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タメじゃん!!

はい、前書きで書いた通り怖い話をします。

オレ、自分で霊能力はないと思うんだけど、霊体験が多いんだ。

たとえば5歳の時に、おもいっきり肘を強打して骨折して入院したとき、入院してた病院はでかいけど古かったんです。

ある日、眠れなくて散歩していたら、同じぐらいの女の子がこっちに歩いてきました。

オレは新たな恋を希望して歩いていたら、その女の子、顔はかわいいんだけど、左腕は無いし、やや透けてるんです。

オレは何もしなきゃ追われないと思ってすれ違ったら、

「いいなぁ、私、あなたの左腕ほしいなぁ」

オレはえっ?と思ったけど逃げました。

小3の時に学校に忘れ物をして夜中に学校に潜入、職員室にあるテストの答案をパクろうかなと思って、職員室に潜入したら、白い人がいっぱいいました。

またまた小3の時に授業中外を見たら、窓に手が張り付いてました。

オレ、何が何だかわかんなくてずっと見てたら、その手、窓をはい上ってました。

それでもずっと見てたら顔が見えました。

目が半分ぐちゃぐちゃになってて、頭からはだらだら血を流してました。

「んぎゃあああああああああ!!」

音楽で子守歌を聞いてた時に叫んだんで注目率はおもいっきりあがりました。

小4の時は何もなかったな。うん。

小5の時はオレはめちゃ悪で夜遊びしていた時に、みました。その友達もみました。

警察官の幽霊です。

オレらを見つけたとたん、消えました。その後、泣きながら逃げました。

次は中2の時の話です。

中2では2回体験しました。

1回目、オレの友達にKと言う奴がいました。

そのKは、とにかく道に詳しい昆虫博士という微妙な特徴があります。

ちなみにKに教えてもらったのですが、スズメバチは人間の髪が敵の蜘蛛に見えるそうです。

あと、止まっても叩いたり、払ったりしないで下さい。

とりあえず何もしなければ刺しません。

あと、スズメバチに刺されたら3時間で死にます。タメになりましたか?

 話を戻します。

そのKの家に遊びに行った時、Kがいきなり自転車で熊谷に行こうと言われました。

オレは秩父出身で、その秩父から熊谷まで自転車で行くんです。

すごい長い距離です。しかも高速道路は平気なのでしょうか?

とりあえず行きました。

裏道、裏道をずっと通ってました。

そして、なんか知らんけど山を登りました。しかもその山がキツいキツい。

自転車もキツくてチェーン外れました。

その後、怖そうな兄ちゃんに直してもらいました。

自転車も直って行ったらなんとか着きました。

二人でやったーとか言ってサティとか寄りました。

その後、山を降りました。

降りてる最中に樹海と樹海が挟んだ道を通りました。日なたがなくていかにも怖そうです。

「K、ここ、怖そうだな」

と言ってたら、いきなりKが止まりました。

「どうした」

「あ、あれ」

Kが指を震えながら樹海を刺しました。

オレがそこを見ると、首を吊ってる女がいました。

「うわぁあああ!!」

俺とKは急いでチャリをこぎました。こいで、こいで、まじめにこぎました。

特にKは

「うわぁああああ」

と叫んで一生懸命こいでました。

ベン・ジョンソン並みの速さで、チャリが走ってました。

てか、チャリならそのぐらいだと思うけど。

俺たちは後ろを見ずにこいでました。

よくあるじゃないですか。

追いかけられて逃げきれて安心して後ろを向いたらめちゃくちゃ近くにいた、って感じの。

俺はとにかく霊はチャリがないし(当たり前)、追いつかないとおもっていた。

しばらく逃げてたらKが止まった。

俺は何かなーって思いながらKと同じ所に止まった。

そこは神社だった。狐の像があったから狐系の神社だと思う。

そこの坊さんが俺たちを止めたのだ。

「まぁ中に入れ」

と坊さんが言ったので、俺たちは入った。

その神社の中はとても神秘的なオーラに包まれていた。

繊細にできてある飾りや掛け軸に心を奪われていた。

「座ってくだされ。おまえたちは見るからに中学生だな。茶でも飲んで話でも聞いてくれ」

坊さんはそういって俺たちを座らせて、話をし始めた。

「はっきり言おう。あなた達は霊に追われていた」

ドンピシャです。ぴったんこカンカンです。

「その霊は恋愛関係で自殺した女の霊でな、女って言っても14だけどな」

はい!?タメですか!?昔はすごいものです。

その後も坊さんは長い話をして、訳わかんない棒で俺たちを叩いて帰しました。

コメディなのにこんな話ごめんね。


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