24_ちょっとした日常
ちょこっと日常生活
ある男性がオフィスを忙しなく移動しながら人に話をかけ、また移動するを繰り返している。
「斎藤さん、お疲れ様です、進捗はどうですか」
『問題ないです。』
「では定時なの退社してください」
『はい』
「金さん、お疲れ様です、進捗はどうでしょうか」
『はい、スケジュールを前倒しできています。』
「それは素晴らしいですね、明日も引き続きお願いします」
「はい」
(以下英語)
「Hey,ボブ、トム」
『ボス、お疲れ』
【おっと、もうこんな時間か】
「進捗の報告をお願いします」
『ボスの無茶ぶりも、トムがしっかり解決したぜ』
【いやいや、ボブが居たから解決できました。】
「そうですが、詳しい説明は明日報告書を提出してください、今日はしっかり休んでください」
『ボスお疲れー』
【お先失礼します】
(英語終了)
「田中さん、お疲れです、進捗の報告をお願いします」
『え~と、今日の分の仕事が終わらなかったので残業をしたいのですが』
「ダメです」
『1時間だけでいいので』
「ダメです」
『30分』
「帰ってください、今の仕事は急ではないので、遅れは明日取り返してください」
『はい、わかりました、帰ります』
「お疲れ様です」
男性は一通り話かけ終わると自分の席に戻り、資料に必要な記述を終え身支度を整え席を立った、途中エレベーターホールで同僚と簡単な雑談をした。
『ボス、最近楽しさそうだけど、何かいい事でもあったのかい?』
「見てわかるものなんでしょうか」
『ああ、最近目に生気が溢れているぜ、女か』
「違いますね、たぶん新しく始めたゲームですね」
『ゲームか~、Meはやらないけど楽しいのか』
「やれば、わかりますよ」
『けどボス最近珍しく忙しそうだったけど、ゲームできてたのか』
「いえ、プレイできていませんでした、なので今日は久しぶりにプレイができます。」
男性は楽しそうに笑った。
『ボス、笑えるだな』
「私を何だと思ってるんですか」
『最新の仕事ロボット』
次はゲームに戻ります