04_数が倍なら単純に倍の戦闘力とは限らない
スライム回は今回で終了です、長い間の応援ありがとうございました。
次回の投稿は早ければ来週の月曜日です。
俺はRV機器を準備しゲームを始める準備を進めていた、2匹のスライムにやられて俺はいつもの藁の上におり、リアルの時間もいい時間になっていたのでそのままログアウトしていた、仕事の関係で平日は遊ぶことはできなかったが、今日は休日なのでたっぷり遊ぶことができる。
俺は機材の準備が終わりゲームを開始した
しばらくぶりの馬小屋の藁の上、俺はすぐに立ち上がりそのままスライム達の向かった、前回は2匹同時での戦いは時間がなかったので無抵抗にやられてしまったが、今回は違う時間はたっぷりある、なので好きなだけ戦いことができる。
2匹同時に行く前にまずは単独スライムを無事に倒さなくては、そして俺はスライムに切りかかる。
俺の死亡数が3桁に届くほどに死んだが、いまだに双子スライムを突破できていない、
問題は二つ
・体当たりを受け流し時の貫通ダメージの蓄積で死んでしまうこと
・双子相手だと手数が足りずじり貧になりやられてしまうこと
一つ目の問題はいずれ解決すると思っている、何故なら受け流しを行うごとに動きが洗練され貫通ダメージが減っているからだ、初めてスライムを倒したときは平均で6~4割のダメージを受けていたが今では4~2割のダメージになっている、いずれノーダメージで受け流しができるようになるはずだ、練習あるのみ。
二つ目は剣を振る速度を上げても根本的な解決にならず、解決案を模索中だ。
考えるだけでは解決できないのでスライム達の所に向かいながら案を考えることにした、ふっとある変態の言葉を思い出した「いいか盾は身を守る装備ではない、安全に敵を撲殺するための武器だ」
今思い返しても意味が分からないがやる価値はありそうだ、盾での殴り攻撃、うまくすれば両手で攻撃できるようになり手数問題を解決することができる。
俺はいつもの単独スライムに対して、盾での攻撃を行った、正しい盾の撲殺方法は知らないがトンファーと同じ感じに使えばいいかな、トンファー触ったことないけど。
俺はスライムに盾を装備している手で殴りつけた、結果拳より先に盾が当たり無事ダメージを入れる事に成功した、ダメージ量は剣と同じだが手数が増えるのは単純にうれしい。
俺は二つ目の問題を解決し、スライムとの死闘を再開した。
100以降死んだ数は数えていないがおおよそ200回ぐらい死んでようやく最大のチャンスがやってきた、単独スライムをノーダメージで倒すことができたのだ、HPが全快状態で双子スライムに戦いを挑むのはこれが始めてた、いい感じに戦えてもHPを削りきられて負けることが何度もあった、だが今回は最善の状態で挑戦できる。
これは勝てる可能性が非常に高い、俺は高ぶる思いを抑えつつ双子に挑んだ
双子戦の戦い方は片方を盾と剣で攻撃し、一定ダメージを与えたら離れるこれの繰り返し、基本の戦い方は単独スライムと同じだか、もう片方を忘れると死角から体当たりのされたり、触手攻撃を発動されたりする、なので常に2匹を視界にいれ動きを観察し不意打ちを防ぐ、あとは2匹の距離間を調整し触手攻撃を発動させない距離を保たなければいけない、いまだ触手攻撃に対する対応先は見つけれていない、特に一番厄介なのはスライムの体当たりを受け流すとスライムが移動することになる単独なら自分が近づいて攻撃すればいいのだが、双子戦はそれをやるともう片方からの攻撃でやられてしまう。
数は倍になっただけだが戦闘の難易度は確実にそれ以上になっている。
双子戦はいい感じだ片方のスライムを既に半分以上削っている、もう片方は数回攻撃を当てただけだが、問題はない片方を倒してしまえばあとは単独スライムと同じだから、俺は欲張らない程度に弱っているスライムを狙った。
そして俺は今まで一番最高の形になっている片方を瀕死までに追い込んだのだ、もう片方はダメージを当たられていないが構わない、片方を倒せば慢心をしなければ俺は勝てるはずだから、そんな事を考えているとスライムが同時にプルプルし始めた、同時に体当たりさえしなければ俺の勝ちだ、瀕死のスライムが体当たりをしてきた俺は盾で受け流したが、よくない受け方をしてしまた、そのせいでHPの半分のダメージを受けてしまった、今まで運よくノーダメージだったので死にはしない。
俺の受け流しを受けたスライムは体当たりの勢いで少し跳ねた後コロコロと移動していた、俺はそれを横目にいれつつもう片方のスライムの動きを見た、もう片方のスライムはいまだプルプルしている、おそらく攻撃は謎のプルプル攻撃だろう、ならばすぐに瀕死のスライムにとどめを刺そうと奴がいる方向を見たときには、すでに奴は触手を展開し終えていた。
俺は慌てず騒がず剣をスライム本体に向けて投げた、本来剣を投げて外した場合かなりピンチになるのだが俺にとっては貴重な遠距離攻撃だ、そして俺は今その攻撃を出すべきと判断したスライムは触手でガードしようとしたらしいが抵抗むなしく剣はスライムに突き刺さった。
俺はスライムの体が崩れるのを確認すると素早く剣を回収し、もう片方のスライムに向かった構えをとった、慢心しなければ勝てる。
無事2匹目の倒し双子スライムを撃破した、
初めて単独スライムを撃破した時と同じく静かに勝利を噛みしめているとウィンドウが出てきた、
[チュートリアル3:クリア]
ウィンドウを閉じ俺はその場に座り込んだ、数々スライム達のと激戦を思い返し少し感傷的な気分になってしまった、数分ぼど座っていた俺は立ち上がりまだ続きがある道を改めて歩き始めた。
[チュートリアル:4 複数戦の復習
数が増えているので死角からの攻撃に気をつけよう]
俺の前には3匹のスライムがいる、
「さっき思い出に浸っていた俺がバカみたいだな」俺はそう言ってできる限りの抵抗をしたが、
三つ子スライムに殺された。
俺はその後千回ほど死んで三つ子スライムを突破し、
さらに続く道を進んだ。
普通の初期装備の場合スライム戦
こちらの攻撃は基本一撃
謎のプルプル攻撃:ダメージなし
触手攻撃:ダメージなし
体当たり:1ダメージ
普通は一回も死にません