21_隠しダンジョン後
[狂者の覇気
レベルが下回る敵に恐怖を付与する]
主人公は描写はしてませんがレベルだけは高いです、ステータスは初期値ですか
俺は隠しダンジョンを制覇して、ダンジョンから出てきた。
「さて、疲れた」
俺はここ最近で一番の集中を発揮して、ゴブリンキングとの死闘を制覇した、だがそのせいかメッチャだるい、先ほどまでは脳内麻薬で何とかなってたみたいだが、それが引いた今は一気に疲れが出てきている、正直今すぐにでも寝たい。
しかしまずは操作しているキャラを安全な場所に移動しないと、ログアウト中にモンスターなどに襲われるらしい、なのでログアウトする時は村や仮拠点のテントを設置してからログアウトするのが推奨されている。
しかし疲れた、半端じゃないく疲れが来てる、すぐに寝たい、しかしそこらへんの雑魚キャラに殺されたら、ゴブリンキングに示しがつかない、あいつから守り抜いた命を雑魚に奪われるのは個人的に気に食わない。
意味はあまりないが、できる事なら次の強敵まで、この命は守り抜きたい、意地でも村に帰ろう。
ゴブリンの3匹と出くわしてしまった、キャラのステータス的には問題無いが、俺自身はほぼ瀕死状態だ、集中しろ相手の動きを読んで最小手で仕留めれば問題ないはずだ、「ッツ」頭の集中のスイッチを入れようとしたら、頭に鋭い痛みが短く頭に響いた。
ヤバいなこれは負けるかもしれない、やられたらごめんゴブリンキング、俺は戦闘の意思を見せるために形だけ戦闘武器を構える、しかしなぜか、ゴブリン達は俺をしばらく見た後にどこかに行ってしまった。
理由は分からないが今の俺には好都合だゴブリン達が気が変わらない内にさっさと村へ行こう、その後何回かゴブリンと遭遇したが全て最初と同じようにどこかに消えてしまった。
その後戦闘が発生する事のなく体感でゴブリン地帯を抜けスライム地帯に入ったが、なぜかスライムすら遭遇しなかった。
そのおかけで無事始まりの村に帰ってこれた、疲れた大した距離をただ歩いて来ただけなのに、とりあえず早くログアウトしたい、村の中ならどこでもいいだろう。
俺は村の入り口にの柵のそこそこ太い杭の所に倒れるように背中を預けるように地面に座りこんだ。
俺はログアウト操作をして、ゲームを終了した。
俺は機材を外し直ぐにベットにダイブした「あ~疲れた、けど楽しかったな」俺はその言葉を最後に眠りについた。