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ドMVRMMO  作者: 猫ズサー
チュートリアルステージ
22/30

18_決着_1

スキル:心眼

身体的感覚に頼らないで、心の目て物をみるスキル


+++2021/08/01

ゴブリンキングの大剣を受け止める所に一部修正を加えました。

俺がゴブリンキングを観察していると奴は自分の鼻を拳で潰した、俺はあまりの事に絶句していたが、俺は直ぐに悪い笑顔になった、だってゴブリンキングも笑っていたのだから、ゴブリンキングに何があったのか知らないがなかなか迫力のある顔だった、正直もう勝負ありかなとか思っていたが、まだまだ楽しめそうだな。


俺が悪い顔をしてると、ゴブリンキングが動いた大剣を両手で持ち構えた、構えは剣道で言うと事の一番基本の剣を体の中心に合わせて置く構えだ、ただ基本と違う点は、剣の位置が中段ではなく上段なのだ。


上段は確か攻撃の振り上げを事前にやっている構え、その分隙がデカくて防御が低い、確かそんな構え方だった気がするな、何を考えている、今のゴブリンキングには防御を捨てた攻撃の構えなど不向きだ、もう俺が近づいたことを気づくこともできないのに、例えばこんな感じに、俺はゴブリンキングの背後に回り込み突撃した。


ゴブリンキングは俺の突撃直後に動いた、大剣を縦に回して大剣を順手から逆手にし、横腹の横の位置に大剣を通した、結果俺の目前に大剣が迫ってきた、俺は足を止め、上半身を横に動かし大剣を躱した。


躱した後は後ろに下がりゴブリンキングとの距離を空けた、ゴブリンキングは俺が距離を空けると、先ほどと同じように上段の構えをとった。


ゴブリンキングは視覚、聴覚、嗅覚が潰れている、それなのになぜか俺の位置を正確に攻撃してきた、やり方は分からないが事実として俺を攻撃した、つまりこれは何かしらの方法で俺を正確に認識している、さてどのように突破するか考え物だな。


俺はゴブリンキングが謎の方法で俺を認識しているいじょう、それを明確に解明しないと対策ができないのだが、解明できない可能性が非常に高いそれは、俺にはあまり馴染みが無いが「スキル」だ、俺のライトノベル知識だと、取得すれば行動の補正または物理的にありえない事も自在に発生する事ができる、それが「スキル」だ、俺には馴染みがないがこのゲームはそれが普通に存在する。何せ俺も何故か取得したから、この事からゴブリンキングは何かしらのきっかけで新しいスキルを取得した可能性がある、または単にハッタリなのかは分からないがスキルだった場合俺はこのゲームのスキルに関しての知識が少ないので特定、対策ができない、つまり難しく考えても無意味な可能性がある、ならやる事は一つだ。


ゴブリンキングが覚悟を決めたんだ、俺も最後位正面から勝負してもいいかもな、俺はそう思うとゴブリンキングの正面に立った、そして一言「さぁ、最終決戦だかかってこい」。


俺が言葉を言い終わるとゴブリンキングは俺を両断するために大剣を振るった、ここで俺は確信する、やはり俺を認識している、先程の攻撃はまぐれではなかった。


俺は盾を使い大剣の先端を止めた、当然普通に受け止めるのではなく、盾を縦向き頭より上の位置に掲げて大剣が当たった、力を抜き盾を下に下げる、体もそれと並行して下げる、それを大剣が止まるまで行う、結果盾は地面に少し刺さりそれ以上進まなかったため俺は大剣と盾の縦幅の空間に生き残る事になった。


ゴブリンキングの認識方法が変わらないいじょう、少しでも誤認してもらう為に俺が大剣に無残に叩き潰されたと認識してくれた儲けだが実施に効果が有るかは不明だが、ゴブリンキングに大剣を振るわせたおかげで極小の隙ができた、今の俺にはそれも希少な勝機だ、俺は盾を外して盾を地面に刺さった状態にし大剣の隙間から這い出てゴブリンキングに向かって走った。


俺の計画はゴブリンキングの振り下げられた腕を登り顔まで行き喉を狙う、正直今の俺にはそのぐらいしか勝つ方法はないだろう、俺はゴブリンキングの手首の位置まで駆け寄った、幸いまだ状況が理解できていないのかゴブリンキングは動かない、ありがたく機会を頂く事にしたが、俺は嵌められていた。


俺が腕を上るために手を掛けた瞬間、俺は何も抵抗できずゴブリンキングに捕まってしまった、そしてゴブリンキングは腕を上げ俺を正面に自身の正面に来る位置に持ってきた、俺は正直何が起こったのか理解出来なかったが、ゴブリンキングの悪い笑顔を見て全てを察した、ゴブリンキングは最初から大剣で俺を仕留めよう考えておらず、俺がもっとの嫌う素手での決着を決めていたらしい、隙だらけの上段構えも攻撃後の硬直も全て俺から肉薄させるための餌だったわけだ、俺は見事に釣られてしまった。


俺は現状分析をしていると、体が上に持ってかれた、ゴブリンキングが腕を上げた為だ、いや正確には俺を地面に叩きつける為にふりかぶったのだ。


このままでは俺の血の花を地面に咲かせる事になるが、そんなのは嫌なので脱出させてもらう、俺は剣を逆手にしゴブリンキングの爪と肉の間に差し込み、てこの原理で爪をクイッと上げた、ゴブリンキングはたまらず俺を離した。


無事ゴブリンキングの拳から逃れた俺は現在空中にいる、振りかぶっている時に離されたからそこそこの高さにいる、おおよそ8mほどかな、あの一瞬でこの高さまで行く力を込めるとはやはりゴブリンキングの膂力は脅威だな、さてこの高さ正しく受け身を取らないと普通に死ねるが折角だから使わせていただこう、俺は体の重心を移動して数回回転して体の向きを整える、そして足を下に頭を上の体勢に持って行った、ついでに剣も構える、剣を体の中央に持ってき片手は逆手でもう片手は柄頭を抑えるように手を置く、これで落下の力を利用した突き刺す構えの基本はできたが、ここは少し欲張るか、構えた腕を後頭部の後ろに持っていき、顎を引き下を見る、最後に足をたたみふくらはぎで八の字を作りしばし落下した。


後は着地の瞬間だ、ゴブリンキングは俺の位置を知ってか知らずかその場から動いていない、そして俺は肉薄した、その瞬間背中と腹の力を使って剣を思いっ切りゴブリンキングのおでこに突き刺した。


「クソが」俺は思わず声が出てしまった、自分としては100点の攻撃だったが、まったく手応えがなかった、いや手応えはあったいやありすぎた、感触としてはデカい鉄の塊を攻撃をしたようだった、ゴブリンキングにダメージが入っているかは不明だ、なぜなら骨が砕けた音も血もほとんど出ていないからである、収穫としたは衝撃で盛大に痺れた両手だ、現実は非常だ既にゴブリンキングの攻撃が迫ってきている、しかも両手で掴みに来ている、俺は畳んでいた足でゴブリンキングの胸を蹴り、突き刺した剣を横にし両手をゴブリンキングの頭上に乗っける、そして蹴りで体を上に上げ腕で前に進める、要は跳び箱の要領でゴブリンキングの頭を乗り越えた。

続きは近いうちに書きます、きっと、たぶん、必ず(正面を見てない)

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