22_運営
なろう系VR三大神器が一つ運営やっとやっとここまで来た。
とあるオフィスで一人の女性がパソコンである動画を見ている。
女性はすごくボリームがある髪の毛をポニーテールでまとめている、見ている動画は、あるプレイヤーのプレイを録画した物である。
この動画は運営が違反行動の確認やサービス向上のためにプレイヤーの戦闘などを一定期間録画している物だ、内容は先日初めて発見された隠しダンジョンのボスと一人のプレイヤーとの戦闘になっている。
女性は自分の担当の隠しダンジョンが攻略されたので、それの確認作業として動画を見ている。
女性は動画を終始不動で見ている、見終わると彼女はそそくさと報告の資料とプレゼン資料を作成し始める。
彼女は資料を作成し終わると、一人の男性に話かける。
「プロデューサー今よろしいでしょうか、隠しダンジョンについて話があります」
『ん?いいよ、なに』
「細かい調査結果は資料を送っているので、まずは参考資料の動画を見てください、話はそこからです。」
『分かった確認するね、どれどれ』
「見終わったらチャットで呼んでください」
『はいはいー』
以下プロデューサーの心の声
『え?この装備でいくの?』
『なぜ善戦してるの?』
『まさかゴブリンキングの心をへし折りやがった』
『なぜそのような外道行動を』
『覚醒キター』
『うわ、痛そう』
『やっぱり悪意はAIより人間のほうが上か、要検討』
『お、お、おおおお、勝ちやがった』
『え?、ドロップ品を破棄?、あ、墓ね』
『やめろー子ゴブリン』
『ふー、これはなかなか見れない戦いだったな』
「見終わりましたか」
『ああ、なかなか見応えがあったよ』
「では、プレゼン資料を見てください、ステージの修正案について説明します」
『どれどれ、面白うそうだな』
『OK、GOで人と時間はちゃんと俺が話通しておくから、修正はよろしく』
「はい、了解しました。」
こうして、運営スタッフによって初の隠しダンジョンは修正させることになった、当然ユーザーに秘匿した状態で実施された。
改修期限は72時間の隠しダンジョン公開までに成し遂げなければならない。
運営がんばれー