついそのマンガに夢中になって随分時間がたってしまい、戻ろうとしたら、後ろから聞きなれた声が。

「えっ、本当にここに〇〇君がいるの?」

「あったり前さ〜。入ってるの見たし」

「うわぁ、真面目にはなすの初めてだよぉ>_<」

「大丈夫!!私は実は恋愛のキューピッドだから」

「マジ頼みますよぉ」

うわぁ、引く!!引きすぎる!!何じゃこの対話は恋愛のキューピッドって何ですか!?

でもヤバくないか?!うん!!やばいですね。あんな奴らと対話なんかしたくない。

「先輩!!部長がキレます!!行きましょう」

と先輩の鞄にONE-PIECEのマンガを押し込んで、出ようとしたらもう目の前にいました。

すごいいづらい。てか先輩いるし、何も話さないだろう。

先輩と鞄は跡形もなく消えてました。

せんぱぁあああい!!

うわぁ、俺、生きてて初めて年上に裏切られちゃいました。ははは、笑いも止まらないや。

「こんにちは」

とりあえず俺が言ったら、2人も返してきた。

「この子も〇〇って言うんだよ」

はい!!同じ名字ですね。フフフ、それがどうしたの?

「ちょっとやめてよぉ!!」

その俺と同じ名字の奴と出っ歯が特徴の二人はキャーキャー言ってました。俺はその場から逃げました。

地上に出たらまた俺を呼ぶ声、挙げ句の果てに

「もててるなあ」

と友達に言われました。

すげー最悪な気分になって頭を抱えてそのまま座り込みました。

あっちからはどうしたのという声、看病しなと言われてあいつがやめてよぉとか言ってはしゃぐ声。もう全て消えてしまえと感じました。

ははは、そんな時にはいざ出陣。嘘泣きだ。

俺はとりあえず感動したドラマを思い出したら涙登場。

そのまま副部長を呼びました。副部長は俺に向かって、

「どうした、いじめられたなら気にするな。他の悩みも相談するよ」

うわぁ、俺、生まれて初めて俺と同じ学校にいる人が神に見えてきたよ。

とりあえず俺はいいました。

女子卓球部がうるさくて練習ができない。

なんか俺をからかう。すごく恥ずかしい。まるで拷問みたい。もう、部活をやめたい。

部活をやめたいと言ったら、副部長が地上から出てきて、俺が部活をやめそうだといって全員地下に降りてきました。はぁ、みんななんていい奴なんだろう。

副部長が部長に今俺が話した事全てを言ったら、部長が地上に出てきて女子に怒鳴りつけて女子の部長と副部長、問題の二人が来ました。

部長が女子の部長に今俺が話した事全てを言ったら、女子の部長が俺の所に来た。

「練習が出来なかったの?」

「(泣いている)はい。すごく練習のじゃまでした」

「迷惑?」

「はい」

すると、女子の部長と問題の二人が女子の顧問の先生に今までの状況を話して顧問の先生も登場しました。狭いです。

何を話したか忘れたけど顧問の先生がまとめてみんな安心して部活に戻りました。

その後、俺は職員室に行って、問題の二人を土下座させて帰りました。

その後、俺は体育館の時は部室で友達と練習してました。

部活内には必ず一番強い人と一番弱い人がいる。

卓球部もそうだ。

俺は一年の時はとにかくとにかくとにかく弱くてしょうがなかったぐらいで完璧に部活内では一番弱かったですね。

卓球部は弱肉強食の世界。

弱い者は台では打てない。俺もいつも打てない状態でした。

おまけに強い人たちにいじめに合いました。

みんなが打ってる中、俺は筋トレをさせられ、ラケットを没収され、どんなに覚えのいい人でも覚えられないような教え方をされ、出来なかったらやる気がないと言われ、ラケットで叩かれながら筋トレする毎日だった。

そんな時に限って顧問は卓球は未経験で何もできなく部活にも来ませんでした。

だから強い人たちも調子に乗ってやめろコールをしてきたり、もうラケットはいらないと言われ、折られそうになりました。

休日の部活の時、神様はなぜか強い人のグループと俺だけにさせました。

もちろんヘボコール。

やめろコール。

帰ろうとしたらやる気ねぇんかよと言われました。

訳わかんねぇよ。

はぁ!?やめろって言ってるんだから俺が帰ったら普通は喜ぶだろ。

もし俺がめちゃくちゃ強くなったらどうなるんだ!?俺はそう考え一生懸命練習しました。

そして、俺は部活で強い方へと導いていったのだった。

今じゃ俺しか出来ないサーブがいくつも完成して、強い方の人たたは悔しがってました。

ついに一年生が入ってきました。

俺は調子に乗ってえらそうに教えてました。

強い人たちみたいな教え方で。

そしたら、俺より強くなりました。

中には超強い人もいます。俺のサーブも簡単にとられました。

俺はやっと自業自得の意味を知りました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ